トレーニングや取り組みが続かない理由
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
トレーニングや取り組みを続けられない。ああ私は何てダメな人間なんだ・・・と悩むのは、自己肯定感が低い人の特徴でもあります。
続かないのも特徴ですが、それ以上に「私は何てダメな人間なんだ・・・」という自己否定に走ることが最大の特徴ですね。
ですので今日は「続けられない」を解決する前に、知ってほしいことがあります。
トレーニングや取り組みを続けられないのは「あなたがダメな人間だから」ではありません。これだけははっきり、強く申し上げます。
自己否定が強いと響かないので、もう一度書きます。
トレーニングや取り組みを続けられないのは「あなたがダメな人間だから」ではありません。そこで今回は、
- トレーニングや取り組みが続かない理由
- 自分ひとりでトレーニングや取り組みをする=大半の人には不可能
- ひとりでは不可能なことをひとりで取り組もうとしていないか
について心理学視点から解説します。
トレーニングや取り組みが続かない理由
第一に、自己肯定感や自己効力感の低さが原因にあります。でもそれ以前の問題として、続けられない人の大半は、勉強の仕方を習得できていません。
学生のころを思い出してみてください。
学校での授業も、部活も、先生や同級生、先輩のやることを見ながら「なるほど、こうすればいいんだな」と学んできたはずです。
学校に行かず、誰とも接点を持たず、自分ひとりで教科書を読んで学んだ、ということはほとんどないはず。
それなのに、社会に出るとほとんどの人は自力で、たったひとりで学ぼうとする。たったひとりであれこれ考え行動していれば結果になると信じ込んでいる。
だから丸暗記すればOKみたいなノウハウ以下の答えをほしがるのです。「どうすればいいですか」はまさにこれです。
自分ひとりでトレーニングや取り組みをするのは不可能なこと
たったひとりで結果を出すにはハードルが高すぎるものがあります。
- 難易度が高すぎること
最初の段階で躓いて心折れます。 - 正解がないこと(膨大な試行錯誤が必要)
自分のやっていること、考えが正しいか不安で行動できなくなります。 - 結果が出るまで何年もかかること
凡人は半年くらい結果が出ないとそこで諦めます。 - お金を使うこと
お金を使う=奪われる感覚が怖いので避けようとします。 - 落胆、失望、悲しみ、傷付きなど強い負の感情を伴うこと
強い負の感情を何度も感じると立ち直れません。
上記のうちひとつでも当てはまることは、ひとりで取り組んでもどうにもなりません。挫折します。そして、この5つすべて当てはまるのがビジネスです。
ひとりでは不可能なことをひとりで取り組もうとしていないか
たとえば我流を貫く人は、
- 添削の機会があっても添削に出さない
- 質問の機会があっても質問しない
- 巨人軸がないのにひとりで考えて答え合わせをしない
- 不安になると人(巨人)を遠ざける
ということを延々と続けます。この行動がまさに「ひとりでやります」ということです。
そりゃ心折れますよ、誰でも(笑)「これでいいのかな」と逐一不安になって仕方ないはずです。
わざわざ自ら苦行の道を選ぶのですから、心折れるに決まってます。でも心配しないでください。あなたがダメ人間だからではありません。
勉強の仕方を知らないだけです。だったら勉強の仕方から身につければいいだけのこと。自己否定する必要はありません。
まとめ
- 大半の人は勉強の仕方を知らない
- 勉強の仕方を知らないと我流になる
- ひとりで我流を貫くと何も続かない
どうですか、心当たりあるでしょう。
でも恥ずかしいとか、私はダメな人間だとか、思う必要はないですよ。まだ勉強の仕方を理解できていないというだけです。
そして繰り返し書いた「勉強の仕方」とは「巨人の肩に乗る」ということです。ここが理解できていないとどうしても我流を貫き続けることになります。
我流を貫くと、心が折れます。我流を貫くと、焦って不安になります。ある意味では、ひとつのバロメータになりますね。
心折れたり、焦って不安になったら、我流を貫いているからだ、と。
「私は今ちゃんと巨人の肩に乗れているのだろうか?」と考えれば、自己否定せずに済みますね。乗れていないと分かったら、また乗ればいいだけです。
ホステスの心得