ホステスも接客や営業でミラーリングを使えばいいと思うの。

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
最近日増しに「心理学ってほんと役に立つ!!」と思います。売れないホステスだったころは、



といったようなことを、心の中で何兆回も毒づきながら呟きながら勉強してきて良かった、本当に良かった。
激どころか、粉々になる勢いで叱咤叱咤してくれたパートナーに感謝(決して激励はない、なんでだ笑)。
これからさらに学びを深めつつ、ホステスさんのお仕事や人生に役立てていけるよう、応用していきたいと思います。
でも、今日はOPEN記事なので、軽めにいきます。
ホステスもミラーリングすればいいじゃない
ミラーリングとは「鏡のように相手を真似る」という心理テクニックです。よく夜の世界で言われる例としては、
- お客様が水割りを飲んだら自分も飲む(飲むペースを合わせる)
- お客様がゆっくり話す方なら自分もゆっくり話す(会話のテンポを合わせる)
などがあり、これらはお客様が居心地の良さを感じるひとつの要因になります。こういうことが本来の「お客様に合わせる」ということです。
上記のような誰でも真似しやすいことは新人レベルのミラーリングですが、ベテランホステスや売れっ子ホステスは、無意識ながらも多岐にミラーリング効果を活用しています。
ホステスが陥るミラーリング失敗例
ミラーリングでもっとも重要なことは、テクニックだと気付かれないこと。
テクニック系は「気付かれないように」が大原則ではありますが、とりわけこのミラーリングは配慮が不可欠です。
なぜなら、他のテクニックに比べて不快感を抱くレベルも大きいからですね。
一番多い失敗は、真似るポイントを考えず真似しすぎる。極端な話、何から何まで真似されたら、単純に不愉快ですよね。
コンサルでもそれでお客様を怒らせ、NGを出されたホステスさんがいます。
安易に小手先テクニックに飛びつく思考停止ホステスさんがやりがちなので、気をつけてください。
ミラーリングは接客でも営業でも効果的
- やり過ぎないように
- 自然に見えるように
これだけでも守れれば、簡単で効果のあるテクニックです。たとえば接客の場面だと、
- お客様が笑ったら自分も笑う
- お客様が深刻な表情で話しているときは深刻な表情で聴く
営業活動の中では、
- お客様と文章量を合わせる
- お客様と同じ言葉を使う
などを意識するだけで親近感が生まれます。
特に初対面のお客様には、
- 会話のテンポ
- 会話中の間の取り方
- 声のトーン
- 表情
これを強く意識してみてください。少なくとも、お客様に居心地の悪さを感じさせることは格段に減るでしょう。
まとめ
- ミラーリング=相手を真似ること
- やりすぎに注意!
- 初対面では会話のテンポを合わせる
ミラーリングを効果的に活用するには、お客様を観察すること、理解することがとても重要です。
「気の利いたこと言わなきゃ」なんてくだらないことを考えている余裕があるなら、とにかくお客様をよく見て、理解に努めてください。
お客様のクセや行動パターンが分かるとミラーリングしやすくなりますよ。