ホステス必見!~色恋営業の対策法を伝授~

ホステスにはいろいろな営業の方法がありますが、その中のひとつに色恋営業があります。
色恋営業というのは、お客様に恋愛感情を持ってもらうよう誘導し、指名をもらったり売上を伸ばす営業方法です。
お客様と恋愛をしているフリをするだけで指名ももらえて売上も伸ばせるのなら、一見最高の営業方法だと思うかもしれません。
ですが、とても手っ取り早い方法である代わりに、色恋営業には多くの危険が伴います。
ホステス側は恋愛しているフリをしているかもしれませんが、お客様のほうは本気で恋愛をすることになるので、最悪の場合ストーカーになってしまうことだってあるのです。
色恋営業をすることで売上が上がったとしても、自分が危険な目に遭ったら意味がないですよね?
つまり、楽をして早く指名をもらえる色恋営業ですが、身の安全を考えるとやらないほうがいい方法だということです。
ただ、自分では色恋営業をするつもりはないのに、段々色恋に発展していってしまうケースもあります。
そこで今回は、なるべく色恋営業に発展しないようにできる対策についていくつか紹介しようと思います。
必要以上に親切にしない
まだ自分のお客様が少ない新人のときにありがちなことですが、お客様に対して必要以上に親切にしてしまうことはいいことではありません。
もちろん、同伴のときやお店の中で気を利かせることは、大切なことです。
ですが、プライベートの時間を使ってお客様の手伝いをしてあげたり、相談に乗ってあげたりすると、お客様に期待させてしまう可能性があります。
その親切心を好意ととってしまうお客様も少なくないので、それが原因でストーカーになってしまうことがあるのです。
お客様によってどこまで親切にして大丈夫なのかも変わってきますし、確実にこれはしないほうがいいということは言えませんが、親切にするのはお店で会っているときだけと決めておくようにすれば無難だといえるでしょう。
常に程よい親切心を持って接客するようにし、色恋に繋がらないよう注意することが大切です。
プライベートで会わない
プライベートでお客様と会うことは、色恋に繋がる一番危険な行為です。
プライベートで会うとなると、ほとんどの場合がお客様から誘われたというパターンだと思いますが、その誘いに乗ってプライベートで会うということは、絶対にやめましょう。
もし、そのお客様のことを好きなら話は別ですが、ホステスがプライベートでわざわざ会ってくれることはあまりないことですので、お客様は自分に気があるのかと勘違いしてしまいます。
ちょっと一緒に買い物に行ったり、ご飯を食べに行くくらいなら大丈夫だと思ってしまうかもしれませんが、それが色恋に繋がることも少なくありません。
自分にその気がないから大丈夫だと思っていても、相手はそうではないということもあるので、色恋に少しでも繋がりそうなことは避けるように徹底することが大事です。
高価な物をねだらない
いくら親しいお客様であっても、誕生日などの特別な日以外は、高価な物をねだることはやめておいたほうがいいです。
これは「これだけいい物を買ってあげたのだから」と見返りを求めるお客様も多いからです。
誕生日やクリスマスなどのイベントがあるときであれば見返りを求められることは少ないのですが、何もない日にブランド物をたくさんおねだりし続けると、さすがにお客様もいい気はしません。
色恋に繋がる可能性もありますが、他のトラブルを引き起こすことも考えられますので、おねだりのしすぎは禁物です。
まとめ
売上を伸ばす手っ取り早い方法である色恋営業ですが、色恋営業はたくさんの危険が伴う営業方法であることには違いありません。
自分でも気づかないうちに色恋に繋がってしまったというホステスも少なくないので、防げることは自分で防ぐようにしっかり注意して接客するように心がけることが大切です。
今回紹介した3つのことを徹底しておくだけでも、うっかり色恋営業に繋がってしまったということは十分防ぐことができます。
色恋営業になりないよう自分でしっかり対策をして、自分の身は自分で守れるようにしましょう。
ホステスの心得