売れるホステスがメールやLINEの返信スピードを重視する理由

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
玲那さんのブログかTwitterで「売れっ子はレスポンスが早い」という内容を見ました。
玲那さんはどれくらいで返事を返すのですか?現役時代も即レスだったのですか?答えに困るような内容だったときはどうしたらいいんでしょう?
特にLINEは即レスを求められるので即レス優先して「しまった!」と思うことが多いです(泣)
ご質問ありがとうございます。
今はE-mailだと最長24時間以内、最短で2~3時間以内。SMSやLINEは、開いたら即レスです。LINEは、事務仕事中だと数秒で返信します。
この記事の目次
売れっ子ホステスはとにかく返信が早い!
現役時代も同様で、24時間空くことはまずないです。
寝ている時間を除いて、どんなに遅くても、3時間以内に返します。基本的には、即レスです。
どんなに遅くても24時間以内に返信がある
売れっ子ホステスに連絡を入れると、どんなに遅くても3時間以内に返信が来ます。
それ以上待たせることのほうが稀なので、返信がないと「何かあったのかな」と心配になるほど、レスポンススピードは早いです。
スピードを重視しているので、機械オンチながらも様々な機能を使いこなし、利用します。小さなことで言えば、
- LINEは未読メッセージが上に表示されるように設定
- メールは返信したら即アーカイブ
- 不要なメールやメッセージは通知オフ&自動アーカイブに設定
など、効率の邪魔にならない工夫を徹底的に研究し、返信スピードを上げます。
メールやLINEの返信作業は隙間時間を利用する
売れっ子ホステスは仕事(作業)の優先順位が明確に決まっていて、そのルールに従ってルーティンワークをこなします。
たとえば、朝起きたら来店のお礼連絡からスタート、LINEメッセージやメール、電話などを一斉に開始します。
すべてのお礼連絡が終わるまでは、途中でメールやLINEが来ても、よほど重要な用件以外、開きません。
音が鳴ると集中できないタイプのホステスさんは、わざとその間は音を切ってでも目の前のことに集中します(そのほうが結果的に早く終わるから)。
それからお礼状を書いたり、スケジュールを確認したり、贈物の手配や同伴・確約の打ち合わせをしたり、エステや美容整形に行ったり。
その日予定していたことを着々とこなします。届いたメールやLINEへの返信は、これらの予定の隙間時間や移動時間にパパッと行う。
よほどのことがない限り、返信のためだけに時間を確保することはありません。
※実は効率化を優先するため、わざと「返信に時間を割けない状態」を作っているという面もあります。
ゆっくり返信できないときは何かしら返す
隙間時間に返信をするので、かなり限られた時間になってしまいます。
そのため、熟考が必要なもの、長文などになると、じっくり返信することができません。
ここで売れないホステスさんは「あとでじっくり読んでゆっくり返信しよう」と放置するのですが、売れっ子は放置しません。
きちんと返事ができない状態でも、必ず何かしらの返信をします。たとえば確認が必要なことなら、


長文で気持ちをつづられているようなものであれば、

など、一旦なにかしら返します。
もちろんこれだけをポーンと返信するわけではありませんが、返事をしないまま後回しにして何日も放置するようなことは絶対にしません。
売れっ子ホステスが返信スピードを重視する理由
では、なぜ売れっ子ホステスは『返信スピード』を重視するのか。簡潔に言ってしまえば「忙しいから」。
・・・の一言に尽きるのですが、売れたことのないホステスさんにとっては想像し難い部分でもあると思うので、少し噛み砕きます。
メールやLINEにばかり時間を割けない
ぶっちゃけ、メールやLINEにばかり時間を割けない状態がデフォルトです。
毎日同伴が入る状態なので、朝9時に起きても出勤準備開始まで6時間程度しかありません。1月のある1日を拾うと、
- 朝9時起床
- 昨晩来店したお客様方の確認&名刺や情報の振り返り
- 昨晩の営業日報作成
- 名刺情報を連絡先(携帯)に入力
- お礼連絡(メール、LINE、SMS、電話など大体平均20件くらい)
- 昨晩の新規様へお礼状作成
- 当日の確約や同伴の確認
- 贈物手配、バレンタイン準備
- 担当黒服と打ち合わせ(モーニングコールやミーティングなど)
- 15時から入浴&出勤準備
何もないときでこんな感じ、クレームが起きるといくつかの仕事が後回しになります。
ここにエステやジム、その他習い事や勉強の時間などが入り、時にはヘルプの子から相談連絡が入ったりもします。これでもゆっくりしてるほう、です。
メールやLINEのひとつひとつにじっくり時間なんか、割きたくても割けないのです。

「後でじっくり考えて返信」=忘れる
次から次に仕事がある状態が常なので、後回しにすると忘れます。
後回しにしても差し支えない程度のもの(と自分が判断したもの)だからこそ、確実に忘れます。
売れた経験のあるホステスさんなら誰もが経験しているはずですが、脳の片隅にも残らない勢いで抜け落ちます。
この結果、何度か「しまった!」という状態を経験し、そこそこにヤバイ思いをしているのです。
「どうして忘れちゃったんだろう」とか「私はダメなヤツだ」とか言ってる余裕は、売れっ子にはありません。絶対に忘れないことが最優先事項になります。
これを防ぐには、見たその場でどんどんさばいていくのがもっとも効率的でミスを減らせる!という結論にたどりつくわけです。
返信を待っているだろうと思うから
最後に「忙しい」とは一見無関係に見える理由ですが、関係アリアリです。
返事が必要な連絡をしてくるということは、確実に相手はこちらの返信を待っているわけですよね。
特に仕事に関する連絡は、こちらの返信がないと相手の予定が立たない、仕事が遅延してしまうなど、実質的に損害を生じさせることになりかねません。
たとえば、あなたも確約の打ち合わせで「何時に来る?」と尋ねたまま、ずっと返事が来ないと困るでしょ?
忙しいからこそ、どんどん決めていかないと仕事が回らず困る。
これを売れっ子ホステスは痛いほど知っているので、待たせることを善しとはしないし、待たせるなら何かしら安心して待てる方法を選択するのです。
ホステスの心得