私は若いころ、ダメホステス以前に【ダメ人間】でした。
でもその経験があったからこそ、たくさんの学びを得られたようにも思います。
自信がない人の気持ちも分かるし、どうがんばっても空回りになってしまう人の状況も分かる。
色恋にしかならずに困っている人の気持ちも分かるし、ホステスという仕事を好きになれないでいる苦しみも分かる。
なので、ダメ人間だった過去の私から学んだことをお話します。
「しょせん」「どうせ」と言っているうちは、成長しない
人間の最大の不幸の原因は「今の自分に満足していないこと」です。
もしもあなたの思考グセが、
自分に対して「しょせん」とか「どうせ」とかいう入り方
なら、あなたは一生それ以上成長することはありません。
- どうせ私なんか、がんばってもたかが知れてる。
- しょせん私なんて、こんなもの。
- どうせ努力したって、外見のいい人には敵わないし。
- しょせん私はこの程度の仕事しかできないし、だからいつまでたってもお給料が増えない。
その通りですよ。
そう思ってるうちは、ね。
私もそう思ってましたし、そういう思考グセがなかなか抜けずにいました。
だから、何もうまくいきませんでした。
だって人間って、
具体的にその姿を想像できること
が現実になるんですよ、うまくいくわけないですよね。
「どうせこんなもの」思考が吹っ飛ぶほど怒られた日
ところが残念なことに、私に仕事を教えてくれたのは鬼軍曹(彼氏です、一応)。
あるとき、本気で怒鳴られました。
おまえいい加減にしろよ!
そんな考え方ならいつまでたっても何にも変わらないぞ!
歯ぁ食いしばれぇ!!o(メ`皿´)○()△☆)/
実際には殴られてませんが、こんな優しい口調ではありません(殺すぞ!の勢い笑)
声の波動で脳みそがゼリーのようにプルプル震えました。
今だったらフットボールアワーの後藤さんツッコミで「耳キーンなるわ!」と言い返したい(言えないけど)。
だってできないんだもの、無理!とか一切通用しない。
「じゃあ辞めろ。俺の知ったことか。一生そうやってグズグズ言いながら生きろ」
ひどーい( ̄▽ ̄;)
彼は私が負けず嫌いだということを重々分かっていたので、そこまで叩きのめしたら立ち上がるだろう、と見越して言ってました。
そしてまんまと私は立ち上がり、やってきたわけです。

口が裂けても言えなかった心の声
あー怖かったw
「どうせできない」の思考は変えられる
でもですね、思考グセは意識していけば必ず変わります。
自分自身を上げてくれる考え方、生き方をしていかないと、自分自身のレベルはいつまでもアップしません。
自分のレベルが上がらなければ、お客様のレベルも上がらない。
あなたが変わらない限り、あなたの「どうせ」はすべて現実化します。
つまり、あなたが思ったように現実は動くのです。
「何をやってもダメだ」と思っていると、本当に何をやってもダメになります。
そんなこと、望んでませんよね?
「どうせ」と言う自分に選択肢をあげよう
「どうせ○○」と思ってもいいから、それに気づいたらもうひとつ先を考えてみましょう。
たとえば、




というように。
「どうせ」と思い込んでる自分に、選択肢をあげるのです。
ここ、重要。
「どうせ」と思った時点で思考停止しているから、そこで止まってしまうのです。
もう1人の自分を心に置いて、対話しましょう。
自分で「どうせ」思考を改善できそうにないホステスさんは
自分で意識できない・変えられない人は、
- 自分とは価値観の違う人
- いろんな経験をして多面的に物事を見ている人
- 達観している人
- 論理脳の人
こういう人たちとたくさん話をすると、いい影響を受けて少しずつ変わりますよ。
ただし、話して「すごーい」で終わらないようにしましょう。
その人の価値観や考え方に触れるような話題を振って、自分に置き換えて、色々想像して感じてみてくださいね。
まとめ
参考当たり前のことを「あたりまえにやる」は難しい。だからこそ意味がある
参考豆腐メンタルのホステスさんに捧げる『昔の私』からの忠告