7割のホステスが失敗する!?お客様への営業LINEの頻度と注意点

7割のホステスが失敗する!?お客様への営業LINEの頻度と注意点
ホステスの営業

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

「がんばっているのに、お客様が増えない」

売上を上げるためには、見た目やトーク力を磨いたり、教養や知識をつけたりと、方法はさまざまです。

しかし、普段から努力しているのに結果が出ない人は、間違った営業LINEを送っているかもしれません。事実、ホステスさんたちのお悩みでも、

 

 

ホステス
ホステス
どういう内容のLINEを送ればいいのかわからない
「マメに連絡しろ」と指導されるけど、実際にどれくらいの頻度で連絡すればいいのかわからない
ホステス
ホステス
ホステス
ホステス
頻繁にLINEしていたせいか、ブロックされた
お客様から『営業の連絡ならいらない』と言われてしまった
ホステス
ホステス

 

などの声がたくさん寄せられます。

そこで本記事では、営業LINEの基本、最適な営業LINEのタイミングや頻度、やってしまいがちな失敗などをお話しします。

そもそも「営業LINE」の目的とは?

営業LINEの最大の目的は、

  • お客様にリピートしていただくこと
  • お客様の来店回数を上げること

です。LINEは、一度来たお客様へアプローチでき、あなたの売上に直結するツールです。営業LINEの理想のゴールは、

 

お客様
お客様
いつも連絡くれるし、今日は行ってあげよう
お客様
お客様
どうせなら、あの子の店で飲もう

 

と、お客様に思ってもらうこと。そのため、売れるホステスはマメな性格であることが多いです。

たとえば、月に1回のお伺いは必ず送り、そこからリサーチした情報をもとに、

 

〇〇さんがおすすめしてくれた映画、すごくおもしろかったよ
今週は出張って言ってたね、無理しない程度にがんばってね!

 

など、お客様の状況に合わせてLINEを送ります。

月に1回のお伺いLINEをどう書いたらいいのかわからない場合は『お伺いメール・LINE・SMS例文まとめ』に、いろんな例文を載せてあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

嫌われてしまう営業LINEとは?

営業LINEは、『営業』と思われては効果がありません。

 

お客様
お客様
この子は仕事でやってるんだな
お客様
お客様
そんなに売上がほしいのかな

 

と思われないようにしましょう。そのためにも、

  • 来て来てLINE
  • 定型文
  • コピペ

などの、直接的な営業や誰にでも送っていそうな内容は避けるべきです。

来て来てLINE

『来て来てLINE』とは、読んで字のごとく、「お店に来て」と送ることです。たとえば、

  1. 今週は〇日と〇日が出勤日です、よかったら来てください。
  2. お元気ですか?最近お顔を見れていないので心配です。よかったらお店に顔出してくださいね。

などのメッセージはまさに『来て来てLINE』ですよね。

1の出勤日のお知らせは、LINEのタイムラインやInstagramなど、多くの人が目にするであろうツールで投稿すればいいことです。

2の「お元気ですか?」系は、わざわざ「お店に顔出して」と書くことで営業感が出てしまい、とてももったいないと思いませんか?

 

お元気ですか?
季節の変わり目なので、体調を崩しているのでは・・・と心配です。
手が空いたときでいいので、たまにはご連絡くださいね。

 

のほうが、まだ営業感が薄れますよね。

定型文LINE

売れないホステスに多いのが、定型文化しているLINEです。たとえば、

こんにちは。
今日はお天気がいいですね。
最近私は〇〇にハマっています。
〇〇さんも体調に気を付けて、お仕事がんばってくださいね。

こんにちは。
今日は雨ですね。
今日は朝から大掃除をしました。
〇〇さんも風邪など引かないように、お仕事がんばってくださいね。

 

など、いわゆる『日記』のようなLINEですね。これはもう、最悪です。

よほどヒマなお客様か、あなたのことが好きなお客様か、かなりマメなお客様でない限り、読む気にすらなりません。

こういうLINEは芸能人レベルでないと好まれないので、避けたほうが無難です。

コピペLINE

コピペLINEとは、文章をコピーして複数のお客様へ送ることを言います。

誤解しないでいただきたいのですが、『コピペそのものが悪い』というわけではありません。コンサルでも、

 

玲那
玲那
毎月送る月1のお伺いLINEは、全員同じ文章でOK

 

