デキる人はココが違う!あなたの「週末」はいつ?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
あなたは、クラブホステスですか?
コンサル生さんには、さまざまなお店の子たちがいます。高級クラブ、ミニクラブ、ラウンジ、スナック、キャバクラ、などなど。
本当に十人十色で、同じ『高級クラブ』でも、システムも料金も異なるし、売上の出し方も変わります。そこで、問題です。
あなたの『週末』って、いつですか?
実は、ホステスさんによって『週末』の概念が全然違うんです。一般的には、
- 金曜~土曜
- 土曜~日曜
上記の2つを『週末』と言います。・・・この時点で、すでに『週末』の概念が分かれていますよね。これがホステスになると、
- 木曜・金曜
- 金曜
- 金曜・土曜
- 土曜
- 土曜・日曜
と、なんと5種類に分かれるんです。コンサルでは、多数派のお客様視点で話をするので、
- 週末=土曜&日曜
- 週の始まり=月曜日
なのですが、『私視点』しかないホステスだと、話がややこしくなります。
この『週末』の感覚、『お客様の言う『週末』はいつのことなのか』を必ず意識して会話をしてください。
「週末に〇〇するね」の認識がズレると、ご迷惑になることがあります。
そもそも『週末』とは
まず、「そもそも週末とは何ぞや?」というところから、考えてみましょう。辞書を引いてみると、
1週間の終わりころ。金・土曜から日曜日にかけてのころ。ウイークエンド。
と書かれてあります。ということは、一般的には、
- 金曜
- 土曜
- 日曜
の3日間、あるいは土日が週末、ということですね。この基準って、
- 月曜日~金曜日までが仕事
- 土日が休み
または、
- 月曜日~土曜日までが仕事
- 日曜日が休み
上記のどちらか、ですよね。つまり、世の中の大多数の人にとって、週末とは、『仕事が終わった後から休みの日』です。
私自身もこの概念で、お客様とのやり取りでも、
といった形で、「休暇を楽しんでね」という意味合いで使うことが多いです。
ホステスの言う『週末』とは
では、『ホステスの言う週末』とは、何を指しているのか。
多くのホステスにとっては、『お客様が多く来る日』ではないでしょうか。
コンサル生さんたちの話を聞いていても、「週末」という単語が飛び交うのは、圧倒的に金曜日が多いです。
などなど。あなたも、そんなふうに『週末』という言葉を使っていることが多いのではないでしょうか。つまり、
- 自分が働く週の末尾=週末
- 仕事がない日=休みの日
と、分けて考えている傾向にありますよね。この時点で、一般の方々と大きくズレていますよね。
一般の方々は、『終業後から休日』が週末、ホステスは『週の最後に働く日』が週末。
この感覚のまま、お客様と会話をすると、会話や認識がズレてしまいますよね。
たとえば、「週末に電話するね」という些細な一言が、お客様にとって「え?今日?」みたいなズレが生じる可能性がある、ということです。
お客様方の『週末』を頭に入れる
とはいえ、お客様全員が『金土日=週末』とは限らないというのが難儀なところですよね。
いろんな職業のお客様がいるので、ごく一部ですが、お客様の『週末』の感覚例を2つほど取り上げてみました。
いま、あなたの顧客として持っていない職種であっても、頭に入れておくと、いざというときに役立つと思います。
また、いまのあなたのお客様に当てはめて、
と、考える材料にしてみるのもおすすめです。
車業界・不動産関係
ディーラーや不動産関係は、月・火・水を定休日としている会社が多いです。なので、本来は「日・月・火・水」辺りが週末になります。
たとえば、私はマツダのお客様が多かったのですが、マツダは火曜日が定休日、隔週で火曜日・水曜日が定休日です。
その場合、月曜日・火曜日・水曜日が週末ということになります。ただ、基本的にはサービス業なので、概念が違います。
特に、営業マンはお客様の概念で動いているので『土・日』を週末と捉えて話すことが多いです。
金曜日が含まれることは、ありません。
これに伴って、マツダの営業マンにとっての『週初め』は、月曜日です。翌日が定休日なのに、月曜日が週初め。不思議な感じですね。
自分たちの休みのことは、週末と呼ばずに「休みの日」「次の休み」「今度の休み」という言い方をします。
たとえば、今日が金曜日だとして、マツダの営業マンが「次(今度)の休み」と言ったら、翌週の火曜日・水曜日のことです。
製薬会社関係
製薬会社は、基本的に『土・日・祝』がお休みです。要するに、カレンダー通りですね。そのため、彼らの『週末』は、『金・土・日・祝』になります。
製薬会社の営業マンは、顧客である薬局や病院などが考える『週末』の概念で動きます。
あなたもよくご存じだと思いますが、病院って、診療時間がかなりマチマチですよね。たとえば、
- 月~金は午前・午後診療/土日祝休診
- 月~金は午前・午後診療/土曜は午前診療/土曜午後・日祝休診
- 月火木金土は午前・午後診療/日祝休診
- 水~日祝は午前・午後診療/月火休診
などなど、本当にさまざまです。つまり、その営業マンの担当している病院によって、『週末』の概念が変わりやすい職種なんです。
仮に、総合病院の担当が多い営業マンだと、金曜の診療受付終了時間から、土日祝が週末になります。その人たちが、
と言っていたとしたら、それは土日祝のどれか、ということですが、多くの場合は、土曜日を指しています。
土曜日にゴルフをして、日曜日はゆっくりしてもらおう、という考えで動く営業マンが多いからですね。
と言っていたら、それは金曜日のことです。ちょっとややこしいですね。
まとめ
- 一般的には『金土日』が週末
- サービス業にとっては『土日』が週末
- 営業マンにとっては『お客様にとっての週末』が週末
こうして見ると、多くのホステスが自分軸で『週末』を捉えている、というのがよくわかりますよね。『自分にとって忙しい日=週末』みたいな。
でも、世のデキる営業マンたちは『お客様にとっての週末』で動いている。つまり相手軸で考えているのもわかりますね。
あなたも、『お客様にとっての週末』で動けるようになると、また違った接し方ができて、お客様に喜んでいただけるかもしれません。
ぜひ、取り入れてくださいね。
ホステスの心得