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売掛は誰の責任?飛ばれたらどうしたらいい?飛ばれないためには?

更新日:

いきなり結論から言うと、今も昔も、売掛はホステスの責任です。

「風呂に沈めるぞ!(=ソープに売り飛ばすぞ)」

という言葉は、闇金と、闇金まがいの黒服たちから誕生した言葉です。

今ではそれほどの事態でもなくなりましたが、そのせいか、何にも分かってないホステスが多すぎる。

地域によって異なる面もありますが、ここでは実際に私が見聞きしてきたことを土台に、お話しします。

ちょっとお知らせ初めての方や過去記事も読みたい方は目次もどうぞ^^

 

売掛はなぜ「担当ホステス」の責任なのか

あなたには、売掛の責任がありますか?

あるとしても、ないとしても、考えてみてください。

なぜ、ホステスには『売掛』という制度があり、その責任をホステスが背負うことになるのか。

なぜ誰かの未払い金のせいで、自分が立て替えなければならず、風呂に沈めるぞ!という事態にまで発展するのか。

真剣に、考えてみてください。

 

『ホステス=個人事業主』だから

売上契約のホステスは、言い換えるなら請負契約。

この意味、昼間のお仕事をした経験があるか、私のように法律が趣味という特異な人(笑)なら、分かると思います。

 

請負とは、当事者の一方(請負人)が相手方に対し仕事の完成を約し、他方(注文者)がこの仕事の完成に対する報酬を支払うことを約することを内容とする契約。特に営業として行われる作業又は労務の請負は商行為となる(商法502条5号)。

Wikipediaより転載

 

請負契約=結果に責任を負う

 

これが、売上ホステスの契約です。

業務委託ではありません、請負契約です(業務委託は結果に責任を負いません)。

ホステスとお店の契約上での「仕事の完成」とは、契約で交わされた『結果』を意味します。

たとえば、

 

  • 同伴ノルマは月に5回、できなかったらペナルティがあります
  • イベント時には確約2回、できなかったらペナルティがあります
  • 打込30万、超えられなかったら保障からこれだけ差し引きます
  • 打込30万を超えた場合、10万円毎に保障給がこれだけ上がります
  • これらの結果を維持できなかった場合、○ヶ月で契約解除とします
  • これらの結果を維持し、かつ上回った場合、翌年度の契約更新金はこれだけ払います

 

など、あなたの仕事の結果に対して何かしらの取り決めが発生するものを言います。

その売上が未払いとなった場合、お店からすれば「仕事が未完成である」ため、あなたに責任が発生します。

これが、ホステスの売掛責任です。

 

個人事業主=法的責任が無限だから

これまた、経営の経験がある方か、私のように法律が趣味という特異な人(爆)なら分かると思います。

法律上、個人事業主の債務責任は無制限です。

 

>個人事業主としての無限責任とはどのようなものを言うのですか。

生じた債務の全額を弁済する責任を負うというものです。株式会社のように出資金以上に個人的な債務を負わないという意味での有限責任と対比されます。

弁護士ドットコムより転載

 

正確には『契約書に依存』します。

つまり、契約書の中に「私はここまでしか責任負いませんよ」という記載がなければ、あなたの責任は無限です。

最悪の場合は、全財産投げ打って、体売ってでも、債務弁済しなくてはなりません。

破産するという手はありますが、「風呂に沈めるぞ」的発言をするようなお店だったら、そんなの通用しないでしょう。

 

「こんなに重い責任を負ってホステスをやっている」という自覚を持っているホステスが、世の中にどれくらいいるでしょうねぇ?

 

飛ばれるホステスは、大体のんきに「払ってくれるだろう」なんて期待値で考えて、自分の負ってる責任の重さに無自覚な思考停止ホステスです(毒)。

※これくらい言っても足りないくらいです、今後飛ばれないためにもここではガンガン毒吐きます。

 

売掛を飛ばれたらどうする?

いずれにしても、今も昔も、売掛責任を負うホステスにとって一番の不安は、

 

売掛を飛ばれないか
売掛を飛ばれたらどうするか

 

この2つですよね。

 

売掛を飛ばれたら回収できるの?

