【面接の前に】知っておくべきお店選び3つのポイント
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
私が初めて働いたお店は、ジャズバンドが入る小さなパブ。そこが『水商売』だとは、露にも思っていませんでした。
BGMも上品なジャズが流れていて、1日に3回の生バンド演奏があり、古き良きアメリカを再現したような店内。
バシッとしたスーツ姿のお客様はみんな紳士的で、一緒に働く女性たちもやさしくて、とても働きやすかったです。
いま振り返っても「ホステス人生のスタートがこのお店でよかった」と思っています。
なぜなら、最初のお店は『ホステスをやっていくためのものさし』が出来上がる場所だからです。
最初のお店が変だと、『そのお店のイメージ=水商売のイメージ』になってしまいます。
たとえば、初めて夜の仕事をする女性が、わからずに色恋全開のお店に入ってしまった場合、その女性は『水商売=色恋をする場所』と思い込むでしょう。
事実、私のコンサル生さんには、
というホステスさんが大勢います。最初のお店があなたに与える影響は、本当に大きいのです。そこで今回は、
- お店の探し方
- 面接時のチェックポイント
- 働くお店を決める基準
についてお話しします。移籍をご検討中のホステスさんは、『ホステスが移籍する際の注意点』も合わせて参考にしてくださいね。
自分で探すか、スカウトを使うか、紹介会社を使うか
初めてのお店をどう決めたらいいかは、かなり悩むと思います。
- 働いている知人がいる
- 通っている知人がいる
などがあれば、その人たちに相談して、直接紹介してもらって面接へ行くのが一番です。が、そのつてがないという方がのために、
- 自分で探す
- スカウトを使う
- 紹介会社を使う
それぞれのメリットとデメリットを書いてあるので、
『【ホステスのお店探し】自力・スカウト・紹介会社どれがいい?』を参考にしてください。
黒服の言葉遣いや態度はどうか
お店を自分で探すにしろ、紹介してもらうにしろ、絶対に通る道が面接です。銀座の場合、ホステスの面接は黒服が行うというお店が多いです。
特に、高級店などはよほどのことがない限り、ママが面接することはありません。そこで重要になるのが、黒服の言動です。
「こういう黒服がいるお店はやめたほうがいい」というポイントをまとめたので、参考にしてください。
「良いお店」の基準があるか
これはあなたの価値観に依存しますが、「あなたの考える『良いお店』とは何か?」です。まったくの未経験だと大半の人が、
みたいなことを考えます。
でも、ひとつひとつ考えてみてください。どれくらいなら『お給料が高い』のか、何をもって『客層が良い』と判断するのか、などなど。
【補足】メディア露出の高いお店は避けろ!
TVや雑誌にガンガン出たがるお店は、たとえ高級クラブと謳っていても、すすめません。悪いことは言いません、本当にやめておいたほうがいいです。
ただ単に、有名なお店、単に有名なママ、というだけならOKです。そうではなく、
- 自らガンガン出たがる
- 目立ちたがる
- しょっちゅうTVに出ている
- ネットコラムや雑誌に多数出ている
というお店は、本気ですすめません。よーーーく考えてみてください。
なぜ『会員制クラブ』『一見様お断り』のクラブママがわざわざTVや雑誌で目立たないといけないのか。
たとえば、求人目的で頻度高くメディア露出をするママ。そのお店は、そこまでしないと女の子が入って来ないか、すぐに辞めてしまうからです。
また、一見様お断りのはずなのに、集客目的で頻度高くメディア露出をするママ。顧客離れが進んでいるか、顧客を持っていないか、です。
もちろん、どういう目的でSNSをやろうと自由なのですが、ガンガン出てくるお店は『何かしら問題がある』と思って間違いないです。
まとめ
合う合わないがあるので、「このお店がいいよ!」とは言えないけど、未経験ながらも自分の考えを持って挑めば、
「こんなはずじゃなかったのに」
という事態は、少なくとも避けられると思います。
いろんなお店を見て、相性の良いお店を見つけてくださいね。いいお店に出会えるよう、応援しています!!