【ビギナー必見】水商売のグレーな常識とは?枕や罰金、お触り!?
「ノルマとか罰金って、当たり前なの?」
「お客さんとホテルにいくのも普通?」
水商売は一般職とは違う文化やルールが多いため、間違った噂も立ちやすい業界です。
またお店によっては、この曖昧さに漬け込んで「これが普通だから」と常識を押し付けてくるところもあります。
そこでこの記事では、夜の業界のグレーな常識やブラックなお店のルールをご紹介します!
この記事の目次
知っておきたい水商売のグレーな5つの常識
ここでは、水商売では常識でも、一般的ではないルールや、グレーとされている暗黙の了解を5つご紹介していきます!
罰金制
どんな場合でも、従業員に罰金を強いるのは法律的にNGですが、水商売では当たり前です。
ただし、理不尽なルールを設定しているわけではありません。メジャーなもので言えば遅刻や欠勤罰金です。
夜の仕事は高いお給料をもらえる分、自分の行動によってはペナルティを受けることがあるので、注意しましょう。
黒服との恋愛
昔から水商売において、黒服とキャストの恋愛は御法度です。
こちらも、破った場合には罰金が設けられているのが一般的で、50万や100万円などの法外な金額に設定されています。
また、昔気質のお店では黒服側が先輩スタッフから袋叩きにされることさえあるほど、固く禁止されています。
給料から謎の10%の天引き
この業界にはまだまだお金の管理がグレーなお店がたくさんあります。
給料からの天引きもそのひとつで、「こういうものだから」と、お給料から10%カットされるお店は少なくありません。
多くの場合、名目的には「源泉徴収」とされていますが、その後きちんと店側が税務署に納めているかは、ナゾです。
大手所はありませんが、大衆的なキャバクラやガールズバーには、よく見られるシステムです。
深夜営業(時間外営業)
キャバクラやラウンジ、クラブ等は「風俗営業」なので、原則で深夜0時以降の営業は禁止されています(地域によっては1時の場合あり)。
ただ、都内の繁華街でも朝まで営業していることはめずらしいことではありません。多くのお店の閉店時間が「LAST」と書かれているのは、このためです。
0時以降は、看板の電気を消して営業を行っているお店もあります。
飛ばれた売掛は、ホステスの借金
ここで言う「売掛」とは、お客様が料金を後払いすることで、クラブや一部のキャバクラで行われている方法です。
スナックなどの低単価なお店では、単に「ツケ」と呼ばれることもあり、お客様とキャストの信頼関係によって成り立っています。
しかしあくまで個人間のやりとりであり、お客様が飛んだ場合は、ホステスがその料金を支払う義務があるので、注意しましょう。
危険かもしれない水商売の3つのブラックな常識
ここでは、水商売の一部のお店のブラックな常識を3つご紹介します。
水商売を始めたてだと「これが当たり前なのかな」と思ってしまうものもあるので、確認しておきましょう。
売上のためなら、枕も当然
「何もできないなら、せめて寝てきなさいよ」
かつては、売上のためなら自分の身体も使うべきだという考えがありました。
枕はもちろん、お触りなどもある程度は流されていたお店も多かったですが、現在でもそのようなスタイルをとっているお店は少数派です。
風俗店ではないお店であれば、きちんと断りましょう。
色恋営業
ドラマや映画のイメージで、水商売といえば、お客様との疑似恋愛の場と考えている方も多いかもしれません。
もちろん大手のキャバクラでも色恋を推進しているお店もあります。しかし、
- 恋人としての演技や連絡が大変
- ストーカーなどの事件に発展しやすい
- 短期的なメリットしかない
などの理由から、徐々に減ってきているのが現状です。
ぼったくり
残念ながら、水商売にはいまだにボッタクリ店が存在しています。
ビールを飲んだだけで数十万円を請求するような分かりやすいものから、数千円単位のものまでさまざまです。
これに関しては完全にブラックなので、すぐに移籍することをオススメします!
まとめ
このように、夜の業界では、一般的にはブラックとされていても暗黙の了解で行われていることがいくつかあります。
ただし、自分のお店では当たり前でも、それが水商売の常識とは限りません。何かおかしいと思ったらすぐに調べたり、相談するようにしましょう!
ホステスの心得