お店に行きたくない・・・それはストレスだけが原因じゃないかも!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「今日はお店に行きたくないな・・・」
「仕事をさぼって遊びに行きたい・・・」
一度や二度はそんなことを考えることもあるでしょう。
そんな感情を持つことはむしろ健全かもしれません。ストレスが積み重なるお仕事ですから、少し息抜きをしたい気持ちも理解できます。
でもそれが長続きしているようだったら?本当にお店に行けなくなってしまったら?
それはストレスだけが原因ではなくて、別の大きな原因があるのかもしれません。
特に憂うつな気持ちが強く、何とか我慢してお仕事をしているのであれば、もうすでにあなたは「うつ病」になっているのかもしれないのです。
この記事の目次
お店に行きたくないのはストレスだけが原因じゃない
誰だって仕事に行きたくないことくらいあります。仮病で休んで、遊びに行ってしまうことだってあるかもしれませんよね。
ホステスはとてもストレスの多いお仕事です。
お客様に対する心配りだけではなく、お店の女の子たちとの関係も大切にしなければなりません。ママとのやり取りも大事ですよね。
だから「お店に行きたくない」という気持ちを「怠けている」とか「甘えている」と考える必要はありません。
でもお仕事の度に憂うつな気持ちになって、イライラしたり、不安になったり、おっくうになったりするのであれば、注意が必要です。
しかも疲れているのに眠れなかったり、頭痛が治らなかったり、動悸がひどかったり、お腹の調子が悪いなど、身体にも影響が出ているのであれば、うつ病などメンタルの病気の始まりかもしれないんです。
だからあなたがお店に行きたくないという理由は、きっかけとしてさまざまなストレスがあるかもしれないけど、ストレスだけが原因ではないかもしれないんです。
ホステスがお店に行きたくないときの本当の原因
「お店に行きたくない」という気持ちだけではなく、すでに心や身体に大きな影響があるのであれば、ストレスだけが原因ではなく、ほかの原因も絡み合っているのかもしれません。考えてみれば、
などと思い当たる節はあるかもしれませんが、身体に影響が出ているのであれば、あなたの脳内にも影響が出ているのかもしれないんです。
脳の病気!?と驚かれるかもしれませんが、うつ病は心の病気と考えられがちですが、これは本当は脳の病気です。
日々のストレスがきっかけになっているとはいえ、そのストレスが引き金となって脳内に影響を及ぼしているんです。
また遺伝的な要素もあります。あなたの親や兄弟には、同じような症状に悩んでいる人はいませんか?
統計を見てみると、家族にうつ病の人がいる場合には、発症する確率が他の人よりもとても高いのです。
ストレスは人それぞれ感じ方が違うもの
同じストレスであっても、それをバネにしてがんばれる人もいれば、どん底まで落ち込んでしまうような人もいます。
がんばれる人からすれば、「ストレスなんて気合で乗り切れる!」と考えるかもしれませんし、どん底まで落ち込んでしまうような人であれば、
と自虐的になってしまう人もいるでしょう。ストレスの受け方は人それぞれですから、そのストレスに対する心身への影響もまったく違うものになります。
ストレス耐性の低い人であれば、気合で乗り切ろうとしてしまうと、余計に負担になってしまい、さらに症状を悪化させてしまうこともあるのです。
不調である自分自身を受け入れること
とメンタルの症状に悩んでいるのであれば、その症状を受け入れることがとても大事。
特にがんばり屋さんの人であれば、そんなときでもお店に迷惑をかけちゃいけないと、無理してでもお仕事に向かおうとしているのではないでしょうか。
あなたはなにも怠けているのではありません。またホステスが向いていないのでもありません。
そして気合で乗り切れるわけではありませんし、気の持ちようで何とかなるわけでもありません。もうすでにあなたのメンタルは限界に達しています。
まずはあなたの状況をすべて受け入れることからはじめましょう。調子が悪い自分を受け入れてあげるのです。
そうすることで一つあなたの負担が軽くなります。これ以上、がんばり過ぎないようにできるからですね。
心のストレスが身体にも影響が大きいのであれば専門医に相談を
あなた自身の不調を受け入れることができたなら、メンタルクリニックや心療内科などの専門医に相談するようにしましょう。
通院したからといって、すぐに仕事を休まないといけないことはありません。
先生と相談しながら、治療の方針を決めていくことができます。あなたに大事なのは適切な治療と療養なんです。焦る必要なんてありません。
お薬などの力を借りて、自宅にいるときにゆっくりと過ごせるようにすれば、少しずつ回復していくはずですから。
ホステスの心得