『思考の癖』の正体と改善ステップ

『思考の癖』の正体と改善ステップ
売れるホステスのつくり方

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

あなたは『思考の癖』という言葉を
聞いたことがありますか?

心理学に少しでも興味があれば
見聞きしたことがあると思います。

『心の癖』『考え方の癖』
とも呼ばれますね。

本記事ではこの『思考の癖』の正体と
『思考の変え方』について
実体験を交えながら解説します。

  • がんばりたいのに行動できない
  • ちょっとしたことで落ち込んでしまう
  • 何か問題が起きるとすぐに躓いてしまう
  • 自分なりの意見はあるのに周りの意見に流される
  • 本当は嫌なのにNOと言えない
  • 思い通りにいかないとイライラが止まらない
  • 物事を極端に捉えて失敗することが多い

などの問題を抱えているホステスさんは
是非繰り返し読んでください。

『思考の癖』は変えられる

結論から言うと、
思考の癖は変えられます。

人は誰しも1人で考えていると
否定的に考えるようにできています。

これは元々、
脳に備わっている防衛本能なのですね。

自分を守るために『分からないもの』に
対して否定的に捉えるよう
作られているのです。

まずはこれを受け入れることが大事。
その上で、もう一度読んでみてください。

自分を守るために『分からないもの』に対して否定的に捉えるように作られている

つまり、
否定的に捉えることが問題なのではなく
『分からないこと』が問題ということ。

ここが解決すれば、
思考の癖は変えられるのです。

『思考の癖』の正体は習慣だった!

この記事でも『思考の癖』と
繰り返し書いていますよね。

癖とは?

  1. ある人が無意識的にしばしば行うちょっとした動作。
  2. 普通とは異なった特徴。
  3. やわらかい物に残った曲げあと。
  4. そうでありながら。
  5. きまり。習慣。
  6. 欠点。

『癖』とは|Weblio辞書

分かりますか?

つまり思考の癖とは、
『長年の習慣の結果』ということです。

  • 家庭
  • 学校
  • 職場

などの、環境で培った経験の中で
『そういう考え方の習慣がついた=
思考の癖』
ということ。

思考の癖=髪の毛の癖と同じ!?

別のことでたとえるなら、
髪の分け目と同じです。

いつも同じところで髪を分けていると、
そこに癖がついてしまい、自動的に
そこで髪が分かれるように
なりますよね。

その分け目を変える、となると、結構な
労力と工夫が必要になるはずです。

その分け目あたりにつむじがあれば、
なおさら手がかかりますよね。

でも、毎日髪を乾かす際に、

  • 意図的に分け目を変えてセットする
  • ヘアピンで留めてクセづける

などを繰り返しているうちに、
だんだん分け目を変えることが
できるようになっていきます。

また、髪を伸ばすことで重さが増し、
その重さを利用して分け目を
変えることもできますよね。

思考の癖も、まさにそれと同じです。

強固な思考の癖があるということは、
癖の強い髪の毛みたいなものですね。

思考の癖=髪の毛の癖ならどう対処する?

もし癖の強い髪の毛だったとしたら、
あなたはどうしますか?

自由に理想のヘアセットができるように
いろんなヘアケア用品を試したり、
いろんなやり方を工夫して試したり、
美容院でコツを教わったりしませんか?

それでもダメなら縮毛矯正したり、
癖毛が目立たないようカットして
みたり、あえてパーマをかけてみたり
しますよね。

間違っても、

  • 癖毛の私は無価値だー
  • 癖毛の私は無能だー

とは思わないですよね。
(思う人もいるかもしれませんが・・・)

思考の癖も
これと同じように考えれば良いのです。

自由に理想の考え方ができずに行動に
ブレーキをかけてしまうのであれば、

ナンバーワンホステスになるには?マル秘最短ルートを大公開!

にも書いたように、
モデルの考えを知って、
どんどん取り入れていけば良いのです。

ただ『思考の癖=髪の毛の癖』なので、

  • 手間暇がかかる
  • 時間がかかる
  • 最初は思うようにいかない
  • 場合によってはお金がかかったりする

という点も、まったく同じ。
これを頭に入れておくと良いですね。

私も思考の癖を変えた1人です

かく言う私も、
思考の癖を変えた1人です。

もちろん全部が全部、180度
変わったわけではないですよ(笑)

でも昔は今よりもずっと多くの
『行動の妨げとなる思考の癖』を
私も持っていました。

中でも強かったのは、この3つ。

  • 何をやっても無意味
  • 何を言っても無意味
  • 誰も助けてはくれない

私は育った環境で
これらを培ってきたのですね。

何を言っても殴られる、何も
言わなくても殴られる、何をやっても
殴られる、そういう私を助けてくれる
大人はいない。

そういう子ども時代を過ごして社会に
出た当時の私は、

  • 生きるためだけに働く
  • 無気力・無感情
  • たまに感情が湧くとしたらすべて怒り

という状態でした。怒りの根底には、

 

玲那
玲那
私の人生に何か
してくれるわけでも
ないのに偉そうに
指図するな!

