会話が続かないお客様に!ホステスが使える攻略法とは?

お客様と一言で言ってもいろんなお客様がいますよね。
ノリがいいお客様や落ち着いているお客様など、お客様のタイプもさまざまです。
ですがやっかいなのが、自分から話しかけてくることも少なければ、こちらから話しかけても会話が続かないお客様。
せっかく楽しい雰囲気にしようとがんばっても会話が続かなければどうすることもできないと焦ってしまうと思います。
特に自分ひとりで対応しなければならないとなれば助け船を出してくれる人もいないので、どうにかしなくてはいけません。
ですが、話しかけても会話が続かないのにはちゃんと理由があるはずです。その理由をきちんと見分けて対応すればほとんど攻略できます。
そこで今回の記事では話しかけても会話が続かない理由と対処法について紹介していこうと思います。
人見知りが原因の場合
もともと人見知りが強いお客様なのであれば、最初は話しかけてもなかなか思うように会話が続かないことが多いです。
何度か話しかけても無愛想にされたりすると話しかけない方がいいのか迷ってしまうかもしれませんが、人見知りの人は心を開いてくれるまで時間がかかるので少しずつでも会話が増えているなと感じたら積極的に話しかけるようにしてみてください。
本当に話すことが嫌なら、いくらこちらが話しかけてもまったく歩み寄ってくれる気配がないはずです。
なので、少しの変化にも気づけるよう注意しておくようにしてお客様との距離を縮めていくことが大切です。
逆に、人見知りの人が一度心を開いてくれたらずっと自分を指名してくれる可能性が高いので、しっかり見極めて自分のお客様になってもらえるようがんばりましょう。
好きな話題ではない場合
何かの話題について話していても全然興味がなさそうにしているのなら、ただ単にその話題が好きではないから会話が続かないという可能性があります。
ですので初めて会うお客様にはなるべくいろんな質問をして、その中で食いつきがいい話題を中心に話すようにするといいでしょう。
よくある例で言えば「趣味はなんですか?」と聞かれても、趣味がないお客様なのであればそのあとにホステスの趣味を聞かされてもおもしろくないですよね。
お客様がこの話題には興味がなさそうな反応を示したのであれば無理にその話題を続けようとはせず、思い切って違う話題に切り替えてみてください。
いくつか質問を繰り返してみたり、自分が詳しいジャンルなどを話していくと、お客様も興味がある話題がでてきて仲良くなれるかもしれません。
静かに過ごしたい性格である場合
クラブに来店されるお客様は話すことが得意なお客様が多いイメージがあるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
いくらお店とは言ってももともとの性格上静かに過ごすことが好きな人であれば、こちらからノリ良く話しかけることで気分を害してしまいます。
もちろんお客様に対してこちらから何も話しかけないわけにはいきませんが、何を話してもずっと反応が薄いままだったり、お客様から「落ち着いた雰囲気が好き」と言われたりしたら無理に話しかける必要はありません。
「これでいいのかな」と思ってしまうかもしれませんが、多少無言が続いても大丈夫です。
周りの目が気になってしまうかもしれませんがお客様に喜んでもらうことが一番大切なので、そのお客様に合わせた接客ができるよう意識してみてください。
まとめ
ホステスとして働く上でお客様とのコミュニケーションはとても大切です。ただ、お客様の中には話しかけても会話が続かなくて困る方もいるでしょう。
そんなとき「無理にでも話しかけなければ」と思ってしまいがちですが、それは逆効果になってしまうかもしれません。
お客様と会話が続かない原因をしっかりと見極めて対応することによって、そのお客様が何を望んでいるかが分かってくると思います。
もし会話が続かなくて困っているお客様がいるのであれば、今回紹介したことが原因でないかを考えてみてください。
ホステスの心得