商売やってて〇〇しないなんて、信じられない

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
マーケティングって言葉がありますね。顧客ニーズを掴むには欠かせないもので、誰もが必要だと感じて取り組んでいるものだと思います。
これをやってるのは、恐らく経営者や運営責任者、営業マンや企画部などが主になるでしょーか?
私はですね、これを末端の社員、要するに実際に接客をする人間がやらないのがとっても不思議なんです。
別に小難しくデータを集めてグラフ化したり数字化したりしなさいよってお話ではありません。
お店や会社の中で、1番お客様に近い人間は誰ですか?経営者ですか?責任者ですか?
違いますよね、実際に接客をしている社員、スタッフ、店員さん、ですよね。
今は時代も変わり、お水の業界でも手紙を書くことを禁じるお店があるようです。
私には考えられません、商売をやっていてお客様にお手紙を出さないなんてありえない。
定期的にメールを送れば、電話をかければお客様が来て下さるなんて、かなり甘いです。
ニュースレターでも構いません、何も送らないよりはマシですが、ニュースレターだけポイッと送るのも甘い。
お客様がすでにあなたのファン、あなたの商品の大ファンなら、それで売れるでしょう。
でも【たまたま買った】だけだったら?【たまたま行った】だけだったら?
そんな中でメールやら電話やらニュースレターやら、お得ですよ~的な言葉で営業をガンガンかけられたら正直言って うっとうしいだけですよ。
手間をかける分だけ無駄が増えるばっかりです。毎回新規のお客様狙いで仕事をするのなら構いません、でもリピーターになってくれたら1番ですよね。
ホステスの仕事で毎回新規を相手にするのは骨が折れます、心も折れます、ぼったくりのお店くらいです。
いかにして2回目に繋げるか、いかにしてお客様に3回足を運んで頂けるかが勝負、これが商売です。
それを、なぜ経営者や運営陣、責任者や関連部署だけがやるのか、さっぱり分かりません。
いくら他が一生懸命考えたって、接客をしている本人達が考えなければ意味がないのです。
お客様から見れば、商売をしているのは経営者ではなく、接客をしているスタッフ1人1人なんですよ。
もう1回このお店の接客を受けたい。お客様にこう思って頂けないことには、接客業でリピーターを掴むことは難しいのです、仮に商品が良くても。
あなたでなければこの商品はいらない、そう言われる社員やスタッフを何人作るか?
あなたがいるからこのお店に来たい、そう言われるスタッフに育てるにはどうすべきか?
それを考えるのが上に立つ人の仕事であり、実際にマーケティングしてお客様のニーズを探るのは、実際にお客様と接しているスタッフ1人1人です。
でないと、お客様のニーズには応えられませんホステスは入店した初日から当たり前にこれをやっています、だから売れる子と売れない子の差が開くのです。