【色恋に疲れた人必見】「友営」の基本システムや注意点を完全攻略!

水商売では『キャラ営業』という、個性に合ったスタイルでの接客が求められることがあります。
『友営(友達営業)』とはその中のひとつであり、カンタンに言えば、お客様と友達のような関係を築く接客方法です。
同じキャラ営業の中でも、有名な『色恋』とは違い、リスクも少なく、とてもおすすめの接客方法です!
そこで、今回は友営の特徴からメリットやデメリット、実際に友営をやる上でのポイントまで徹底解説いたします!
「友営(友達営業)」の特徴とは
水商売といえば、色恋で好意を持たせて、指名や売上を伸ばしていくイメージですが、友営はその真逆とも言えるスタイルです。
来店されるお客様は恋愛目的ではなく、友達として会いにきます。
色恋であれば、1人で来るお客様が多いですが、友営は2名以上のお客様や打ち上げや接待の場として、大人数で利用される場合があります。
「ワイワイ盛り上がりたい!」
「恋愛相談にのって欲しい!」
「上司の愚痴を話したい!」
など、理由はさまざまですが、色恋の場合と比べると、当日にフラッと来るお客様も多い印象です。
「友営」のメリットとは
- トラブルに発展しにくい
- 適度な距離感で負担が少ない
- 長期的な関係
- 連絡を密にとる必要性が少ない
まず、友営の大きな魅力で言えば、水商売の大きな問題であるお客様とのトラブルがほとんどないことです。
お互いが恋愛感情を持たず、一定の距離感でいられるため、嫉妬心や独占欲などによる揉め事はまず起こりません。
そのため、関係が長い期間保てるのも、すばらしい長所です。
色恋であれば、長くても半年もてばいいほうですが、友営であれば、期限はありません。
また、本来であれば営業は必須ですが、友営の場合には営業はあまり必要とされず、逆影響とされる場合さえあります。
「友営」のデメリットとは
たくさんのメリットがある友営ですが、注意点も存在します。それは、
- 客単価、来店頻度が低い
- 女の武器が使えない
- 稼ぐためには時間が必要
です。やはり、水商売で売上を伸ばすためには、異性を惚れさせる方法が手っ取り早いです。
しかしながら、友営は他の営業スタイルと比べても、短期間での爆発力にはあまり期待できません。
そのため、友営で稼ごうと思えば、たくさんの指名客を作る必要があり、稼ぐまでに時間がかかります。
「友営」の実践ポイント
友営を行う上で、最初のポイントはお客様の見極めです。
恋愛目的のお客様にどれだけアプローチしても、なかなか指名は取れません。
会話内容や雰囲気から、早い段階で相手のニーズを探り当てる必要があります。
また、男性の中には異性の友情が成立しないと考えている人もいるので、その点も注意しなければなりません。
そして、次に重要なポイントは、異性としての魅力を振りまきすぎないことです。
相手に好かれようとして、無意識のうちに好意があるような発言やボディータッチを行うことは、友営ではタブーです!
ここは本来の友人関係とは違い、ある程度の距離感を保って、接客を行いましょう。
そして、いくら友達とはいえ、わざわざお金を払って会いにきてくれていることは忘れてはいけません。
- 気配り
- テーブルマナー
- 相手の空気感に合わせる
などの基本的な仕事は、完璧にこなしましょう。親しき仲にも、礼儀ありです。
まとめ
- 友営は友達関係を築く接客スタイル
- 単発の爆発力はないが、安定
- トラブルやストレスが少ない
- 友達とはいえ、「お客様」
これらが友営の特徴やポイントです!
夜の仕事を夢見て、水商売を始めた人からすれば、少し物足りないように聞こえてしまうかもしれません。
しかし、長い目で見れば、売上やリスクなどを考えても、メリットばかりのスタイルです!キャラ付けで迷っている人はぜひ『友営』を実践してみてください!
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