ホステスの相談相手はどう選ぶ?信頼できる拠り所の条件
ホステスは相談相手を吟味したほうがいいです。あなたは、信頼できる人はいますか?
お店のママには言えない悩み、お客様には見せられない弱さ、同伴ホステスには話せない本音。そういうものをひとりで抱え込んでいませんか?
私自身、長い間、心の拠り所と呼べる相談相手がいませんでした。子どものころから、ずーっと。
だからそういうものだと思っていたし、『一生ひとりで、だれにも頼らずに生きていかなくちゃいけない』と思っていました。
でも、いまだから言えるんです。ホステスとして生きていくなら、利害関係のない相談相手は絶対に必要だ、と。
あなたにもその重要性を知ってほしいので、私の経験をもとに、どんな人を相談相手に選ぶべきかをお伝えできればと思います。
この記事の目次
売れないホステスで相談相手がいなかった私
私は物心ついたときから、母や祖母から虐待を受けて育ちました。しかもひとりっ子なので、全部が自分に向かってくる。
それでも、10歳までは祖父が存命で、私を守って愛情をくれていたので、まだマシでした。当時の私にとっての拠り所は、確実に祖父だったわけです。
ところが、10歳で祖父が他界して、拠り所が一切なくなりました。
いまでも鮮明に覚えていますが、祖父が火葬場で炉に入れられた瞬間、「私は捨てられた、裏切り者」と心の底から思いました。これが、私の孤独の始まり。
それ以降、学校へ行けば楽し気に話せるクラスメイトはいましたが、あくまでも『楽し気』で、心を開いていたわけではないです。
『明るく楽しく振る舞っている私』という鎧を着て、だれも私の心に踏み込ませないようにしていたんだと思います。
中学で出会った親友とはいまも仲良くしていますが、昔の私のことを、
- 明るく振る舞ってるけど、だれにも心を開かない
- 楽し気に人と接してるけど、だれのことも信用してない
- 姉御肌で面倒見はいいけど、自分はだれにも頼らない
- カリスマ性はあるけど、人を一切寄せ付けない
そんな人間だった、と言っていました(俺がいてよかったな、とも言われましたが笑)。
売れないホステスで相談相手もつくれなかった私は、孤独であると同時に孤立していた。親友がいながら、心の拠り所がなかったのです。
お客様が私に拠り所をくれた
そんな私に心の拠り所をくれたのは、他のだれでもない、夜の街と、そこで出会ったお客様方でした。
私はずっと『本当の自分を隠して生きる人間』でした。でも夜の世界では、だんだんと本音を語れるようになったんですよね。
それは、お客様方のほうが圧倒的に経験値もコミュ力も年齢も上で、私にとっては祖父の年齢に近かったからだと思います(祖父は54歳で他界したので)。
もちろん、全員がそうだったわけじゃないですよ。
でも、本当に私のことを気にかけて、ときには厳しいことも言ってくれて、ときには愚痴を聴いてくれるお客様方との出会いは、確実に私の人生を変えました。
相談相手がいるかいないかで、ホステスとしての成長も、人間としての幸福度も、全然違うんです。
もしあなたが、いまひとりで悩みを抱えているのなら、それは決してあなたが弱いからじゃありません。
ただ単に、信頼できる相談相手がまだ見つかっていないだけなんです。
相談相手を選ぶ条件①恋愛対象ではないこと
もし、あなたに【拠り所】と言える人がいないのなら、ぜひ見つけてください。
自分では判断のつかない問題を相談できたり、ときには愚痴を聴いてくれて、ときには叱ってくれる人を、ぜひ見つけましょう。
そういう人がひとりいると、本当に人生が変わります。でも、注意してほしいことがあります。
ひとつ目は、その相手が恋愛対象ではないこと。もちろんそれでもいいのですけど、感情的にならないで話せる関係性を構築できているのなら、の話です。
恋人をキーパーソンにしてしまうと、喧嘩したときには拠り所がなくなってしまいます。
「昨日まであんなに愛してたのに、今日は顔も見たくない」なんてこと、恋愛ではよくあるじゃないですか。
そんなときに相談相手も失ったら、あなたはどこに行けばいいんでしょうか。
互いを尊重しながら話し合える関係であれば、恋人でもかまいません。でも正直、そういう関係性を維持できるパートナーって、そんなに多くないですよね。
だから、ホステスとしての相談相手は、恋愛感情が絡まない相手を選ぶのが賢明です。
感情が揺れ動かない関係性だからこそ、冷静にアドバイスをもらえるし、本音で話せるんです。
相談相手を選ぶ条件②利害関係のないこと
もうひとつは、利害関係のない相手、またはそれを求めない相手であること。
たとえば、ママとホステスという関係性では、なかなか率直な話し合いは難しいですよね。
ママに「実は移籍しようかと悩んでいて・・・」なんて相談できませんよね。それで自分の立場がマズくなったり、何か言われたりするのは避けたいでしょう。
お客様ももちろん利害関係のある相手です。
もちろん、本当にあなたを応援してくださるお客様であれば、利害関係のことなんて念頭にないと思います。私も、そういうお客様には本当に助けられました。
私のことを真剣に思ってくれて、厳しいことも言ってくれる。でもそれは、私を利用したいからじゃなくて、本当に私の成長を願ってくれているから。
そういう関係性を築けたお客様は、いまでも私の人生の恩人です。
ただ、見極めやタイミングは重要。だれかれかまわず相談していると、ホステスの相談相手になるのがイヤなお客様もいるので、注意しましょう。
同僚ホステスも、基本的には利害関係がありますよね。同じお店で、同じお客様を奪い合う関係だし。下手すると足を引っ張る子もいる。
もちろん本音で話せる同僚もいるでしょう。でも、こちらも見極めとタイミングが重要になります。
だからこそ、ホステスの相談相手は、あなたと利害関係のない人、あるいは利害を超えてあなたのことを考えてくれる人を選ぶべきなんです。
私がこの仕事をしている理由
私がいまホステスさんの相談相手としてこの仕事をしているのは、、あなたの拠り所になれたらいいなという一心です。
家族でもなく、恋人でもなく、お店の中の人でもない。
でもその仕事を知っていて、経験があって、何かあれば相談にも乗るし、愚痴も聞くよ、という存在になれたらいいなと思っています。
人はだれでも、ひとりで生まれて、ひとりで死んでいきます。だれかに助けてもらうことはあっても、だれかが人生を代わってくれることはありません。
でも、自分よりも経験を積んでいる人、成功した人、自分の目指すものを持っている人の意見は参考にしましょう。
それは、あなた自身のホステスとしてキャリアを積み重ねていく上でとても重要なことです。
男性に勝とうとする必要もなければ、女性だからといって甘えきる必要もない。
うまくバランス感覚を備えていくことは、ホステスとして欠かせない条件なのです。心の拠り所、ぜひ見つけてくださいね。
まとめ
ホステスは、相談相手をつくって心の重荷を下ろすことが重要です。
ストレスの多い感情労働をしている人、頭をフル回転させて知的労働をしている人は、なおさらです。
心の拠り所があることは、あなたの人生そのものが豊かになる秘訣。ぜひ良き相談相手を見つけてください。
ひとりで抱えるくらいなら、いつでもコンサルに申し込んでくださいね。
