売れるホステスの必勝会話パターン
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
「話すネタがない!」と会話に困っていませんか?お客様はそれぞれ関心事が違うので、ネタを探そうとするととても大変な作業になりますよね。
また、ネタに頼って会話をすると、ブツッブツッと途切れたトークになってしまいがち。
それなら、ありきたりなテーマからスムーズに会話を広げていけるほうがいいと思いませんか?
今回は、会話ベタなホステスが陥りがちな勘違いと、実際の会話から作った会話例をご紹介します。
この記事の目次
共感を示した「つもり」の会話になっていませんか?
お客様との会話で共感を重視することはいいことなのですが、
- そうなんですねー
- すごいですねー
- 分かりますー
- なるほどー
という相槌を共感だと勘違いしていませんか?これは「聞いてますよ」という合図であって、共感していることにはならないのです。
「共感しているつもり」の会話例
たとえば、あなたが失恋したとして。
こんな反応されて、「わかってもらえた!」と感じます?こういうことが、雑談の中でも起きているわけです。
みたいに(笑)心当たりのあるホステスさんは、これから書くポイントを1週間意識するだけでも、お客様の反応が変わるはずです。
売れっ子ホステスの会話術「情緒的表現を重視する」
では、売れっ子ホステスの会話例を見てみましょう。思いっきりベタな会話でいきます。
季節・気候のネタで会話をする
「寒い(暑い)ですねー」で終わらず『+α』で会話をするのが基本。
こう言い換えるだけで、気遣いと思いやりと優しさが伝わり、その積み重ねの結果で売上にも繋がっていきます。
特に初対面のお客様は「寒いですねー」くらいではなんと答えていいものやら~です。
この会話入り口で弾むのは、ある程度顔見知りの関係か、お客様が上手に会話をリードしてくださるときだけ。
ちょっとした言葉遊びと色恋になりがちなワードも含めて、ベタベタな基本の会話事例を作ってみました。
現役時代、実際にお客様と交わした会話から拾っています。
売れっ子ホステス会話事例1@冬編
ベタ過ぎるw
でもクソ会話よりは、ベタのほうがまだマシです。このあとはご家族の話題にもつなげられるし、一旦笑いが起きると話を切り替えるポイントを作れます。
売れっ子ホステス会話事例2@夏編
では、今度はもっと「クソ会話」に
忠実に近づけてみます。
- 仕事優先主義
- 誘われても断ることもある
という点を暗に伝えられます。
売れっ子ホステス会話事例3@病気絡める編
このジャンルはお客様の情報が得られるので、使いやすいですね。
上記例だと、このお客様と同伴する際や贈り物をする際には、アレルギー系を気にかける必要がないと分かります。
世間話で終わらせず、必要な情報を得るためにキーワードやネタを選ぶのも重要ですね。
仕事・休日ネタで会話をする
「休みですかー?」「仕事帰りですかー?」と尋ねるより、「こんな時間までお仕事ですか?」と表現したほうが労いの気持ちが伝わります。
沈黙を埋める目的だからこういう表現が出てこないのであって、お客様を労う気持ちがあれば出てくるはずです。
愚痴のひとつでも聴けて、いいコメントができれば、あなたの好感度もアップします。
売れっ子ホステス会話事例1
水割りが出てくるまでの間にこの会話ができると、お渡しするときに「はい、今日もお疲れ様でした」と言えますね。
売れっ子ホステス会話事例2
この会話で既婚であること、お嬢様ととても仲良しなこと、家族を大切になさっていることがわかります。
こういうお客様には、家族の時間を最大限尊重してお付き合いしよう、と会話しながら考えるわけです。
居住地・出身地ネタで会話をする
売れっ子ホステス会話事例1
お名刺をいただいていれば、行動範囲が分かる会話ですね。ちょっと表現がストーカーチックですけども(笑)
通勤時間が長いお客様に無理をさせると翌日の疲労感が大きいので、足が遠のくきっかけになってしまいます。
よって、このお客様には『なるべくご自身のペースを乱さないように』を心がけたりします。
売れっ子ホステス会話事例2
こんなふうに「好きな音楽」というワードとは別の角度から出すこともできますね。
アーティストがお客様の世代に流行った人だと、話も広がりやすくなります。客層に合わせて勉強することも大事ですね。
相槌で会話を終わらせないテクニック
「へーすごいですね!」「そうなんですねー」で終わると、次に何を話そうかと悩むハメになります。
- 相槌+コメント
- 相槌+質問
これを意識するだけでも変わるはずです。たとえば、
のように一言足すだけで『何を話そうか』と悩まなくても会話は進むのです。
ほんの少し表現を変えるだけでも会話は弾む
この記事を読んだ後に、『「クソな会話」も「お客様が喜ぶ会話」に簡単変換できる方法』を読むと、私のふきだし欄の言葉がルールに従って作られていることがわかります。
ここを徹底すると、さらに質の良い会話になります。ありきたりな質問・会話にグッタリしているのは、お客様も同じです。
また、プライバシーに触れるような質問を矢継ぎ早に向けると、一歩間違えたら嫌われてしまいます。
ちょっと表現を変えるだけですんなり答えてくれますので、ぜひ実践してください。
ホステスの心得