劣等感(コンプレックス)
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
だれにでもある劣等感(コンプレックス)。私にもあるし、あなたにも大なり小なりあると思います。
劣等感そのものが悪いというわけではなく、劣等感があるからこそやり遂げられることもありますよね。
でも、行き過ぎると生きづらさにつながり、人間関係にも弊害が生じます。
そこで、今回は『劣等感(コンプレックス)』の基本的知識と、行き過ぎたときの弊害について解説します。
劣等感(コンプレックス)とは
劣等感は比較的身近にある言葉で、耳にすることも多いのではないでしょうか。いわゆる『コンプレックス』というものですね。
基本的には、他の人はそれほど気にしてないにも関わらず、本人だけが気にしていることを言います。
たとえば、周りから見れば十分痩せているのに「太っている」と考えてしまうようなことですね。
一方で、他者や社会からコンプレックスを植え付けられる場合もあります。その代表格は、学歴コンプレックスですね。
本人は全然気にしていなかったにもかかわらず、あまりにも社会的批判や否定を受けるために、コンプレックスになっていく。そういうケースもあります。
いずれにしても、劣等感を抱くことで「価値がない」と考えてしまうのが、認知の歪みになってしまうわけですね。
自動思考で劣等感を持っていると、行動することができなくなってしまいます。
イメージ的には、日陰しか歩けない・・・といった感じ。人目を避けるようになり、結果を出す以前に、自己肯定感を上げることがむずかしくなります。
劣等感(コンプレックス)のパターン
劣等感のパターンは、以下のようなものになります。
- 私は内向的な性格なので自信がない
- 私はお金がないので恥ずかしい
- 私は顔が醜いから男性に好かれない
- 私は性格が悪いから人に愛されない
- 私は頭が悪いから仕事で結果を出せない
- 私は掃除が苦手で部屋を見せられない
- 私の本心を知られたら嫌われる
- 学歴がないからお金は稼げない
- 何ひとつできない私は人に評価されない
- 発達障害を人に知られたくない
これらの劣等感があると、どうしても『隠す』という方向に思考が進みます。
そのため、本来の自分とかけ離れた人物像や、その劣等感を持たない人物像として日常を送るようになります。重度の場合は、別人になろうとします。
しかしながら、当然長続きはしないので、途中で心が折れてしまうのですね。
結果、奮起して一瞬頑張るものの、数日~数週間で燃え尽きて鬱々とする・・・という状態を繰り返すようになります。
劣等感は自他共に自己肯定感を引き下げる
劣等感が強いと、本人だけでなく、その周りにいる人たちの自己肯定感も著しく下がってしまいます。
励ましても、褒めても、なだめすかしても、本人が劣等感を握りしめて手放そうとしないからですね。
たとえ等身大の姿や、ありのままを愛してくれる人と巡り会っても、その劣等感が消えないこともあります。
そうすると、周りはその劣等感に延々と付き合うことになるので、周りまでもストレスが蓄積していくのです。
また、劣等感が強ければ強いほど、人の言葉を受け取りません。
美醜コンプレックスなどはまさにそれで、整形を繰り返した結果、元の顔立ちよりも醜くなってしまっている人がいますよね。
その人に「もうやめたほうがいい」といくら言ったところで聞かないので、最悪は付き合いをやめるしかなくなり、より一層劣等感が強化される・・・。
という、ループに陥るわけです。劣等感そのものはうまく使えばパワーになるものですが、度が過ぎると孤独を招きます。何事も引き際が肝心なのです。
まとめ
- 劣等感(コンプレックス)は無価値感に繋がりやすい
- 劣等感(コンプレックス)は「隠す」がメインになる
- 劣等感(コンプレックス)が強いと負のループになりやすい
劣等感は『条件付きの価値』という言葉に置き換えられます。
たとえば、「顔が丸いことがコンプレックス」という人は、裏を返せば『シャープな顔に価値がある』と思っているわけです。
冒頭にも書いたように、劣等感そのものは悪ではありません。が、劣等感が日常生活に支障をきたすほどであれば、それは認知の歪みと言えます。
なるべく早く改善に着手することをおすすめします。
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ホステスの心得