売上至上主義?水商売の本質に迫る
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
水商売で働いている以上、売り上げは大事ですね。ナンバーワンになるには、数字とは切っても切れない関係。
つまり「どれだけ数字を持っているか」が重要になります。では、ここで質問です。あなたはこの数字を、どうやって上げようとしていますか?
もしもその方法が「お酒を飲む」ことなら、これまた大きく自分の仕事を履き違えています。しつこいようですが・・・あなたはナニを売っているのですか?
お酒を飲んで売上を出さないといけないようでは、あなたの水商売人生は単発で終わりますよ。というか、身体を壊してしまいます。
お酒を飲むことでしか売上を上げられないということは、『あなたが目先しか見ていない証拠』です。
確かにお客様の中には、「一緒にガンガンお酒を飲んで楽しみたい!」という方もいらっしゃいます。ここに関しては、また後日改めてお話しします。
でも、「飲むこと」で数字を追い求めていては、日銭暮らしの軟弱ホステスになっちゃいます。
一時的には、トップになれるかもしれません。でも、しょせん「一時的」に過ぎません。
あなたが目指しているのは、一瞬のナンバーワンですか?それとも、ナンバーワンを経て、お客様と共に次のステージへ行ける、息のながーいホステスですか?
ぜひそこを考えて、もう一度数字を考えてみてくださいね。
私は1滴も飲めません
『飲めないけどナンバーワン』でも書いたように、ワタクシ、15年間お水の世界におりましたが、お酒は飲んでません。
てか、元々ワタクシは下戸、お酒が飲めません。こんな話をすると、「水商売のクセに酒も飲めないのかよ」と言われます。
が、『水商売=お酒が飲めなければ仕事にならない』と捉えている時点で、大きな間違いです。
飲める人は飲めばよろしい、飲めない人は飲まなくてよろしい。事実、私はお酒を飲まずに数字を出してきました。
年商1億という数字だって、1滴も飲まずに達成したものです。
よく、「お酒飲まないとテンション上がらないんだよね」とか言っている人がいますが・・・その時点で、プロ失格だと思います。
お水の仕事は「お酒を提供すること」であって、こちら側が飲むのが仕事ではありません。
ホステスがやらなければならない仕事は、「歓楽的雰囲気を醸し出す」ことです。
お酒の力を借りないと『歓楽的雰囲気』をつくれないと言っている人は、「カタログがないと商品を売れない!」と言っている営業マンと同じ。
「酒も飲めない奴が何言ってんだよー」というセリフは、あなたの年商が5千万超えたら聴きますからねー。
ホステスの心得