感謝や謝罪で「テキトーに」ができるホステスは何をやっても無駄

感謝や謝罪で「テキトーに」ができるホステスは何をやっても無駄
ホステスの接客

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

今や、ネットで多くの元ホステスさんがアドバイザーとして活躍しています。

その中には、残念ながら耳を疑うようなことを言う方もいるそうで、思わず「うーん」と唸ってしまうこともあります。

職場でも、似たようなセリフを聴いたことがあるかもしれませんね。

 

テキトーに、嬉しくなくてもありがとーって言っておけばいいのよ
テキトーに、ごめんねって言っておけば丸く収まるんだから

 

などなど。でも私、これってお客様をとっても侮辱しているように思います。思ってない謝罪や感謝はとっても失礼だし少なくとも私は全然嬉しくない。

男性は基本的に優しいので、いちいち言わないだけで、分かってます。特に人を見る目のあるお客様は、腹の中までしっかり見えているものです。

もっとも重要なのはお客様への謝罪

特に問題なのは、謝罪ですね。お客様が怒っていることに対して、「自分は悪くないのに!」と思うかもしれません。実際、そういうことはよくあります。

でも、現実にお客様は怒っているわけですから。経緯はどうあれ、「そこまで怒らせてしまったことに対しては申し訳ない」という気持ちが大事です。

仮にあなたのせいではなくても、そのお店で起きたこと、そのお店のスタッフがしでかしたことなら、心を込めて謝罪して損はありません。

お客様のそういった感情を受け止めることも、仕事のひとつだと思います。

お客様はホステスを怒り飛ばしたいわけではない

私も現役時代には、よくお叱りを受けました。本来ならママが受けるべきクレームもあったし、「そんなことまで面倒見ないといけないの?」と思うこともありました。

でも、お客様は、私を叱りつけたいわけじゃないんです。

行き場のない気持ちを分かってほしくて、私だったら聴いてくれるだろう、と信頼して心を開いてくださったのです。その信頼に応えることに、何の苦痛もありません。

また、私が代わりにお叱りを受けることで、後輩やヘルプの子達が直接叱られずに済むのなら・・・とも思っていました。

誰だって、お客様に文句を言われたくはありません。私がワンクッションになることで、そのお客様と女の子は、ぶつからずに済みます。

私のことだって、誰かがクッションになってくれたことがたくさんあります。お互い様、なのです。

感謝の気持ちがあれば謝罪にも心がこもるはず

そもそも論になりますが、お客様が怒るような場面は、そうそうありませんよね。

キャバクラ・キャバクラ系クラブなどではトラブルがかなり多いようですが、まともにやっているキャバクラ、まともな子がそろっているキャバクラなら、

「しょっちゅうお客様が怒っている!」

なんてことはないはず。クラブ・ラウンジ・スナックなら、なおさらです。

その環境を当たり前に思わず、感謝の気持ちを持って日々仕事に取り組めていれば、たとえお客様が怒ったとしても、謝ることに抵抗はないのでは?

むしろ、無意識に謝ってしまうと思うんですよね。「嫌な思いさせてごめんなさいね」って。

もしそういう気持ちにならないのであれば、よほど常識がないか、よほどお客様に対して心がないか、のどちらかだと思いますよ。

そういうホステスが「お客様に楽しんでいただくには」をどれだけ考えたところで、何も出てこないと思います。

まとめ

  • 自分が原因でなくても謝って損はない
  • お客様は分かってほしいだけ
  • 感謝の気持ちがあれば謝ることは苦にならないはず

男性であるお客様が、女性であるホステスに怒りを露にするということは、よっぽどのことなんですよね。

「そんなことで怒ってるの?」とこちらが思ってもお客様にとっては「そんなこと」ではないのです。ホステスは、カウンセラーでもあるのですよね、

「俺はこういうことが嫌だったんだ」とせっかく教えてくれているのだから、その気持ちに応えられるようなホステスになりましょう。

あ、もちろん理不尽でワケの分からない「俺と付き合わないとは何事だ!」みたいな怒りは論外です。

 

ホステスの心得

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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