と教えています。コピペでも、レスポンス率が上がったり、来店につながったりなどの反響も出ています。それに、基本的にお客様は、

  • ホステスは全員に同じ文章を送る
  • ホステスからの連絡は営業

とわかっています。だからこそ、

  • コピペだとバレバレな文章
  • あからさまに営業だと感じさせる文章

がよくないのです。たとえば、先ほど例にあげた、

お元気ですか?
最近お顔を見れていないので心配です。
よかったらお店に顔出してくださいね。

のような文章は、あからさまにコピペ感や営業感がありますよね。どの季節でも、どんな状況でも、誰にでも送れるし、誰が送っても大差ない文章です。

それなら、桜の写真を添付して、

その後お変わりないですか?
決算時期でお忙しいのではないでしょうか。
束の間でも心の休息になれば嬉しいです。

と送るほうが、まだ喜ばれるのではないでしょうか。

日ごろからコツコツと

日ごろからコツコツと連絡を取って、「単なるお客様とは思っていません」と特別感を演出することが大切です。

といっても、むずかしく考える必要はありません。お友達や恋人と連絡を取る感覚で、他愛ないやり取りをすればいいのです。

たとえば、月に1度のお伺いLINEを送ると、お客様が何かしらお返事をくださいますよね。

それに対して返信をしていくだけでも「コツコツ」のひとつ。それ以外では、

  • お客様の会社のTVCMが新バージョンになった
  • お客様の会社から新しい商品が出た
  • 経済新聞でお客様の異動情報を知った
  • お客様が好むであろうお店を見つけた
  • お客様からすすめられたものを見聞きした

など、アンテナを立てていれば、いくらでも連絡するタイミングはあります。『コツコツ連絡』をむずかしく感じてしまう原因は、

  • お客様の情報が圧倒的に少ない
  • お客様との会話の中で情報を拾えていない

このどちらか、です。まずは、営業日誌を見直したり、お姉さんやママにたずねたりして、情報収集しましょう。

営業LINEの最適な「頻度」とは?

お客様への連絡頻度は、メールが主流の時代から問題視されてきましたが、結局のところは『お客様次第』です。

毎日連絡を取りたいお客様もいれば、来店や同伴前に連絡が取れればいい、というお客様もいますよね。

なので、基本的にはお客様のペースに合わせてラリーをすることになります。目安としては、ラリーの最後が自分になるように常に意識しておくことです。

でも、1人のお客様が1日に何度もラリーが続く状態だと、他の仕事が滞ってしまいますよね。

1人ならまだ付き合えますが、売れていくにつれて何十人、何百人と増えていくと、とてもじゃないけど仕事が追いつきません。

そうならないためにも、ある程度はこちらがLINEの頻度をコントロールする必要があります。

  • これからミーティング
  • これからエステに行く
  • これから映画館に入る
  • 今から電車に乗る

など、『スマホを触れない状況になる』という点を伝えて、LINE頻度を下げていくのもひとつの方法です。

営業LINEの最適な「タイミング」とは?

ホステスの業務として、

  • 来店直後 or 翌日のお礼
  • お客様の誕生日などのお祝い

の連絡はマストです。それ以外は、頻度と同様にお客様の仕事や生活リズムに合わせましょう。お客様への連絡で避けるべきポイントは、

  • 休日(土日祝日・年末年始)
  • 自宅にいる可能性が高い時間帯(例/20:00~翌8:00の間)
  • ご家族と一緒にいると分かっている日時

です。一般常識で考えれば、連絡していい時間帯などは分かるはずです。

『ホステスならいつでも自分の都合のいいタイミングでお客様に連絡していい』ということにはなりません。

ホステスである前に社会人ですから、一般常識は守りましょう。

もちろん、お客様からOKをもらっている場合や、連絡日時に指定がある場合は別です。

それ以外はすべて『一般常識で許される範囲』を目安に、連絡をしましょう。また、普段は一切連絡しないのに、

  • 自分が出勤する日
  • 自分のノルマがこなせないとき
  • イベントがあるとき
  • 営業時間中

などにだけ連絡をする、というホステスもいますが、これも最悪です。どんな文章を送ろうと、営業感しか感じません。

『コピペ感』や『営業感』を出さずに、日ごろからコツコツと。これを徹底的に守るようにしましょう。

まとめ

水商売における営業LINEのポイントは、

  • リピートと来店頻度の向上が目的
  • お客様に「営業」と気付かせない
  • 頻度やタイミングはお客様のリズムに合わせる
  • 来店のお礼や誕生日などのお祝いは「マスト」

です。「お店に来て」というのは押し売りであり、営業LINEではありません。

日ごろから連絡を取って、「いつも連絡をくれるし、そろそろ行こうかな」と思ってもらうことが大切です。

そのためにも、お客様のお仕事や生活リズムに合わせて、あなたに会いたいと思ってもらえるLINEを心がけましょう。

私が実際にお客様とLINEのやり取りを再現した記事もあります。

お客様と交わした超絶くだらないDAIGO式言葉遊び

「こんなに軽いやり取りでいいんだ!」と、ハードルが下がると思うので、ぜひ読んでみてください。

 

ホステスの心得

【質問し放題!】いつでも LINEコンサル (Twitterヘッダー)

Zoom心得座学

マンツーセッション

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

960,771 views

ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴13年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

プロフィール

谷あきら

63,476 views

水商売歴6年。ボーイや客引き、スカウトを経て、現在は関西のキャバクラでマネージャーとして在職中。趣味は、ノープランの1人海外旅行。過去には、タイ旅行に出かけ...

プロフィール

関連記事一覧