スナックで働くならおじさんを攻略すべし！～おじさんとの会話のコツとは～

水商売にはいろいろな種類のお店がありますが、その中の「スナック」とはどういう場所なのでしょうか。

スナックと言えば、ママがいて何人かの女の子が働いている場所というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。

そんなスナックですが、現在はラウンジやキャバクラが主流になってきているため、一昔前に比べるとお店の数も少なくなってきています。

主にスナックが流行ったのは1970年代とされており、その年代にスナックに通っていた若者も歳を取っていつしかスナックはおじさんの憩いの場として代表的なお店に変わりました。

つまりスナックは、比較的若いお客様よりおじさん世代のお客様の来店が多いということになります。

ですからスナックで上手に働いていきたいのであれば、おじさんを味方につけるよう攻略する必要があるのです。

では、具体的に何をすればおじさんを攻略できるのか、その方法を紹介するのでスナックで働いていきたい人はぜひ参考にしてみてください。

スナックに来店されるお客様の年齢層の平均

スナックにはおじさんがよく来店されると言いましたが、実際にスナックに足を運ぶお客様の年齢層はどのくらいだと思いますか？

おじさんと聞くと大体40～60代くらい？と思う人が多いのではないかと思いますが、スナックは1970年に流行って、その20代だった人が主に来店するということになりますから50～70代が多い計算になります。

もちろんそれ以外の年齢のお客様が来店されることも決してめずらしいことではありませんが、やはりスナックはラウンジやクラブに比べると年齢層が高いことが特徴的です。

おじさんが好む会話の内容

おじさんたちの憩いの場であるスナックですが、働くのはおじさんたちと同じ年代の女性ではなく20～30代の女性がほとんどです。

でも、10コ歳が違えばよく話す会話の内容も変わってきますよね？

おじさんの相手をするのならおじさんが好む会話がどのようなものなのか知っておかなくてはいけません。

では、おじさんが好む会話とは具体的にどのような会話を指すのでしょうか。

これをおさえておけばほとんどのおじさんに通用する会話の内容を紹介するので、会話することがあったら使ってみてください。

人生の武勇伝

男の人は基本的に自分の武勇伝を話すことが大好きです。

年齢関係なく武勇伝を話す人は多いですが、50～70代くらいのおじさんともなると人生経験も多いのでその分武勇伝もたくさんあるはず。

なので、若いときは何をしていたのか、どのように過ごしていたのかを聞いてみましょう。

若いときにやんちゃをしてきた人ならその話題を出すと向こうからたくさん話をしてくれるでしょうし、よく勉強ができた人なら自分の学歴について語ってくれたりすると思います。

それをお客様が満足いくまで聞いてあげたらほぼ間違いなく喜んでもらえます。

仕事の話

50代以上になると、職場で役職がついている人も多くなります。役職がついたらその分仕事も忙しくなり、責任も大きくなりますね。

仕事が忙しい人というのはプライベートの時間でさえ仕事のことが頭から離れなくなったりしてしまうでしょう。

そのせいでストレスが溜まる人はとても多いのに、家でも職場でも発散することができない人が増えているのです。

今まで誰にも聞いてもらえなかった話ができるだけでもストレスは緩和されます。

お客様にとって、その役割を果たしてくれるホステスがいたらとても心地いいに違いありません。

なので50代以上のお客様が来店されたら、積極的に仕事の話題を出してみましょう。

最近のニュースの話題

おじさん世代は最近のニュースにも敏感です。大体の人が朝のニュースを見ているため、世の中で何が起きているかをよく知っています。

特に会社員の人はニュースは必ず見ているはずなので、その話題がすぐに出せるように普段からニュースはチェックしておいたほうがいいでしょう。

ちょっとした話題でもそれは誰もが共有できる内容なので、比較的話が続きやすいです。

LINEニュースなど、ネットでも気軽にニュースが見れる時代になっているので、面倒くさがらずに毎日チェックしておくといいですね。

グルメ

若い人よりも収入が多いおじさん世代は、少々高いお金を出しても美味しいものを食べることが好きだという人が多いです。

「今日はどこでお食事されてきたんですか？」

と質問してみて、反応が良かったらグルメに詳しい人である可能性が高いのでチャンスです。

そんなグルメなお客様には、お店の近くでおすすめのお店がないか聞いてみましょう。きっとグルメの話題で盛り上がることができるはずです。

さらにできそうであれば、そこから同伴の誘いをしてみてもいいかもしれません。

盛り上がってグルメの話ができたのなら、「この子とご飯に行きたい！」と思ってもらえることも少なくないと思います。

おじさんが好むその他の要点

会話以外でおじさんが好む要点もいくつかありますので、ここでは3つ紹介します。

丁寧に話を聞く

まずは会話の基本的なことになりますが、おじさん世代には特に丁寧に相手の話を聞くことを心掛けておきましょう。

誰でも相づちをうって話を聞いてもらえると心地よいものですが、おじさんは若い人よりもその感覚が敏感です。

逆に特別なことはしなくても、丁寧に話を聞いているだけでも気に入ってもらえたというケースも多いので、このポイントはきちんとおさえておいてください。

上品な見た目

おじさんは自分自身が落ち着いているので、キャピキャピした女性よりも落ち着いた女性を好む傾向にあります。

金髪に大量のアクセサリーをつけているような派手な女性は引かれてしまうことが多いので注意が必要です。

おじさんの心を掴みたいのなら、髪はできるだけ黒髪に近い髪色でスッキリとまとめて化粧もフルメイクではなく抜け感のあるメイクにするといいでしょう。

また、アクセサリーはできるだけ小ぶりな物をつけると上品に見えるのでおすすめです。

ギャップ

「ギャップ萌え」という言葉があるくらい男性は元々ギャップに弱い生き物ですが、おじさんは特に女性のギャップに弱いです。

気の強そうな女性が弱い所を少し見せると放っておけなくなったり、いつもなよなよしている女性がここぞと言うにしっかり対応している姿を見ると惹かれてしまうのです。

おじさんに気に入られるようになりたいのであればひとつはギャップがあったほうがいいので、意図的にでも自分のギャップを作るようにしましょう。

おじさんと接する際の注意点

おじさんは味方につけたらとてもいいお客様になってくれる可能性が高いですが、それでも注意しておかなくてはいけないことがいくつかあります。

まずは期待させすぎるようなことは絶対に言わないこと。

もしおじさんが本気でホステスのことが好きで、そのホステスがおじさんに気があるような発言をしてしまうとストーカーのような行動に変わってしまうことがあります。

もちろんおじさんに限定したことではありませんが、普段あまり女性と関わることがないおじさんはストーカーになりやすい傾向があるので注意しておきましょう。

また、過度におねだりすることもやめたほうがいいです。

例えば高いシャンパンをねだってみたりプレゼントを買ってほしいとお願いしたりするとしましょう。

おじさんは本気にしてシャンパンを開けてくれたりプレゼントをくれるかもしれません。

でも見返りを求められることが多いので、それ相応のことを返さなかったら逆に嫌われてしまいます。

ですから、おねだりするにしてもあまり高価な物をおねだりすることは控えたほうがいいでしょう。

まとめ

スナックで働くと、自分よりもかなり年上のお客様と会話することが増えます。

それなのにおじさんの好みを知らないまま接客していたら、いつまで経っても気に入られることはありません。

なのでスナックで働くのなら、自分がおじさんの好みを把握して、うまく気に入られるようにすることが重要になってきます。

今回紹介したことは基本のことばかりですが、これらの要点をおさえておくだけでも接客が楽になると思いますのでぜひ今日からでも活用してみてください。

 

ホステスの心得