【移籍したい方必見!】失敗しない水商売の辞め方やタイミング、お店選びとは!?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「今のお店が自分に合わない」
「ランクアップしたい」
「もっと給料が良いお店に移りたい」
水商売をやっていれば、移籍を考えるタイミングは必ずと言って良いほど訪れます。
しかしながら、夜の世界には様々なマナーやタブーが存在するため、しっかりとした手順を踏まなければいけません。
そこで今回は、移籍先の正しい選び方やお店に迷惑を掛けたり、揉めることなく移籍するための辞め方やタイミングをご紹介します!
後悔しない「お店選び」の方法
基本の選び方は、入店当時の選び方と同じで構いません。
- 給料やバック
- 家との近さ
- ホステスやボーイの雰囲気
など、譲れない条件を書き出して面接や体入で見極めましょう。しかし、今回は「移籍」です。これにプラスしたお店選びのポイントがあります。それは、
- 移籍先の距離感
- お客様をひっぱれるか
です。次のお店に、今のお店のお客様を呼びたい場合には、近からず、遠からずが重要です。
まず、あまりに近いお店はライバル店舗である場合も多く、そもそもイメージが良くありません。余程の理由がない限りは近場は避けましょう。
だからと言って、指名のお客様のことを考えると遠過ぎても良くないので、交通手段やアクセスを考慮してお店を選ぶ必要があります。
また、お客様を次のお店に呼ぶためには、
- 料金設定
- 店の雰囲気
- 指名被り
にも注意しましょう。
移籍したものの、料金が高過ぎたり、お店やホステスの雰囲気がお客様に合わないなどの問題が起こってしまっては、前向きな移籍でも、本末転倒です。
特に3つ目の指名被りについては、永久指名の高級クラブであれば、致命的なミスになるので、事前に確認が必要です。
移籍するときの「正しい辞め方」
辞めるときには、お世話になった今のお店にしっかりと感謝して、迷惑を掛けることなく綺麗に去ることが大切です。
余程言いにくい理由でなければ、辞める理由は正直に伝えましょう。
現在の給料やノルマに対して不満があるような場合は、キチンと伝えることで、昇給などの優遇を提案してもらえるケースがあります。
また、報告するタイミングは、2週間〜1ヶ月前とされているお店が多いため、特に決まりがない場合にも、1ヶ月前には伝えておきましょう。
たまに、事前の報告なしで飛ぶ人もいますが、それは絶対にダメです。
夜の世界では、引き抜きがタブーとされている場合もあるため、黙ってお店を移ってしまうと、移籍先に迷惑を掛ける可能性もあります。
万が一、飛ぶ必要があるとすれば、
「いくら言っても辞めさせてくれない」
「辞めるなと脅された」
「給料が払われない」
など、お店側に問題がある場合です。しかし、このような場合でも、
- 弁護士
- 警察
- 労働基準監督署
などのプロの力を借りられることも、覚えておきましょう。
移籍のタイミング
水商売は、人手不足のお店も珍しくありません。お店の繁忙期やその直前になって急に辞めるというのは、迷惑です。お店や業種にもよりますが、
- 年末
- 周年イベント
- 大型のバースデー
などの、代表的な時期には注意しましょう。
ここでいう大型のバースデーとは、店の代表やナンバーワン、高級クラブで言うママなどの、店の連携が必要とされる大規模なイベントの場合です。
まとめ
- 近すぎるお店は厳禁
- 自分のお客様に合ったお店がベスト
- 辞める理由は1ヶ月前に!正直に!
- 基本、飛ぶのは禁止
- 繁忙期は避ける
以上が、問題が起こらないように移籍を行う手順や方法です!
礼節さえキチンと守り、理由もしっかりとしたものであれば、お店サイドも前向きに送り出してくれはずです!
今のお店にも、移籍先にも失礼のない行動を心がけて、正しい手順で移籍しましょう。
ホステスの心得