ホステスの禁句ワード「悪口」!会話に困っても悪口を言ってはならない3つの理由
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
お客様と会話をしていると、悪口を聞くことがあります。
「会社の〇〇はホント××なんだよね」
「〇〇って、イヤな奴だよ」
などと、会社や生活上での人間関係についてお聞きすることって、多くありますよね。また、ときには、他のホステスやママのことを悪く言うこともあります。
「〇〇ちゃんって性格悪いよね」
「ママは好きになれないんだよな」
「〇〇ちゃんの接客は最低だけど、きみは礼儀正しくていいよね」
こんなとき、あなたはどう受け答えしていますか?まさか、お客様と一緒になって、悪口を言ったりしていませんよね?
ホステスは、お客様の口車に乗って、悪口を言うべきではありません。会話力を磨いてうまく話の展開を作っていきましょう。
この記事の目次
会話に困っても悪口を言ってはならない3つの理由
あなたが本気で売れたいと思うのであれば、基本的に人の悪口を言ってはいけません。なぜか?3つの理由として、まとめてみました。
話題に出された人の耳に入るリスク大!
今までの人生の中で、「世の中って狭いなあ」と感じたことって、一度や二度はありますよね。
意外な人が意外なところで繋がっていたり、届かないと思っていた話が伝わっていたり、トラブル経験を持つ人もいるでしょう。
お客様との会話であっても、それは例外ではありません。
まさか、このお客様から話が漏れることはないだろう。そう思っていても、可能性はゼロではありません。中には、あなたから悪口を引き出して、
と悪意をもって伝える人も実際にいます。いずれにしても、その人の耳に入る可能性があるということを考えておかねばなりません。
ホステスが悪口を言っていたことに!
お客様の会話の中での悪口であっても、ホステスに同調を求めてこられ、
「そうですよね」
「おっしゃる通りですね」
と答えてしまったがために、あなた自身が悪口を言っていたことになり、トラブルになってしまうことがあります。
そんなつもりではなくても、お客様からすれば、自分の求めに同調してもらっています。
これだけでも、「一緒に悪口を言った」「ホステスがあいつの悪口を言った」ということになってしまいます。
お客様の話に共感部分があるとしても、事実は何も分かりません。あくまでもお客様が一方的に話すことで、こちらは推測しかできない。
しかも「被害者意識」を持って話すとき、人は自分を悪者にしないものです。安易に同調することは良くないのです。
同調されてもお客様自体は気分が良くない
お客様自身が発する悪口であっても、ホステスが同調したところで、必ずしもお客様が心地良いとは限りません。
むしろ、ホステスが一緒になって悪口を言ってしまったことで、「このホステスは人の悪口を言うんだ」と、引いてしまうこともあるのです。
必ずしも、同調を求めているわけではない。
聞いてもらいたいだけかもしれません。違う視点がほしいのかもしれません。あくまで『悪口の内容を受け止めていく姿勢』を貫くのみ、に絞りましょう。
お客様から悪口を聞いたときの対処法
ホステスはお客様の話を、一歩引いた立ち位置で受け止めていくことが大事です。
お客様から悪口を聞いている場合でも、悪口を言いたくなる状況があった事実だけを受け止めていきます。
「それほど辛いことがあったんだ」
「嫌なことがあったんだ」
「腹の立つことがあったんだ」
と、受け止めていくことがホステスの役目。
別の話にすり変えてしまう
悪口を聞くことはホステスにとっても、あまり気持ちのいいものではありません。とはいえ、お客様に対して、
「人の悪口はやめておきましょうよ」
「陰口を叩くのはダメですよ」
と指摘することは、大半のホステスさんにとって困難ですね。下手をすると関係を壊しますし。
正論で話の流れを切ってしまうのではなく、ホステス本来の役割を考えてみましょう。
そもそもホステスは、お客様に心地よい時間を過ごしていただくという仕事ですよね。
と、お客様自身の話にすり替えることも、1つの対処法です。
お客様自身の自己肯定感も高められるし、話を聴いてもらえたと感じていただけて、結果オーライの可能性は大ですね。
そうやってうまく受け止めていくと、お客様の感情も少しずつおさまります。
ホステスの心得