色恋営業はキケン?特徴やメリット・デメリットとは【疑似恋愛は別物?】
人気商売である夜の仕事において、キャラ付けはとても大切です!
友営や飲み営、オラ営など、さまざまなスタイルがありますが、その中でもメジャーなものが『色恋営業』です!
『色恋』や『色営』と略され、頻繁に使われていますが、なんとなくで実践するには、実はとてもハイリスクな接客です。
そこで今回は、色恋営業で失敗しないための『色恋』の特徴から、メリット、デメリットについて深堀りしていきます!
また、混同されがちな『疑似恋愛』についても、記事後半で解説いたします!
そもそも『色恋営業』とは
『色恋営業』とは、お客様に好意があるように振るまう接客方法です。お客様に、
と思わせたり、中には実際に付き合うことで、指名客を増やします。主なターゲットは、
- 恋愛目的で来るお客様
- 夜のお店に慣れていないお客様
になるため、キャバクラやホスト、風俗店で行われることが多いスタイルです。
『色恋営業』のメリット
大きく分けて、
- 短期間で売上に繋がる
- 初心者でも実践しやすい
という2つのメリットがあります。他の営業方法と比べても、色恋は結果が出るまで早いことが特徴です。
お客様は好みのキャストを手に入れるために、短期間で何度も来店したり、大金を使う傾向にあります。その理由として、
- 恋人が他の客と過ごす時間を減らすため
- 他の客に負けないため
- 水商売を辞めさせるため
などさまざまですが、どれも売上に繋がりやすいことが特徴です。
また、色恋は、その再現性の高さも大きな魅力です。自分の色を売って相手の気を惹く接客であり、水商売としてのスキルはほとんど問われません。
そのため、良くも悪くも、初心者が手を出しやすい接客術です。
『色恋営業』のデメリット
日ごろから密に連絡を取って、好意が嘘とバレないように振るまう労力は、大変なものです。しかし、色恋営業のデメリットはそれだけではなく、
- 短期間で終わってしまう
- トラブルに繋がる
ことも覚えておきましょう。好意をほのめかせば、指名本数や売上は上がるかもしれませんが、色恋は長くは続きません。
相場は、3ヶ月前後で終わってしまうことが多く、付き合えないと分かれば、離れていってしまいます。
また、離れるだけであれば良いほうで、最も大きなデメリットは、トラブルに繋がりやすいことです。
相手の感情をもてあそんで、お金と時間を使わせた反動は、覚悟しておきましょう。
お客様によっては、貯金の大半を注ぎ込んだり、借金するまで使い込む人さえいます。
そのようなお客様は、ストーカー化したり、自分の身に危険が及ぶ場合も少なくありません。
『疑似恋愛』とは違う?
『疑似恋愛』とは、『恋愛ごっこを楽しむこと』です。
お互い恋人のように振舞い、同伴やアフターに行けば、腕を組んで歩いたりもしますが、あくまで『ごっこ遊び』として、その場を楽しむ営業方法です。
そのため、お客様からも理解が必要なスタイルであり、夜のお店に慣れていて、遊び方を分かっているお客様をメインターゲットとします。
単に色恋と同じとされることもありますが、お客様がその関係に満足しているかどうかが大きな違いです。
まとめ
- 色恋営業とは相手の恋愛感情を利用する営業スタイル
- 色恋はハイリスク・ハイリターン
- 色恋をするなら、疑似恋愛が理想
『色恋営業』は、水商売をやっていれば身近な言葉であり、どうしてもその危険性を蔑ろにしてしまいます。
短期的な利益の反面で、このように大きなリスクを伴うことも忘れないようにしましょう!
色恋をかけるのであれば、疑似恋愛を楽しめるような相手を選びましょう!
ホステスの心得