話下手ホステスが上手にお客様と会話をする方法
こんにちは!高級クラブ元No.1ホステスの芹沢みおです。
高いコミュニケーションスキルが必要なホステスというお仕事。しかし、「ホステスだけど、話下手なんだよなぁ」と悩んでいる方はたくさんいますよね。
話下手ホステスのほとんどの方は、「ホステスだから自分が話さなきゃ!」と感じ、焦っていると思います。実は、これは間違った思考。
お店での主役は「お客さま」です。そう!ホステスは会話技術より「相手に話させる技術」が必要なのです!
相手に話させることは話下手ホステスでもできます。本日は、話下手ホステスが上手にお客様と会話をする方法を伝授します。
話下手ホステスはまずは見た目を完璧にしよう
トークスキルを学ぶことは簡単ですが、とはいえ多少の時間がかかります。
そのスキルを磨いている期間に容姿もいまいちでしたら、ゼロヘルプどころか「クズホステス」になってしまいます。
ですので、話下手という大きなハンデがあるホステスは、髪、メイク、爪、手足のケア、仕草、表情、どれも完璧にしましょう。
美しさと品格を保っていれば、まずはお店に在籍はしていられるので安心してください。
ただ綺麗な置物はいずれゴミになるので、やはり話下手を改善していくことは必須事項です。具体的な解決策をご紹介していきますね。
話下手ホステスはクローズドクエスチョンばかりしている
質問は、
- オープンクエスチョン
- クローズドクエスチョン
に分けられることはご存じですか。話下手ホステスを観察すると、会話の軸がクローズドクエスチョンであることがほとんどです。
クローズドクエスチョンは基本的に「はい」「いいえ」で答えられる質問なので、どんなに頑張っても会話が広がりません。
また、クローズドクエスチョンは商談等に有効な話術なので、圧迫感を与えますし、楽しくないです。
唯一ホステスがクローズドクエスチョンをしていいと感じるのは、同伴の約束ですね。
控えめなお客さまで自分から誘って来ない、でもお金はおとしてくれる。このような場合はクローズドクエスチョンで同伴の約束をしていくことが有効です。
同伴以外はホステスはひたすらオープンクエスチョンをするようにしましょう!
オープンクエスチョンは会話を広げる質問法で「お客様を話させる」ことができます。
このオープンクエスチョンに丁寧な傾聴(共感+オウム返しが有効)と、お客様の回答から次のオープンクエスチョンを作っていくと、自然と話下手ホステスでも会話が途切れることがなくなります。
話し下手ホステスでもできるオープンクエスチョンの仕方
ここまで読んでクローズドクエスチョンがホステス業はNGなことは理解したけれど、
と話下手ホステスの方は思っているでしょう。
オープンクエスチョンはとても簡単。学生時代に皆、習いましたよね?「5W1H」を使った質問をすればいいのです。
- Who (誰が)
- What (何を)
- When (いつ)
- Where (どこで)
- Why (なぜ)
- How (どのように)
これらは全て回答の幅が広がり、且つ内容の深堀りができるので、必ず使ってください。
1つの話題でも「5W1H」をフル活用すると、かなり長時間話すことが可能です。
Whyの「なぜ」を使用したいときは「Why」がポジティブな質問かどうか、1度考えてから使うようにしましょう。
「なぜ」は言い方によっては反発に聞こえることがあるからです。
ですので「なぜ」の後には「すごい」「楽しい」「勉強になる」等のお客さまの心を満たす言葉を必ず付け加えると良いですよ♪
まとめ
- まず見た目を完璧に!
- クローズドクエスチョンは使わない!
- 「5W1H」を意識する!
いかがでしたでしょうか。話下手ホステスは特別な話術を学ぶのではなく、世の中の「営業の基本」さえ学べば上手にお客様と会話ができるとわかりましたか?
いきなりはトークスキルは上がりませんが、今日お伝えしたことを実行し、笑顔でいることを忘れなければ、必ず話下手は卒業できます!
地道にコツコツ頑張っていきましょう。
ホステスの心得