私が現場で見てきたこと、そしてセッションで見聞きしてきたことから踏まえて言いますと。

 

売掛は、飛ばれたら終わりです。

 

これはもう、売掛責任を背負った以上、肝に銘じるしかないです。

大企業のお偉いさんだろうが、会社の経費だろうが、未払いになってしまったら終わりです。

人格優れた人に見えようが、財閥であろうが、払わない人は払わないし、払えないときは払えません。

これを重々頭に叩き込んで、以下読み進めてくださいませ。

 

売掛を飛ばす人の心理を踏まえてアドバイス

セッションでも未払いを立て替えた後に相談されることがありますが、この時点で私のアドバイスは3つしかありません。

 

  1. あきらめる
  2. いつか払ってくれればいい、と年単位で気長に連絡取り続ける
  3. 段階を踏んで法的手段に出る

 

大抵のホステスさんは1か2を選びますが、私は3を勧めます。

なぜなら、飛ぶ人の9割はよそで飲んでいるからです。

お金がないわけでも忙しいわけでもなく、

こいつは払わなくてもイケる

と判断されただけ。

そんなヤツは気長に待ったところで払わないし、あきらめたらまた別のホステスで同じことをするだけです。

事実、内容証明送りますよーとか、弁護士入れないといけなくなりますよーと言ったら、結構すぐ払います。

 

カネあるじゃん( '∇')ウフフフフ

 

ってことです(笑)

私が1を勧めるときは、情報が途絶えているとき=そんな人に売掛させたホステスの自業自得。

2を勧めるときは、本当にお客様が突発的な失業や災害、病気などで止むを得ない事情を抱えてしまったとき=不可抗力。

それ以外は、段階をきちんと踏んで追い詰めれば、実際に訴訟なんかするまでもなくほぼ回収できます。

追い詰めれば~だって、こわーい(・∀・)エヘ

 

売掛を回収できないホステスの特徴

言わずもがなですが、売掛を回収できないのは、

 

  1. あきらめる
  2. いつか払ってくれれば、と年単位で気長に連絡取り続ける
  3. 元々情報がなくどうしようもない状況

 

というホステスさんです。

売掛回収はしたいけれど、角を立てたくない、最終的にどこまで待つのかも決められず相手任せ、周りの意見に逆らうだけの勇気もない。

結果、未回収のまま終わります。

セッションでも、回収不能になったのは、この3つのケースだけです。

 

REINA
あとは稀に、払う気でいるお客様に対して余計なことを言い、激怒させ、支払い拒否される子がいます(笑)

 

飛ばれないためにホステスはどうすべきか

上記のように、飛ばれてからでは選択肢はほとんどありません。

もう「あきらめる」か「法的措置を検討する」かの2択に近い状況になります。

これを避けるためには、何も問題がないときから準備をしていないといけないのです。

 

売掛に対するマイルールを作る

お店のルールとは別に、あなた自身のマイルールを作りましょう。

抽象的に、いちいち「真面目そうだから」とかいう何となくな感覚で売掛をさせるのは、ホステスくらいです。

いいですか。

 

売掛って「お客様にお金を貸す」という行為と同義なんですよ。

 

返してくれそうだから~とかで、何十万も何百万もお金貸しますか?

ましてや、名前も会社も知らない、会社が実在するかも知らない、交流関係も聞いたことがない、完全マンツーマンの相手に「いい人そうだから」とかで貸しますか?

その人のために、あなたは無収入になるかもしれないし、金額が太く働いてるお店が悪ければ風俗直行です。

避けたいですよね???

