「手伝ってあげるよ!」の裏のカオとは・・・
困ってるときに手を貸してくれる人がいると、とっても助かりますよね。あなたに手を貸してくれたその人、なんと言って手助けしてくれましたか?
「手伝うよ!」
「一緒にやろう」
「手伝ってあげる!」
お願いしやすいのは、どれでしょう?この【お願いしやすいかどうか】に、相手の心理が隠れているのです。
「~あげる」の裏に気持ち
実は私、もうひとつの仕事で児童福祉支援に携わってますが、そこで絶対に口にしない言葉があります。
「~あげる」
聴いてあげる。やってあげる。してあげる。買ってきてあげる。どんな些細なときでも、絶対に「~あげる」とは使いません。
なぜかというと、その些細な一言に深く傷ついてきた子達が対象だからです。
あなたも、「せっかくあなたのためにしてあげたのに」と言われて、不快な思いをしたことはありませんか?
頼んでもないのに・・・とか、たしかに頼んだけどそんな言い方しなくても・・・とか。「~あげる」という言葉には、意識無意識にかかわらず、
- 見返りを求める気持ち
- 恩を着せたい気持ち
が隠れています。そんなことない!と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。本当に見返りを求めていませんか?
自分がしたことに対して、相手がお礼も言わずに当然のようにふんぞり返っていたら、腹が立ちませんか?
年配の方に席を譲って「年寄り扱いするな!」と言われたら「良かれと思って言ったのに!」って思いません?
私の好意を快く受けてくれる前提じゃないですか?たとえば、お客様はよくホステスに「~してあげる」と言います。
「行ってあげる」
「係にしてあげる」
「食事に連れて行ってあげる」
などなど。「~あげる」を多用するお客様は、心のどこかに「感謝されたい気持ち」や「いい人だと思われたい気持ち」があるんです。
悪い方向だと、下心がある人、ですよね。こういうお客様には、小さなことでも「ありがとう」と伝えることを忘れないようにしましょう。
ホステスもよく言いますね。
「(買い物等に)付き合ってあげる」
「相手してあげてる」
「行ってあげる」
などなど。あなたは、この言葉をお客様に使わないようにしましょう。少なくとも、かわいいと思われない場面では。
なぜなら、どんなに良いことを言っても「~してあげる」と言った途端、お客様との心理距離が開いてしまうからです。
私がしたいと思ったから、する。
だからといって、あなたがしたことに対して、お客様に応えなければならないという義務はないんです。
ただ、そこに気持ちを返してくださる方を大切にしていく。これだけで、あなたの理想のお客様が集まります。
