ホステスへのセクハラは断固拒否すべき!対策や予防方法を徹底解説!

ホステスへのセクハラは断固拒否すべき!対策や予防方法を徹底解説!
ホステスの心得

「ホステスは女性を売りにしている商売なんだから、体を触られるのは仕方がない」と諦めていませんか?

度を超えた下ネタやセクハラ発言は聞いてて不愉快ですし、本当にやめて欲しいと思いますよね。

「水商売で体を触られるのが嫌なら辞めればいい」と言う意見の方は、本記事の対象ではないため、読み飛ばしていただいて結構です。

基本的に、ホステス、キャバ嬢、スナックなどの水商売においてのおさわりは、はっきり断っていい行為。つらい状況に耐えるのではなく、予防線を張ってセクハラからのストレスを減らすのも大切ですよ。

今回は、接客時のセクハラ防止方法について深掘りしていきます。

一見、紳士に見えた男性でもお酒が進み、酔いが回ってくるとボディータッチが増えてくるのは男性のサガなのかもしれません。

しかし、酔っているとは言えども、相手の思うままに体を触られるのはストレスが溜まる一方なので、未然に防ぐ方法についてご紹介いたします。

それでは、具体的な方法を見ていきましょう。

あなたが不快ならそれはセクハラです

セクハラとは、言葉によるセクハラ(いわゆる下ネタ発言)とボディータッチに分けられます。性に関する発言や行動に対してあなたが不快感を示したら、それはセクハラに該当します。

  • 今日の下着の色は何色?
  • バストは何カップ?

と言う話題から始まり、この後ホテルへ行こうと露骨に誘ってくる方も中にはいますよね。

実際のところ、残念ながら相手のセクハラ発言を止めさせることはできません。

普段言えないアダルトな内容をホステスにぶつけて満足している人もいるので、下ネタすら禁止することって正直不可能なんです。

ホステスはお客様を会話で楽しませるのも仕事のうちなので、辛いですが時にはしょうもない下ネタにも付き合う必要があります。

さらっとかわすスルーテクニックを身に付けて、右から左に受け流す。

もしくは、下ネタがエスカレートする前に、それとなく話題を変えてみるといいでしょう。

問題は下ネタよりおさわり

話題を変えても、スルーしても、しつこく下ネタを繰り返し、挙げ句の果てにボディータッチをしてくるお客様は存在します。

お酒が進んでくると手元がゆるくなるのか、女性の体を平気で触るクソ客様、本当にやめてください。

度を超えた下ネタは嫌で仕方ないですが、ホステス達はギリギリ耐えています。

しかし、ボディータッチは完全にアウトです。

性を売りにしても体は売り物ではない、と言うことをあまりにも理解していないクソ客が多すぎて、うんざりしますよね。女性の体を触りたいのであれば、銀座のクラブではなく相応しい店に行くべきです。

