色恋を抜けて良客を掴みたいホステスのマーケティング第一歩

色恋を抜けて良客を掴みたいホステスのマーケティング第一歩
心得座学

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

先日に引き続きマーケティングのお話。

前回の記事では、
マーケティングのひとつである
ターゲティングは理想のお客様と違うよ!
というお話でしたね。

本日もまたターゲティングの質問を軸に
マーケティングに疎いホステスさんへ
最初の一歩を踏み出していただけるよう
ハードルを下げた内容にします。

私のところに来るホステスさんは
「色恋をやめたい!」という方が多いので
題して「色恋脱却マーケティング」。

名前負けする内容になりそうです(爆)

 

良客を掴みたいホステスさんはマーケティングを間違いやすいので気をつけて

ターゲティングについて質問した者です。ご回答ありがとうございます。 ご回答からまた少し踏み込んでもう1つ質問させてください。ターゲティングって「こういう人を顧客にしたい!」とはちょっと違う、という解釈であっていますか?

追加でご質問いただきました、
ありがとうございます^^

前回も書きましたが、理想のお客様を先に
ターゲティングしてしまうと、

  • 何を売ればいいのか分からなくなる
  • どう売ればいいのか分からなくなる

ということが起きる上に商品の作り込みも
コンセプトもガチャガチャになります。

後から慌ててブランディングしたところで
すでにブランディング破綻してる状態。

破綻した信頼を売上を落とさずに
回復するには最低1年かかります。

そしてメンタルが豆腐だと、
この1年努力を継続できず乗り切れない。

正しい知識がないと努力が迷走するので、
アフターや店外が増える事態になる。

ということが起きるのです。
ただ私の返信にもあるように、

[st-kaiwa1]違うといえば違うし、そうと言えばそう。って感じです。[/st-kaiwa1]

に尽きるのです。

 

ホステスのマーケティングはブランディングが先?商品を固めればいいの?

ターゲティングについて質問した者です。 このたびもご回答ありがとうございました。回答から、「私という商品」を固めた上で「その商品を欲しがる人」と考えたら良いのかな、と感じました。ずっと「顧客にしたい人」を決めてから「顧客に合った商品(自分のキャラなど)を作り込む」と思っていました。とても貴重なお言葉をありがとうございました。

またしても追加でご質問いただきました、
ありがとうございます^^

質問者様の書いてることって、
前回私が記事にした内容と合致してます。

なのにTwitterでの回答は、

[st-kaiwa1]うーん、そこも「そうと言えばそう、違うと言えば違う」んですよ(笑)[/st-kaiwa1]

どないやねん!と混乱しますよね(笑)

そうなんですよ、混乱するんです。
だからマーケティングは、

多くの人が大金払って学んでもなかなか身につかない

ということなんです。

なぜかというと、知識を使うときには必ず
あなたに習慣づいている思考の歪みや
メンタル的な要因が絡んでくるからです。

※このサイトではホステスに特化したことしか書かないですが、Mind Tuningではガチのマーケティング理論をお伝えする予定で準備中です^^

 

色恋を抜けるにも売上を上げるにも良客を掴むにもマーケティングは同じ

「そうと言えばそう、違うと言えば違う」
の部分を簡単に解説しますと。

  1. 現在来店のある顧客がなぜ商品(ホステス)にお金を払っているのか?というニーズを調査分析する
  2. ブランディング(何を売るか・コンセプトは何かを決めてブラッシュアップ)する
  3. 今の顧客より少し上のターゲティングをする

最後が何より重要です。

 

今の顧客より少し上でターゲティング

 

ここ、100回書いてもいいくらい大事。
なぜそうするかというと。

人は誰しも、
現状の30%しかリアルに想像できません。

50万円の月収の人は
65万円までなら具体的に想像できますが、

100万円の売上を出すには?は
具体的に想像できず思考停止します。

ターゲティングも同じです。

現状の30%までしか具体的に想像できず
それ以上をターゲティングすると
確実に空想の人物になる上に、
販売戦略が立てられなくなります。

立てられたとしても実行できません。
結果、売上が下がっていきます。

大抵のマーケターは心理学を知らず、
知識とスキルしか教えないので
多くの人が実践できずに稼げません。

定期的に現状を分析して
ターゲットを上げていくことで、
安定した売上を維持しながら病まずに
顧客を入れ替えることが可能になります。

 

まとめ

  • マーケティングを間違えるとブランディング破綻する
  • 「○○すればいい」だけを受け取るとマーケティングを実践できない
  • 現状の30%以内でターゲティングすると病まずに顧客を入れ替えられる

セッションでこんな説明はしませんが、
私がヒアリングした上で30%以内の課題を
出して実践していただきます。

でもやっぱり行動できる人とできない人に
分かれるので、結果が変わってきます。

行動できる人は全員色恋脱却できてるし、
売上も客層も上がっています。

行動できない場合はコンサル以前の状態。

つまりメンタル改善して歪みを取らないと
30%程度のことですらできないのですね。

行動できるメンタルがあったとしても、
「何をすればいいか」だけを仕入れて
あとは1人でやる!ということをやると、
すぐに方向性がズレるか、
結果になるまで膨大な時間がかかります。

ここがお金をかけずに独学でやる
最大のデメリット、ですね。

質問者様は行動できる人だと思いますので

調査分析→ブランディング→30%以内のターゲティング

の順で実行し、方向性の確認と軌道修正で
ときどきコンサルを使うといいでしょう。

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴13年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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