あなたはどっち向き?キャバ嬢とホステスの違いと相性を大解剖
こんにちは!高級クラブ元No.1ホステスの芹沢みおです。
キャバ嬢とホステスはどちらも同じ水商売ですが、仕事内容やターゲット層が全然違います。本日は改めて「キャバ嬢」と「ホステス」の仕事の違いをご紹介いたします。
今、水商売をしていて結果が出ない方は、もしかしたら働くフィールドを間違えているのかもしれません。
キャバ嬢向きな子、ホステス向きな子についても詳しく説明していくので、自分はどちらに向いているかよく考えてみてくださいね!
この記事の目次
キャバ嬢とホステスの違いは個人プレーかチームプレーかである
キャバ嬢とホステスは売り上げの作り方が全く違います。
キャバ嬢は基本的には個人プレー。自分で指名をとって、お客様を楽しませます。卓が被った時などはヘルプを使いますが、基本は全て個人プレー。それがキャバ嬢の世界です。
一方、ホステスはチームプレーで売り上げを作ります。指名をいただいている(お客様の)「係」を複数の「ヘルプ」が支えます。
そしてキャバ嬢ではご法度の、ヘルプの子が指名のお客様と連絡先交換OKなことも大きな違いです。まぁ、売り上げは係のものになるんですがね。
チームプレーが苦手な子は、キャバ嬢のほうが向いているでしょう。芹沢も一匹狼タイプだったので、はじめはキャバ嬢からスタートしました。
キャバクラはみんなキャスト!クラブにはママがいる
クラブにはママがいることも特徴です。ママは経営者だったり、長く務めた女の子だったりと様々ですが、クラブはママから教育を受けながら育っていく場所です。
一方、キャバクラはみんながキャスト。ママはいません。しかし最近は「プロデューサー」「ディレクター」など人気嬢に役職をつけるのことが流行っていますね。
しかし、ママのように丁寧に新人教育をするといったことはほぼないのが実状です。
キャバ嬢とホステスは人気が出る子が違う
キャバ嬢とホステスは、人気嬢のキャラクターが違うことが多いです。
芹沢は先程、水商売デビューはキャバクラとご紹介しましたが、元々の性格が社交的ではないので、個人プレーのキャバ嬢でいるほうがラクだったのですが、売れるキャバ嬢向きの要素が少ない事を理由にクラブホステスに転向しました。
場所を変えると収入が跳ね上がったので、キャバ嬢かホステスかを選ぶ際は真剣に自己分析をしてみてくださいね。
キャバ嬢とホステスは好まれる見た目が違う
キャバ嬢は圧倒的に派手顔が有利です。人気が出てくると整形をする子も多いですし、キャバ嬢にハマるお客様は整形顔が好きです。また、高身長のモデル体型の子も非常に有利です。
「摂食障害を抱えてるのかな?」という位痩せている子が好まれます。
逆にホステスは派手顔の子より、綺麗、可愛い子が好まれます。整形美人より天然の綺麗さと上品さを求められます。
体型はクラブ移籍当初、芹沢はガリガリだったのですが、お客様ほぼ全員に「太りなさい」と言われたので健康的なスリム体型が好まれるでしょう。
クラブにもそれぞれ特徴があるので一概に身長関係なしとも言えませんが、少なくとも、キャバクラよりは身長で人気が左右される可能性は低いです。
芹沢は身長が140cm台なので、キャバクラからクラブへ移籍する際、何箇所か面接に行き、ママや女の子の容姿をチェックしてから入店を決めました。
まぁ、でも結局は圧倒的な強みがあれば、どんな場所でも売れる子は売れるんですけどね。しかし、より有利なフィールドで働くことはストレスが減るので、ぜひ勤務場所の比較検討は行ってみてくださいね。
キャバクラとクラブはお客様の層が違う
キャバクラとクラブでは、お客様の層が全く違います。
キャバクラは高級キャバクラを謳っているところでも1番多いお客様の層はいわゆる「輩系」が多いです。また、ベンチャー企業社長などもキャバクラが好きです。
このようなお客様はお金を落としてくれますが、接客が「ノリ重視」の子でないと売り上げを作ることが厳しいです。一気飲みやゲーム等を好む傾向もあるので、テンションを上げた接客が得意な子はキャバ嬢向きです。
また、おじさん受けが悪い子。若いお客様が多い子も確実にキャバ嬢向きです。
クラブの場合、一見さんお断りの店が多く、店自体が落ち着いています。キャバクラに比べてクラブで遊ぶのにはお金がかかるので、お客様の年齢層も高くなります。
落ち着いて話をしたい方がほとんどなので、「ノリ」はまず通用しません。経済の話にもついていける地頭の良さや努力が必要です。
中にはいわゆる「クソ客」もいますが、クラブのお客様は人として尊敬でき、ホステスというより人として会話ができる方が多いので、
- 落ち着いたトークが得意な方
- おじさん受けがいい方
- 経済に興味関心が高い方
はクラブが向いていると思います。
キャバ嬢とホステスは給料体系が違う
キャバ嬢とホステスは、給料体系が大きく違います。
キャバ嬢は基本的には時給制なので、はじめて水商売の方にはわかりやすくておすすめです。時給に指名やドリンク、ノルマ達成などで収入が上がっていくシステムです。
売り上げが多い子は売上制に変える等、イレギュラーもありますが、基本は「キャバ嬢=時給」という認識でOKです。
ホステスは日給制を導入しています。保証日給3万~といった数字を見るとその額にときめく方もいるかもしれませんが、ここからヘアメイク代も引かれ、ノルマが達成できないと更に金額は下がっていきます。
稼げる女性と稼げない女性の差はクラブの方が大きいです。
まとめ
本日はキャバ嬢とホステスの違いをご紹介しました。自分がどちらに向いてるかがわかりましたか?
キャバクラもクラブも経営者、地域によって好まれる女の子のキャラクターや接客は多種多様なので、「売れない=水商売に向いてない」と考えることはもったいないです。輝ける場所を探してみましょう。
今回はキャバ嬢とホステスの比較でしたが、どちらも向いていない方が、「スナックなら楽しく働けた!」という例もあるので、水商売で生きていくと決めた方は全てのジャンルの水商売について調べてみてくださいね。
自分に合ったフィールドで皆様が輝けるよう、願っています!
ホステスの心得