文章が書けない!ホステスの営業は「〇〇」が重要!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
あなたは、LINEやお手紙の文章をつくるとき、時間がかかりますか?
コンサル生さんの多くは、かなり膨大な時間をかけて作成しています。みんなの様子を見ていると、どうもクオリティを重視してしまうようです。
コンサル生さんたちには、
って言うんですが、実はこの気持ち、めちゃくちゃわかるんですよね。
考えれば考えるほどクソになる事実
私も、ブログの記事やTwitter、公式LINEなどで、
- 何を書こうか
- どう書こうか
と、四苦八苦することがあります。で、考えに考えた結果、営業や会話など、いろんなネタを書いたりする。
ところが、何時間も頭をひねって書いたものほど、びっくりするくらい、反応が悪いんですよね。
みたいな(通常は3〜4桁)。そこで、「じゃあ好きに書くしっ!」と開き直って自由に書くと、不思議なくらい反応がいいんです。
「何が違うんだろう?」と考えると、自分に下心があるんですよね。
- 何とか読ませたい
- クリックさせたい
などなど。あなたも、そういう下心はありませんか?え?ない?ホントですか?
- 来店してほしい
- 返事をしてほしい
- 同伴してほしい
とか、いろいろ思ってるでしょ?正直に認めちゃいましょう、ラクになりますよ(刑事の尋問みたい)。
ホステスが目指したいところ
もちろん、いまコンサルをやっている私も、ホステスをやっているあなたも、ビジネスですよね。
だから、最終的なゴールは当然『お金を払っていただくこと』には違いないし、そうでなければならないんです。
ボランティアじゃないんだから、あたりまえですよね。ただ、「邪な欲が先に立つと、文章ってほんとにクソになりますよ」ということ。
じゃあ、何が先に立てば、うまくいくのか?それは、
- 相手の役に立ちたい
- 相手のことが心配
- 相手に教えてあげたい
などの気持ちです。いま現在の私もそうですが、ターゲットが必要としていること(モノ)を『伝えること』こそが、ホステスの目指すところなのです。
・・・ちょっとよくわからないですね、説明します。
『伝えたい気持ち』
たとえば、あなたが『美肌に絶大な効果を発揮する美容液』を使っているとします。すると、だれかに教えたくなりませんか?
自分のように、お肌に悩んでいる人、コスメ迷子になっている人、美肌を目指している人などに、「コレいいよ!使ってみて!」と。
もしかしたら、あなたが美容液を教えた相手は、それを買わないかもしれない。買えないかもしれない。「私には合わないかも・・・」と疑うかもしれない。
でも、とにかく「教えたい」し「伝えたい」。
なぜなら、あなたが本当に困っていたことを解決し、自分と同じ悩みを抱える人を救ってくれるかもしれない、すばらしい商品だからです。
いわゆる『口コミ』というヤツですね。
この『伝えたい気持ち』は、『何をどう書くか』よりも1000倍大切なのです。
悲しいことに、『伝えたい気持ち』がない限り、何をどんなふうにどれだけ書いても、クソになってしまうんです(泣)
『私だからこそ』の視点
コンサルで文章添削するときにも、
と、必ず尋ねます。コンサル生さんが答えられるまで、何回でも、何十回でも、くりかえし尋ねます。
多くのコンサル生さんが、最初は何も答えられません。答えられたとしても、
- また店に来てねと伝えたい
- 来店ありがとうと伝えたい
程度のことしか出てきません。安心してください、みんなそんなものです。
でも、これは「伝えたいこと」の「つ」の字にも値しません。なぜなら、100%のホステスにとって『一番伝えたいこと』だからです。
そして、「また来てね」と言いたいことくらい、お客様だってわかっています。
そうではなく、もっともっとお客様を見て、お客様の人柄や特徴・長所などを探してみてください。
- とても姿勢のいい人だった
- すごく礼儀正しい人だった
- かなり気の利く人だった
などなど、あなただからこそ見つけられることがあるはずです。ぜひ、それを伝えてあげてください。たとえば、
と書くだけでも、いつもの文章より格段に響きやすくなります。だから、今日からぜひ、
と、考えてください。どうせ時間を使うなら、「何を書いたらいいか?」でも「どう書いたらいいか?」でもなく、
「何を伝えたいのか?」
に、時間を使いましょう!
お伺いの文章を考えるときも、『お伺いメール・LINE・SMS例文まとめ』も参考に、あなたの伝えたいことを文字に起こしていってくださいね。
ホステスの心得