嫉妬から脱出せよ!成功するホステスが実践している方法とは?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
人には、大なり小なり『嫉妬』という感情があります。
「なぜあんなホステスが売れるの?」
「私のほうががんばってるのに・・・」
「やっぱり見た目のいい人が勝つんだ」
コンサルでも『嫉妬』という感情に振り回されるホステスさんを多く見てきました。やる気もあって、努力もできるのに、本当にもったいないです。
こういった『嫉妬』に振り回されなくなったら、あなたのストレスは格段に減りますよね。ストレスが減ると、仕事が楽しくなります。
そこで今回は、売れっ子ホステスたちが実践している、ライバルに対する『嫉妬』の対処法について取り上げてみました。順を追って見ていきましょう。
この記事の目次
『嫉妬』が起きるのはなぜ?
まず、嫉妬が起きる要因となる3つのポイントを知っておきましょう。ざっくりとですが、あなたが抱きがちな感情に近いものを見てみてください。
ライバルが自分にはできない努力をしている妬み
嫉妬の中でいちばん多いのは、『自分にはできない努力をしている』という要因です。口癖としては、
- こんなことやって何になるんだろう
- そりゃこれだけやってれば誰でも売れるわ
- こんなことしてバカみたい(ムダ)
といったことを言う人ですね。実際にコンサルでよく聞くセリフだと、
といったことを言っています。
こういう人たちは、できない(やらない)自分を正当化するために、努力している人の価値や、やるべきことの価値を下げようとするわけです。
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。
同じことをやっているのに勝てない事実
次に多いのが『同じことをやっているのに』という要因です。口癖としては、
- あの人は生まれ持った才能がある、私には無理
- 同じことをしても美人には敵わない
- 同じだけやっても若い子のほうが勝つ
といったことを言う人です。実際にコンサルでよく聞くセリフだと、
といったことを言っています。
こういう人たちは、常に誰かと自分を比べて、結果を出せない言い訳を『どうしようもない理由』に落とし込んで考えるのですね。
どうにもならないもののせいにして、努力しない自分を正当化します。
自分から見て「ずるい」と感じる手段でライバルが売れている現実
最後に、嫉妬の中でももっとも強く表れるのがこの『ずるい(汚い)』といった感情から生まれるものです。口癖としては、
- 私は〇〇したのに××するなんてずるい!
- 〇〇すべきなのに××するなんて汚い!
- 〇〇なのに××するなんてありえない!
といった、モラル的な発言が多いです。実際にコンサルでよく聞くセリフだと、
といったことを言っています。こういう人たちは、常に自分のものさしで人を見て、結果が出ないのはあの人のせい!と考えがちです。
簡単に言えば、自分と同じ考えが常識、それ以外は悪、といった価値観です。
『嫉妬』は自分の中にある問題から湧き起こる
見てのとおり、嫉妬は自分の中から生まれてくるものです。
誰かが何かしたからではなく、誰かが何かしたことによって、自分の中にある問題や課題が刺激され、感情が揺さぶられることで起こるのです。
簡単に言えば、あなたは自信がないのです。努力している人を妬んでしまうのは、あなたが「私にもできる」と思えていないから。
どうしようもないことを言い訳に努力している人を妬むのも、あなたが自分と向き合って傷付くのが怖いから。
自分のモラルを振りかざすのは、まさに自信のなさの裏返しです。でもこれらはすべて、あなた自身が自分に自信を持てていれば解決することですよね?
『嫉妬』が起きてしまったら?
多くの人は、嫉妬心が湧いてから、その感情をコントロールしようとします。これがそもそもの大きな間違いです。
一度起きた感情は、誰にも止めることはできないのです。
たとえばあなたがお笑い動画を見て、プッと吹き出したとします。これ、完全に無意識ですよね。
その後に「笑うな!」といくら言われても、動画を見続ける限りは笑ってしまうのではないでしょうか。
また、あなたが誰かに傷つけられて、落ち込んでいるとします。そのときに「落ち込むな!」と言われて元気が出るでしょうか。
ほとんどの人は、そのまま落ち込んだ気持ちを引きずるはずです。
このように、一旦湧き上がった感情は、誰にもコントロールすることはできないのです。コントロールするなら、感情が起きる前でなければなりません。
『嫉妬』が起きる前に対処!
ということは、『嫉妬』という感情が起こる前に対処をすればいい、ということです。
その手始めに、まずは自分がどういう状態のとき、またはどういうことが起きたときに『嫉妬』が生まれやすいか?を知っておく必要があります。
ピンとこない場合は、上記に挙げた事例のどれに近いか?から探ってもいいですね。
それでもピンとこない場合は、もっと簡易な目安で考えてみましょう。たとえば、以下のように。
「いいな」「うらやましいな」と思ったこと、すべてにアンテナを立てる
嫉妬のスタートは、この2つです。具体的に言うと、以下のようなものです。
- 〇〇ちゃんは仕事ができていいなあ
- 〇〇ちゃんは若くてかわいくていいなあ
- 〇〇ちゃんは××なことができてうらやましいなあ
- 〇〇ちゃんは××さんにかわいがられてうらやましいなあ
こう思うこと自体は悪くないですが、そのときに自分が何を感じているか?をじっくり見てください。
いいなー♪とウキウキする感じなのか、ちょっと心が沈む感じなのか。ここが重要です。
ちょっと心が沈む感じがしたら即対処!
ウキウキなら、何ら問題ありません。もしちょっと心が沈む感じがしたら、5秒以内にすぐ以下の対処法を取ってください。
- 今、何も動いてない状態なら、ストレッチでも何でもいいので、少し体を動かす
- 今、何か動いている最中なら、事務的な作業をする
- 今いる場所から違う場所(隣の部屋とかでもいい)に移動する
- 室内にいるなら外(ベランダでもいい)に移動する
つまり、その感情が湧いたときの状態から、違う行動を取るということです。
人間の脳は5秒以上考えると囚われる!
人間の脳は、5秒以上考えるとその出来事にとらわれるという習性を持っています。
特に自信がない人はこのとらわれが強く働きやすく、これが延々とネガティブな感情を生み出す原因になります。
考えることだけをやめるということは、自信のない状態ではほとんど無理です。だからこそ、違う行動を取るのです。
小さなことでいいのです。たとえば、スマホを見ていて心が沈んだなら、洗面所へ行って手を洗うでもいい。
事務作業をしていて心が沈んだら、立ち上がってちょっとベランダに出るだけでも違います。
とにかく、ネガティブな感情が湧いた状態とは違う状態を、5秒以内に意図的に作り出す。
うそっぽく感じるかもしれませんが、ぜひやってみてください。売れっ子ホステスたちも、実際に無意識レベルでやっていることです。
私も何かの考えにとらわれそうになったら、席を立って違うことをしています。
まとめ
- 自分の嫉妬パターンを探り、知っておく
- 嫉妬心が湧いてから対処する、は遅い
- 『小さな感情の波』のうちに5秒以内に違う行動を取る
売れっ子ホステスも人間なので、落ち込んだり悩んだり、誰かをうらやましいと思うことはたくさんあります。ときには嫉妬することもあります。
あなたと同じように、自己嫌悪に陥るときもあります。でも、長くとらわれると行動量が下がることを熟知しているのです。
だから、軽いうちに気分転換できるよう工夫しています。自分の感情にとてもアンテナが高いのです。あなたも、まずは自分の感情にアンテナを立てましょう。
そして波が小さいうちに、お風呂にゆったり浸かるでも何でもいいので、違う行動を取ってください。
そうしているうちに、大きな嫉妬に振り回されなくなりますよ。
ホステスの心得
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