色恋を抜けて良客を掴みたいホステスのマーケティング第一歩
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
先日に引き続きマーケティングのお話。前回の記事では、マーケティングのひとつであるターゲティングは理想のお客様と違うよ!というお話でしたね。
本日もまたターゲティングの質問を軸に、マーケティングに疎いホステスさんへ最初の一歩を踏み出していただけるよう、ハードルを下げた内容にします。
私のところに来るホステスさんは「色恋をやめたい!」という方が多いので題して「色恋脱却マーケティング」。名前負けする内容になりそうです(爆)
この記事の目次
良客を掴みたいホステスさんはマーケティングを間違いやすいので気をつけて
ターゲティングについて質問した者です。ご回答ありがとうございます。 ご回答からまた少し踏み込んでもう1つ質問させてください。
ターゲティングって「こういう人を顧客にしたい!」とはちょっと違う、という解釈であっていますか?
違うといえば違うし、そうと言えばそう。って感じです。ターゲットは「そのサービスをほしがる人」なので。理想の顧客層を挙げてもいいけど「私にこんなことをしない人」という視点がおかし・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/hMJIqLaUbu— ホステスの心得管理人@秋好玲那 (@reina_kokoroe) January 19, 2019
追加でご質問いただきました、ありがとうございます^^ 前回も書きましたが、理想のお客様を先にターゲティングしてしまうと、
- 何を売ればいいのか分からなくなる
- どう売ればいいのか分からなくなる
ということが起きる上に、商品の作り込みもコンセプトもガチャガチャになります。
後から慌ててブランディングしたところで、すでにブランディング破綻してる状態。
破綻した信頼を売上を落とさずに回復するには最低1年かかります。そしてメンタルが豆腐だと、この1年努力を継続できず乗り切れない。
正しい知識がないと努力が迷走するので、アフターや店外が増える事態になる。ということが起きるのです。ただ私の返信にもあるように、
に尽きるのです。
ホステスのマーケティングはブランディングが先?商品を固めればいいの?
ターゲティングについて質問した者です。 このたびもご回答ありがとうございました。
回答から、「私という商品」を固めた上で「その商品を欲しがる人」と考えたら良いのかな、と感じました。
ずっと「顧客にしたい人」を決めてから「顧客に合った商品(自分のキャラなど)を作り込む」と思っていました。とても貴重なお言葉をありがとうございました。
うーん、そこも「そうと言えばそう、違うと言えば違う」んですよ(笑)マーケティングの基本が分かると私の言ってることも理解できると思うので、記事になるまで気長に待っててください。 #peing #質問箱 https://t.co/n8Pxnqr394
— ホステスの心得管理人@秋好玲那 (@reina_kokoroe) January 20, 2019
またしても追加でご質問いただきました、ありがとうございます^^ 質問者様の書いてることって、前回私が記事にした内容と合致してます。
なのにTwitterでの回答は、
どないやねん!と混乱しますよね(笑)
そうなんですよ、混乱するんです。だからマーケティングは、多くの人が大金払って学んでもなかなか身につかないということなんです。
なぜかというと、知識を使うときには必ずあなたに習慣づいている思考の歪みやメンタル的な要因が絡んでくるからです。
色恋を抜けるにも売上を上げるにも良客を掴むにもマーケティングは同じ
「そうと言えばそう、違うと言えば違う」の部分を簡単に解説しますと。
- 現在来店のある顧客がなぜ商品(ホステス)にお金を払っているのか?というニーズを調査分析する
- ブランディング(何を売るか・コンセプトは何かを決めてブラッシュアップ)する
- 今の顧客より少し上のターゲティングをする
最後が何より重要です。
今の顧客より少し上でターゲティング
ここ、100回書いてもいいくらい大事。なぜそうするかというと。人はだれしも、現状の30%しかリアルに想像できません。
50万円の月収の人は65万円までなら具体的に想像できますが、100万円の売上を出すには?は具体的に想像できず思考停止します。
ターゲティングも同じです。
現状の30%までしか具体的に想像できず、それ以上をターゲティングすると、確実に空想の人物になる上に、販売戦略が立てられなくなります。
立てられたとしても実行できません。結果、売上が下がっていきます。
大抵のマーケターは心理学を知らず、知識とスキルしか教えないので多くの人が実践できずに稼げません。
定期的に現状を分析してターゲットを上げていくことで、安定した売上を維持しながら病まずに顧客を入れ替えることが可能になります。
まとめ
- マーケティングを間違えるとブランディング破綻する
- 「〇〇すればいい」だけを受け取るとマーケティングを実践できない
- 現状の30%以内でターゲティングすると病まずに顧客を入れ替えられる
コンサルでこんな説明はしませんが、私がヒアリングした上で、30%以内の課題を出して実践していただきます。
でもやっぱり行動できる人とできない人に分かれるので、結果が変わってきます。
行動できる人は全員色恋脱却できてるし、売上も客層も上がっています。行動できない場合はコンサル以前の状態。
つまり、メンタル改善して歪みを取らないと、30%程度のことすらできないのですね。
行動できるメンタルがあったとしても、「何をすればいいか」だけを仕入れてあとはひとりでやる!ということをやると、すぐに方向性がズレるか、結果になるまで膨大な時間がかかります。
質問者様は行動できる人だと思いますので調査分析→ブランディング→30%以内のターゲティングの順で実行し、方向性の確認と軌道修正でときどきコンサルを使うといいでしょう。
ホステスの心得