「お客様を呼べない私には価値がない」
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
多くのホステスは、
- 自分自身の存在価値
- ホステスとしての存在価値
この2つを同一視する傾向にあります。中でももっとも多いのは「お客様を呼べない私には価値がない」という考えです。
これは売れないホステスに限らず、売れっ子ホステスでも囚われがちな思考で、こじらせるとうつ病を発症したりします。
本当は色恋なんかしたくないのに色恋を続けている、続けてしまうあなたも「お客様を呼べない私には価値がない」と思っているからではないでしょうか。
そんなことを感じながら仕事をするって、とても苦しくないですか?あなたを苦しめている原因は、あなた自身の思い込みかもしれません。
5つの質問を自分自身に問いかけ、チェックしてみましょう。
思考の癖をチェックする5つの質問
自分が当たり前のように考えていることに、疑念を吹きかけてみましょう。
- その考えは、事実に基づいているか
- その考えは、命や健康を守るのに役立つか
- その考えは、大切な目標の達成に役立つか
- その考えは、問題や悩みの解決に役立つか
- その考えは、心地よい感情をもたらすか
意図的にこのチェックができるとベターではありますが、むずかしいと思う場合は、
『どうしてこんなふうに考えてしまうんだろう』
という感情が湧いたときに、自分に問いかけてみてください。答えがNOであるなら、それはあなたに必要のない歪んだ思考の癖ということです。
思考の癖を手放すためにパラダイムゲームを実施する
歪みに気付いたら、パラダイムゲームをやってみましょう。同じことが起きたとき、
- あなた以外の人は、どう考え、どう行動するか
- あなたの巨人(師匠・メンター)は、どう考え、どう行動するか
を考えてみます。人の思考を借りて、自分に必要な思考習慣を取り入れて、行動を変えていけるようにしましょう。
あなたの思考の癖が未来を創る
あなたが歪んだ思考を握りしめている限り、未来はその通りになります。
「お客様を呼べない私には価値がない」と思い込んでいるホステスは、他客の席で遠慮したり、腰が引けたりします。
その結果、仕事にならないので、本当に価値のないホステスになるのです。
「私はダメな人間だ」と思い込んでいると、本当に『ダメな結果』ばかり生み出して周りの評価も『ダメな奴』になります。
「私には価値がない」と思い込んでいると、稼ぐ行動を取れず本当に稼げません。
あなたの思考が、あなたの人生を形作っていくのです。だからぜひとも歪んだ無駄な思考は、手を尽くせる限り手放してください。
まとめ
- 自分が当たり前だと思っている思考を疑ってみる
- 自分が当たり前だと思っている考え方に5つの質問を自問自答してみる
- 他人の思考を借りて今までとは違う思考と行動を取り入れる
売上が出せないことは、確かにホステスとしては肩身が狭かったり、プレッシャーになったりしますよね。
でも、売上がないからといって、あなたの価値は何も変わりません。
売上が1億あるホステスは、確かにお店にとって価値ある存在です。でも、その売上はヘルプホステスたちによって支えられている部分も大きいのです。
売上がないから私は価値がない、売上がないから私はお店に貢献できない、売上がないから私は役に立たない、それは間違った考え方です。
まずは、その歪みを手放していきましょう。
ホステスの心得