色恋したくなかったらたった1度名刺をもらえなかった程度で諦めるな!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
色恋に嫌気がさして、キャバクラからクラブに移籍しました。が、新規のお客様に「お名刺いただけますか」と言ってももらえません。
その後もご来店されているお客様もいますが、私のことが気に入らなかったのだろうと思うと、連絡先を聞けずにいます。どうしたらいいでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
- 名刺をもらえなかった
- 再度「名刺ください」と言えない
- これまで名刺をもらう習慣がなかったのでどうしたらいいか分からない
という名刺関連の質問は、コンサルでもかなり多く寄せられます。私がいつもコンサルで言っている中から、カンタンな3つのポイントをお話しします。
「名刺をもらえる前提」の思考を捨てる!
まずは、『名刺ください→もらえる前提』という考え方を捨てましょう。このせいで、次の行動ができないのです。
『名刺をもらえなかったから怖くなった』のではないのですよ。
名刺をもらえる前提でいたのに断られた。「ください」と言えばもらえると思った。だから、再度声をかけることが怖くなった。これが、答えです。
大半のお客様は、営業をとても嫌うので、そうそう名刺は出しません。カンタンに名刺をくれるような人は、
- 誰にでも渡す人
- 色恋目的の人
- 対応する気のない人
- NOと言えない人
このどれかでしかありません。なので、結局名刺をもらえたとしても、
- ライバルが多くて来店させられない
- どうでもいいラリーに付き合わされる
- スルーされる
という状態がほとんどになります。
「お客様が名刺をくれない」といちいち卑屈に捉えるな!
お客様は、別に嫌がらせで名刺を出さないわけじゃないんですよ。お客様はお客様なりに考えていて、自己防衛の一環として、名刺を出さないのです。
それに対して「くださいって言ったのにくれなかった」って、どんだけ卑屈なんですか・・・と思います。
私だって、初めて行ったお店で初めて会った人に、何の目的もなく、何のメリットも感じず、名刺を出したりなんかしませんもの。
何に使われるのかも分からないし、またここに来たいとか仲良くしたいとか、何も思ってない段階だったらなおさら「なぜ?」となる。
名刺を出すメリットが感じられない限り、お客様は、基本的にお名刺は出しません。ひねくれたホステスだと、
とか言ってますけど、違いますよ。「名刺を出してもいい」と思えるものがないんです。
私だって「名刺を出すメリットがない」と思われたら、そこで終わりです。
そのメリットを作って、見せて、感じてもらうのがあなたの仕事でしょ?「くれる前提」で受身の姿勢で、仕事してないだけですよね?
後からお名刺をいただける場合もたくさんある!
お客様がお名刺を出さない最大の理由は、デメリットしか感じないからです。営業をかけられる、それ以外に何もない。
あなたにとってそのお客様は1人でも、お客様にとってあなたは、その他大勢のホステスの1人に過ぎません。
つまり、その場においては「名刺を出してまで付き合う気はない」と意思表示されたということ。
でもね、最初に名刺を出さなかったお客様でも、楽しかったら帰りにさりげなく渡してくださったりするんですよ。
本当に忘れただけ、切らしているだけの人もいる。その場合、お付き合いする気持ちを持っていただけていたら、わざわざ持ってきてくださったりします。
私だって、「出会って4~5年経って初めてお名刺をいただいた!」というお客様もいます。ママになって初めてお名刺をいただいた、とか。
そういうものなんです。だから、色恋したくなかったら、たった一度名刺を断られたくらいで心折れてたらダメです。
『お名刺をいただけない=気に入られなかった』ではなくて、あなたがあなたの価値を、ちゃんとお客様に提示することができなかっただけ。
だったらせめて、その場で精一杯接客して、次のチャンスに繋げる何かを得ましょう。
まとめ
- 名刺はもらえないのが当たり前
- もらえたらラッキー!
- 上記の心構えを前提に、もらえるよう努力する
この3つが、最大のコツです。
だから「名刺もらえない程度」で、落ち込まないメンタルを作ってください。「どうしたらもらえるか」を徹底的に考え抜ける強さを持ちましょう。