では、具体的にどんな人にどれだけの売掛を許すのか、どう身元確認をするのか、飛ばれたらどう回収するのか、を考えてください。

そしてそれを実行できるように、日々の接客の中で情報を集め、自分の「お金に対する価値観」をタネ蒔きしておきましょう。

 

売掛を裏切れない強固な関係性を築く

売掛を踏み倒すのは、互いの信頼関係を踏みにじる行為、ですよね。

日ごろから確実なコミュニケーションを取っておかないと、本当に痛い目に遭うのは自分です。

売上が下がる、嫌われる、怒られるなどいろいろ思うでしょうが、時にはきっぱり断ることも大事です。

そして何よりも「こいつだけは絶対に裏切れない」というくらいに、お客様と絶大な信頼を築き上げる努力をすること。

 

売掛の負担というハイリスクを背負っているホステスには、一番売らなければならないものがあります。

それは、恩。

心理学に基づく方法で、人は恩を受けると返さねば、と思うのです。

さらに、信頼関係がきちんと構築されていれば、本来男性はとても義理堅い生き物ですから、仇で返すようなことはしません。

本来義理堅いはずの人がそういうことをするということは、あなた自身にナメられる問題があるということです。

ここを自覚して、改善しましょう。

 

REINA
もちろん中にはとてつもないクソ客様もいます。

でもそれも、そういう人だと見抜けずに売掛をさせたあなたの見る目のなさが原因です。

すべての責任は自分にある、と腹を括って、見る目を養ってください。

 

売掛を1度も飛ばれなかった私がやっていたこと

私は売掛を飛ばれたことがありません。

でもそれは「売れっ子だから」とか「REINAさんだから」とかいう、ワケの分からない得体の知れないことが要因ではありません。

飛ばれなかったのは、飛ばれないように、飛ばせないように、何重にもリスクマネージメントをしていたからです。

たとえば、

 

  • お礼状を出す
    面倒だからとやらないホステスがいますが、これは感謝を伝えると同時に、会社が実在するのか、本当に在籍があるのかを確認しているのです。名刺の情報や世間の評価なんか、一切信用してません。
  • 枝の部下や上司、友人などと縁を持ち続ける
    来店がないと連絡を絶つホステスがいますが、バカだなと思ってます。私が「来店なくても連絡しろ」と言うのは、CM狙いもありますが、万が一誰かが売掛を飛んだときに連絡を取るパイプをたくさん持っておくためです。また、本人から聞けない情報が手に入ることもたくさんあります。そして「自分の人脈に大勢共通の知り合いがいる」と思えば、自分の顔や信用に関わるので、まともな人なら絶対に売掛を飛ばしたりしません。
  • 恩を売りまくる
    私は現役時代からお客様に相談されるポジションを重視していました。そして、相談されたことに対しては、自分にできることの最大限を惜しみませんでした。愛人の妊娠騒ぎ、部下の退職、離婚、子どもの素行不良、性病の薬を買いに行くまで(爆)でもこうして「気軽に誰にでも言えることではないこと」を相談できて、かつそのために尽力してくれる人を、まともな人は裏切りません。

 

これは本当に一部ですが、これだけで売掛を飛ばれる可能性は10%以下まで下げられます。

あとはキャラ的に、

 

お客様
おまえ裏切ったら怖そうだな~
そうね、地の果てまで追いかけるね
REINA

 

という会話をさりげなく(?)放り込むことは難なくできるので、ガンガン放り込んでましたw

※本当にやりそうだな、と思わせられない人は無意味です

こういう小さな積み重ねも大事です。

 

 

いろいろ書きましたが、まずはマイルールを具体的に持ちましょう。

セッション中のホステスさんで不安な方は、作ったものをメール添付送信後、セッションで相談してください。

私が持っていたマイルールについての詳細は、また別途で記事にしたいと思います。

 

まとめ

売掛は「飛ばれる前」の準備がもっとも重要。

参考ホステスが名刺をもらったら最低限やっておくべき3つのこと
参考約束を守らないホステスは絶対に売れない(色恋枕以外では)

 

 

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REINA@ホステス専門アドバイザー(管理人)

REINA@ホステス専門アドバイザー(管理人)

ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、ホステスではない人生を経験すべく30代で引退。コンサル歴9年目に突入しました。プライベートではMダックス5匹と暮らす犬アレルギーの愛犬家。鼻炎薬欠かせません。2ヶ月足らずで9,000km以上走り愛車をぶっ壊す勢いの運転好き。音楽一家に育った元バンドマン(ボーカル)で最近はどっぷりドラムにハマッています♪

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