なぜホステスになると金銭感覚が狂ってしまうの?~金銭感覚を維持するにはどうすればいい?~

なぜホステスになると金銭感覚が狂ってしまうの?~金銭感覚を維持するにはどうすればいい?~
ホステスの心得

ホステスに限らず、水商売をしている人に共通して言えることですが、水商売をしていると次第に金銭感覚が狂ってくることが多いです。

いくらいいお給料をもらって働いたとしても、金銭感覚が狂ってしまって全然お金が貯まらなかったら、意味がないですよね?

では、なぜ水商売をしていると、金銭感覚が狂ってしまうのでしょうか?

今回は、水商売をしていると金銭感覚が狂ってしまう理由と、水商売を始める前の金銭感覚を維持する方法を紹介していきます。

理由①給料が他の職業よりいいから

おそらくこれが一番大きな理由ですが、ホステスは他の職業に比べて、給料が圧倒的にいいです。

今までよりもたくさんお金がもらえるようになると、余裕が生まれますよね?

多くのお金が手元に入ってくるため、貯金することが苦手な人は、その分使ってしまいます。

「お金があるから使ってしまう」という理由から、どんどん金銭感覚が狂ってきてしまうのです。

理由②自己投資に使うお金が増えるから

ホステスである以上、見た目には常に気を遣っていなくてはいけません。

女で生まれてきたらただでさえ美容にお金がかかるのに、ホステスのように容姿が売上げに大きく関わる仕事であれば、普通以上に美容関係のお金がかかります。

毎月のように美容院やエステに行ってメンテナンスをしたり、化粧品や服などにも、たくさんお金をかけることになるでしょう。

美容院やエステも、1回何万円もかかるとなると、トータルしたらかなりの出費になると思います。

さらに、一度自己投資をがんばり始めると、現状に満足できないようになってくるため、今までの金銭感覚とは変わってきてしまうのです。

理由③お客様の金銭感覚が移ってしまうから

来店されるお客様には、富裕層の方も多くいらっしゃいます。

ホステスとして働いていると、そんなお客様が高い金額のボトルやシャンパンなどを注文する姿を見かけることもしばしばあるでしょう。

常にその姿を見ていると、それが普通という感覚に陥ってしまい、自らも同じような金銭感覚になることがあります。

ホステスであれば、同世代の人に比べると稼いでいるお金は多いと思いますが、富裕層のお客様と同じ感覚でお金を使っていると、すぐにお金がなくなってしまうことは目に見えていますね。

ホステスになる前の金銭感覚を維持するには

まず一つ目の理由としてあげた『給料が他の職業よりいいから』という点ですが、これは毎月の貯金額を決めることで金銭感覚を維持することができます。

いくら気をつけようと思っていても、明確な貯金額を決めて手をつけないお金をつくらない限り、金銭感覚はどんどん狂っていきます。

「せっかくたくさん稼いだのに」と思うかもしれませんが、贅沢をするのは自分で決めた日だけにして、あとのお金は貯金するようにしましょう。

そして、二つ目の理由の『自己投資に使うお金が増えるから』ということですが、これはある程度は仕方ないことです。

やはりホステスとして働くとなると、美容にかけるお金を削るには限度があります。

なので、ここで気をつけることは、普段使う化粧品は自分が使いたいものを無駄なく買うようにすることと、エステなど他の人の目から見て明らかに変化するわけではないことに使うお金をできる限り減らすことです。

また、三つ目の理由である『お客様の金銭感覚が移ってしまうということ』に関しては、「お客様と自分は違う」という気持ちを持ち続けることが一番大切です。

ホステスが見ているお客様の姿は、お店での姿です。

男は見栄を張る生き物なので、ホステスの前では気前よく振舞ってくれるかもしれませんが、ほとんどの人は常に気前がいいわけではありません。

ですから、それを理解し、お客様と同じになろうとするのではなく、しっかり自分を持ち続けましょう。

まとめ

水商売をすると、誰しも一度は金銭感覚が狂ってしまうものです。ただ、それに自分でいち早く気づき、注意していくことで、通常の金銭感覚に戻せます。

今回は、金銭感覚が狂ってしまう理由と、通常の金銭感覚を維持する方法を紹介しました。

もしも今の自分に当てはまることがあるなと感じた方は、今から気をつけてみてください。

 

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sakura

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山口県のラウンジで4年間働いていました。 その経験から接客方法やマナー、盛り上がる話題など、接客に役立つ情報を執筆していきたいと思います。

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