ホステスへのおさわりは基本NG

水商売の女性は体を触ってOKと、誰が決めたのでしょうか。

「女性を売りにしているんだから体を触られたくらいで文句言うな」

と言う意見があまりにも多いですが、先述した通り、ホステスに対するおさわりは完全にNGです。

  • 腕や太ももを撫でてくる
  • 席を立つ瞬間にお尻を触られる
  • 隣に座った瞬間に胸をツンツンされる
  • スカートの中に手を入れられた

実によく聞く事例です。ドレスの中に手を知れるような度を超えたセクハラの対応方法や、未然に防ぐ方法について考えていきましょう。

おさわりを防ぐ!セクハラ対策5選

それでは、具体的におさわりを防ぐ方法についてご紹介していきます。

下ネタをふられたら話題を変える

先ほど、下ネタは制限できないとお伝えしましたが、聞き手に回って完全に放置してしまうと下ネタがエスカレートし、後々のおさわりに発展する原因に繋がります。

性的な話題になったので、盛り上げようとして話に乗っかってしまった結果、セクハラに繋がってしまうこともあるので、会話の展開を予想することも大事。

小さな種のうちに摘み取っておけば、ボディータッチが防げる場合もあるので、お客様が下ネタを話し始めたあたりで、

「そう言えば、私の友人で似たようなことがあって、、、」

などと、違う話題に変えてあなたのペースに持ち込むのも手です。

「〇〇さんの場合はどうですか?」など、質問をすることにより会話の主導権を握り、相手に下ネタを言わせる隙をあたえないのも大事。

相手から一方的に質問される流れを思い切って断ち切ってみるのがいいでしょう。

手をつないでおさわり回避

これは定番の方法ですが、おさわりしてくるお客様に対して、手をつないで体を触れないようにするのが一番有効です。

理由としては、女の子と体が触れていることでお客様が満足する&相手の手の動きを封じ込められるためです。

手を繋ぐ以外にも、お客様の手を自分の膝の上に置いてその上から自分の手を置くことも効果的。

片手をふさがれ、もう片方の手はグラスかマイクを握るしかないのでおさわりを防ぐことができますよ。

ベタな方法ですが、非常に有効なので一度試してみてください。

はっきりと断る

片手をふさいだとしても、もう片方の手で触ってこようとする諦めの悪いクソ客もいます。やめて欲しいのに、言いづらくて我慢していませんか?

先ほども申し上げた通り、ホステスへのボディータッチは御法度です。

「体を触らないで欲しい」と言っていいのかな?と不安に思うかもしれませんが、1回でも触られた時点で、

「うちのお店はおさわり禁止なんですよ〜」

とやんわり断ることから始めてみましょう。下ネタをそれとなくかわして、手を繋いだのにまだ触ってこようとするなら、

「体触られるの本当に無理なんです!」

と真顔で塩対応するのもアリですよ。「やだ〜」「もう、やめてくださいよ〜」と断っているのに、

「いやよ、いやよも好きのうち」

と謎に自分に都合よく変換するクソ客がいるので、言葉と態度ではっきり示す必要があります。

黒服にSOSを出す

あまりにもおさわりがひどい。断ってもやめてくれない。もしくは、怖くてやめて欲しいと相手に伝えられない場合は、黒服にSOSを出してみましょう。

基本的にホステスへのボディータッチは禁止なため、見つけた場合は黒服から注意が入ります。

しかし、お客さんがたくさん入りお店が忙しくなってくると、隅々まで目が届かない場合もあります。

トイレに立つフリをして、そっと黒服に伝えてみましょう。

おさわりを見逃すような店は辞めてしまえ

黒服に伝えても全然助けてくれない。おさわりを見て見ぬフリをされた。こんな場合は、お店を移ることを検討するのもいいでしょう。

お店の経営方針として、客がホステスの体を触ることを黙認しているようならば、あなたがどんな対策を打とうと誰も助けてはくれません。

長く働きたいのであれば、あなたが働きやすい環境を自分で選ぶ必要があります。

ママも、係のお姉さんも黒服も「触られたくらいで大げさだ」と言う雰囲気があるお店なら、最終手段としてそのお店を辞めることをお勧めいたします。

まとめ

セクハラに関して予防する方法をご紹介しましたが、いかがでしたか。胸やお尻を触られたりドレスの中に手を入れられるのって、本当に苦痛ですよね。

強い恐怖やストレスを感じるなら、思い切って断る勇気を持つことも大事ですよ。

断ることで、場の空気がしらけるのではないか。もう、お店に来てくれないのではないか。

不安に思うことはたくさんありますが、そもそもホステスは体を触らせた対価としてお金をいただくのが仕事ではありません。

会話で場を盛り上げたり、気遣いでおもてなしすることがホステスの役割です。

あなたが働きやすく、プロフェッショナルな仕事ができるような手助けとなる情報が発信できれば幸いです。

 

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保坂 マキ

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銀座の飲食店に勤務し、和服での所作や一流の接遇を徹底的に学ぶ。 航空系・旅行系・外資系企業での勤務を経て、現在はWebライターとして独立。 女性の悩みに寄り...

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