当たり前のことを「あたりまえにやる」は難しい。だからこそ意味がある

当たり前のことを「あたりまえにやる」は難しい。だからこそ意味がある
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こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

「あたりまえ」という言葉はいろんな意味・場面で使われます。私自身、

 

玲那
玲那
だれかにとっての「あたりまえ」は、違うだれかにとっての「非常識」だよねぇ

 

と思っている人間です。ホステスも色恋で売上を取る子、枕で稼ぐ子、色も体も売らずにがんばる子、さまざまですよね。

つまり「あたりまえ」って、実はものすごくあやふやで、人によって定義が変化するもの。

そんな曖昧な部分で語っても無意味なので、ここでは少し絞り込みたいと思います。

そもそも「当たり前」とは何か

そもそも「当たり前」って何でしょう。お得意のweblio先生に解説していただきます。

  1. だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また,そのさま。「困っている人を助けるのは-のこと」
  2. 普通と変わっていない・こと(さま)。世間なみ。なみ。「 -の人間」「 -にやっていたのでは成功しない」

極論を言えば「人の命を故意に奪ってはいけない」という概念は、少なくとも現在の日本においては『あたりまえ』です。

ここに「人を殺して何が悪い、殺されるほうが悪い」とか言う人間が出てくると、

 

玲那
玲那
おまえ人として最低やな!

 

ということになりますよね、これが「あたりまえ」ってことです。さすがにこんな生命レベルの議論をここで展開する気も必要性もないのですが(笑)

ホステスにとっての「当たり前」とは

では、ホステスにとって「あたりまえ」って何でしょうか。あなたの中で浮かびやすい具体例で、コンサル風に会話してみましょう。

 

ホステス
ホステス
うーん、売上を上げることでしょうか
売上を気にしなくて良いお店で働いてるホステスさんもいますよ
玲那
玲那
ホステス
ホステス
じゃあ・・・お酒を飲むこと?
私が真っ先に外れますね(笑)
玲那
玲那
ホステス
ホステス
あっそうか(笑)
ホステス
ホステス
じゃあ、お客様を楽しませること?
ではなぜ大半のホステスはそこで悩むんでしょうね
玲那
玲那
「人を殺してはいけません」レベルで言ったら、「どうしたら殺さないでいられますかね?」っていうレベルで悩んでいることになりますね
玲那
玲那
ホステス
ホステス
うっ・・・なかなかすごいこと言ってますね・・・

 

ほんとにこんな会話をしていることがあります(笑)では、ホステスにとって「当たり前」って何か。

 

お客様を不快にさせない。

 

これに尽きると思います。

これができた上で初めて「楽しい」とか「かわいい」とかが成り立つわけで、かわいくても不快指数5000%の女とお金払ってまで会いたくないですよね。

自分や人に置き換えて「当たり前」を想像してみる

たとえば、あなたが私の主催するセミナーに来てくださったとします。会場に入ったとき、私が無表情で顔も向けず、

 

玲那
玲那
はいどうもー( ̄ー ̄ )

と言ったら、どう感じるでしょうか。

あなたの中にある「当たり前」が現実化しないとき

あなたはきっとその瞬間まで、私に会うことを楽しみにしてくださっていたはずです。

実際にはどんな人だろう、怖いかな、優しい人だといいな、失礼がないようにしなきゃ、などなど、いろんなことをワクワクしながら考えて過ごすでしょう。

何かあったら毒を吐かれる!とは知っていても(笑)、まさか出会いがしらの一発目で愛想のない対応を取られるとは、夢にも思ってないはず。

なぜなら、お金を払って会いに行く以前に、『挨拶を返してくれること=あたりまえ』という概念があるからですよね。

その上にさらに「お金を払った」という点が加算され、何なら支払った額の大きさに応じて、愛想良く対応してくれるはずだと期待値が上がるはずです。

でも実際に会ったら無愛想で感じ悪く、顔も向けないような人だったとしたら、がっかりしますよね。

がっかりどころか「こんな人にお金払ったんだ、損した!!」と思うかもしれませんよね。私だったら確実に思いますね(笑)

お客様の中にある「当たり前」を想像してみる

お客様も同様に、『あなたに会えば(お店に行けば)きっと笑顔で迎えてくれる』と無意識に思っています。

たとえその場が初対面であっても、お店という場所である以上、それは無条件で求められることです。

そこに、ムスッとしたあなたに「いらっしゃいませ」と言われて、嬉しいはずがありませんよね。

ムスッとしないまでも、オドオドしていたり、どういう人なのかと探り探りの対応だったりしたら、お客様は心からくつろげるでしょうか。

落ち込んだ暗いオーラを撒き散らすホステスに会って、嬉しいでしょうか。

高級クラブのあなた。何十万ものお金を使ってでも、そんなホステスに会いたいですか?

「当たり前のことを当たり前にやる」は難しい、だからこそ意味がある

私もあなたも、ホステスである前に人間です。

落ち込んで仕事に集中できない日もあれば、体調管理をしていても女性ホルモンの影響で心身不調を起こす日もあります。

売れっ子ホステスだって「笑わなきゃ」と頭で分かっていても、心がついていかないときもあります。

分かりますよ、その気持ちは重々分かります。でもね。それが「当たり前のことを当たり前にやる」ことの難しさなんですよ。

だからこそ意味があるし、価値があるんです。

少なくとも私はこれを『簡単にできるだろ』なんて、思ってません。難しいんですよ。難しいからこそ、それを徹底できることがプロとして一目置かれる所以。

誰にでもできることではないからこそ、お金を払う価値になる。

これを知っていただきたいのです。

 

ホステス
ホステス
お客様に何をしたら喜ばれますか?

 

という質問を多く受けますが、それ以前に、

『まずは、当たり前に求められることを徹底する』

この重要さをきちんと認識しておくことが大事、ではないでしょうか。

「お客様をがっかりさせない」は基本、でも本当にその意味、理解できてる?』も、合わせて読んでおいてくださいね。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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