心根が見える!?どれだけ親しくても〇〇せよ!

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
今日はひとつ、『挨拶』について触れたいと思います。『挨拶』といっても、お客様をお見送りする際の挨拶です。
すべてに共通するのは、どんなに親しくても必ず「ありがとうございます」と頭を下げること。
「バイバーイ」とか言ってる人をよく見かけますが・・・あなたとお客様がよくても、周りから見ていると、とってもカッコ悪いです。
そんなクセをつけていたら、もしもお客様が大切な方を連れて飲みに出る際に、あなたの店は選びません。
同じ相手であっても、TPOに合わせて接客態度を変えられるスキルがあるなら別です。が、よほど気を付けていないと必ず日常の接し方が垣間見えます。
なので、どんなに親しくても必ず、「ありがとうございます」と頭を下げるクセをつけること。基本中の基本ですね。
「人に頭下げるのキライなんだよねぇ」
とか言っちゃう人は、今すぐお水の世界・・・いえ、接客業から消えていただきたい。

と言いたくなります。
そもそも【お辞儀】とは何か?
お辞儀は、日本の【礼法の軸】相手の方に敬意の心持ちを表すというのが基本。
『接客はあり方が大事』とはまさにこのこと、気持ちを姿勢で表しているのです、
・・・という理屈っぽい話をしなくても、本当に感謝の気持ちを持っていれば必然と頭は下がるもの。
ありがたいな、と思っていれば、考えなくても無意識に頭を下げてしまうはず。
これができている率が高いのは、意外とホステスよりもホストです。
女性よりも男性のほうが夜の街で生きていくのは厳しいですから、お客様に対する気持ちがしっかりとココに表れています。
たまには「オラオラ系」のホストもいますし、それはそれでニーズがあるのでしょう。
ただ、それが通用するのは若いうちだけ、いずれはオッチャンになるのです。40にも50にもなってオラオラ言ってたら、ただの非常識人間です。
ちなみに、座ったままのお辞儀は【座礼】。立ったままのお辞儀は【立礼】と言います。
【座礼】の根本は、武家の秩序を守る中で伝承されたもの。その座礼の原理が【立礼】にも働いているのです。
ホステスの心得