 

みたいな感情があったと思います。

その思考を変えるきっかけと
なったのは、師匠の存在。

彼から言われた、

おまえに何かあったら絶対に助けてやる。でも四六時中一緒にいてやれるわけじゃない。何かあったとき、自分でその場を切り抜ける術を持て。俺の手の届くところまで帰って来い。絶対に助けてやるから。俺がいないと何もできないような女になるな。

このセリフが
一番大きかったと思います。

危うくママに売り飛ばされる!?事件

あるとき、ママの顧客だった学校教員に
力ずくでホテルに連れ込まれました。

営業時間内の出来事でその男はママに
「ちょっと借りるよ」と言い、ママは
即答で明るく「どうぞー」と言い、
タクシーに押し込まれました。

ホテルが見えたとき、
『ママに売られた!』と思いましたね。

相手はかなり大柄だったので、
抵抗するも腕力では一切敵わず。

タクシードライバーも面倒くさそうな
顔で冷ややかにドアを閉め、
去っていきました。

引きずられるように部屋に連れ込まれ、
重たいドアが『ガッチャン!』と
閉じたとき、

  • 逃げられない(抵抗しても無意味)
  • 誰も助けてくれない
  • しょせん私の人生こんなもの

と思いました。

諦めかけたとき、偶然室内のTVで、
師匠の勤める会社のCMが
流れたんです。

そのときに、上記の

 

師匠
師匠
俺の手が届くところまで
帰って来い

 

というセリフがふと頭をよぎりました。

「無意味じゃない、考えろ!」
「とにかくここから出るんだ!」

そう自分に言い聞かせ、従うフリをし、
油断して男がシャワーを浴びに行った
隙にフロントへ電話して
逃げ帰りました。

これが私の、忘れもしない一番最初の、
『思考の癖』に変化が起きた瞬間。

髪の毛にたとえるとしたら、
強力な縮毛矯正だと思います(笑)

自分にどんな『思考の癖』があるのか?を知ること

私はなかなかの圧がかかって思考に
変化が起きましたが、こんなに負荷を
かけなくても思考の癖は
変えていけるものです。

思考を変えるには、『自分がどんな
思考の癖を持っているか?』を
知ることがとても重要になります。

先述した『髪の分け目を変える』という
たとえで言うなら、『どこで分け目の
癖がついているのか?』を
探す作業ですね。

まずは『分け目の癖』を
見つけましょう。

日記をつける&読み返す

思考の癖を見つけるには、日記をつけて
少し時間を空けて読み返すことです。

『考えたこと』を書いても良いですが、
それ以上に重要なのは、その出来事に
対してどう反応したか、です。

たとえば、お客様から「ブス」と
言われたとします。

「この人はどうして
こんなことを言うんだろう・・・」

これは、考えたこと。

「こんなこと言うなんて最低!」

これは、他者批判。そうではなくて、

  • 傷ついて落ち込んだ→外見のことを言われると私は自動的に落ち込んでしまうのかもしれない
  • ムカついて相手を睨んだ→外見のことを言われると私は反射的に怒りが湧くのかもしれない

これが『思考の癖』です。

善悪や正誤ではなく意図せず反射的に
起こる反応が自動思考。

なので、
それを探すように読むと良いですね。

そのためにもまずは
『日記をつける&読み返す』
これを習慣にすると良いでしょう。

まとめ

  • 思考の癖は髪の毛の癖と同じ!
  • 思考の癖=習慣、習慣を変えれば変えられる
  • 自分の思考の癖を知ることが最初の一歩

 

髪の毛の癖のたとえからしても、
長年癖づいたものを変えるには
ある程度の時間と手間がかかることは
ご理解いただけたと思います。

分け目を変えようと必死になっても、
髪が元の分け目に戻ろうとする力の
ほうが最初は強かったりしますよね。

それと同じで人の思考も変えようとして
すぐに変わるものではありません。

変えようと必死になっても、
元の思考に戻る力が働いて
気付いたらまた同じ思考になってた!
ということが起きるはずです。

その思考の癖が強ければ強いほど、
戻ろうとする力も強いはず。

そういうもの、と思っておくと良いです。

人間の体は
『元に戻る力』が強いですからね。

そのおかげで怪我や病気をしても
自動的に回復しようと働いてくれますが
変えたいものを変えるときにはこの
『元に戻る力』はなかなか厄介です。

そういうもの、
と思っておくと良いです。

髪と同じで『なかなか手強いな
コノヤロウ』くらいの気持ちで
取り組みましょう(笑)

 

「自分の思考グセがわからない」

などのお悩みがありましたら、
遠慮なくご相談ください。

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真剣に回答します。

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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