一流ホステスへの近道!「話し方」をひとつ改善して劇的な成果を得る方法
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
会話ベタなホステスさんのほとんどは、「何を話せばいいんだろう・・・」と悩んでいます。あなたも、そうじゃないですか?
では、売れっ子ホステスが話している内容は、あなたとまったく違う内容でしょうか。
- 昨日あった出来事
- さっき見たニュース
- 最近の流行り
などなど、あなたと大して変わらないはずなんです。私も、お客様と話す際に、特別な話題を提供しているわけではありません。
コンサルでも、売れっ子ホステスも売れないホステスも、話題自体はほとんど同じです。となると、何が違うのか。
この記事の目次
売れっ子ホステスの話し方はココが違う!
会話上手なホステスさんは、「話し方」がうまいのです。同じ内容でも、おもしろおかしく、ときに上品に話します。
一番の違いは『無駄』がないことです。
会話下手なホステスさんは、
- 余計な情報が多い
- 必要な情報が少ない
- 説明(前置き)が長い
- 「私」の話が長い
などの共通点があり、聞いている側の頭が疲れてしまいます。
『結論から話す』
これだけで、ずいぶんと聞きやすくなるものです。『これから話そうとしている話の結論は何か』を、徹底的に意識するといいですよ。
たとえば、
みたいな話し方をするよりも、
のような話し方をするほうが、会話は続きやすくなるし、お客様がご存じであれば、盛り上がりやすくなります。
同じ内容でも、話し方次第で受け取る側の印象や聞きやすさには差が出るし、会話の方向性や盛り上がり方も大きく変わるんですよ!
どうして話し方がこんなにも違うのか!?
コンサル生さんからも、
という相談を、たくさんいただきます。あなたも、
- 思いついた順に話してしまう
- 話しているうちに自分が混乱してしまう
- あちこちに話が飛んでしまう
- 考えると言葉に詰まってしまう
ということはありませんか?あくまでも私の所見ですが、
- 話すことに苦手意識が強い人
- 説明っぽい話し方が多い人
- 緊張しやすい人
- 不安症な人
- 沈黙がこわい人
は、頭の中が散らかっているようです。だから、話があちこちに飛んだり、説明チックになったりするのですよね。
原因は、いろいろあります。緊張や不安が強い場合、感情と思考、身体が同時に動こうとするので、混乱しがちになります。
ADHDを持っている場合、脳多動でどんどん違うことが気になったり、思いつきでしゃべったり、口多動でしゃべりすぎたり・・・といったこともあります。
いずれにしても、プライベートならいいのですが、仕事では、そのまま放置するとあなた自身が損をします。
お席に着けてもらえない、お客様をつかめないなど、いろんな支障が出てくるでしょう。できるだけ早く、改善したいですよね。
説明チックな話し方を変える唯一の方法
そこで、
- 頭の中を整理する
- 理路整然と話をする
この2つを同時に叶える、唯一の方法をお伝えします。
慣れるまでは、少しむずかしく感じると思います。でも、必ずできるようになるので、安心してください。やることは、とてもシンプルです。
『5W1Hで考えるクセをつける』
これだけです。本当に、これだけ。
5W1Hとは
5W1Hとは、
- When・・・いつ
- Where・・・どこで
- Who・・・だれが
- What・・・何が
- Why・・・なぜ
- How・・・どうなった
の英語の頭文字を取ったものです。5W1Hを押さえておけば、コミュニケーションがスムーズになります。たとえば、
- When・・・いつ→昨日
- Where・・・どこで→お店
- Who・・・だれが→お客様
- What・・・何が→予約した席が
- Why・・・なぜ→満席だったため
- How・・・どうなった→怒って帰った
というように、できるだけ短い言葉でそれぞれのWとHを埋めます。上記をそのまま文章に起こすと、
昨日、お店で、お客様が予約した席が満席だったため、怒って帰った。
となります。これだけでも、スッキリしますよね。まず、この5W1Hを組み立てることに慣れましょう。
5W1Hの応用
5W1Hを組み立てることに慣れてきたら、『結論から話す』ことを練習します。先ほどの文章だと、
昨日、お店で、お客様が予約した席が満席だったため、怒って帰った。
上記の赤文字部分が、結論です。つまり、『結論で話す』とは、
- When・・・いつ
- Who・・・だれが
- How・・・どうなった
この3つを、真っ先に話すことなんです。たとえば、
というように。すると、相手が必ず「どうして?」と、あなたに尋ねてきます。そこから、
- Where・・・どこで
- What・・・何が
- Why・・・なぜ
を説明します。たとえば、
というように、経緯を話すのです。
すると、相手は「どうしてそんなことになったの?」と尋ねる・・・というように、会話のキャッチボールが進みます。
注意!ココが抜けやすい
話が散らかる人は、5W1Hのうち、
- Who・・・だれが
- What・・・何が
- How・・・どうなった
上記の3つが抜けやすいので、要注意です。「だれが/何が/どうなった」が抜けると、
- 聞き手まで混乱させる
- 聞き手が要点をつかめなくなる
- 問題解決ができなくなる
- 求める回答と違う回答がくる
などの弊害が起きます。なので、
- When・・・いつ
- Where・・・どこで
- Who・・・だれが
- What・・・何が
- Why・・・なぜ
- How・・・どうなった
まずは、この6つを必ず『すべて埋める』ことから始めましょう。
ホステスの心得