なぜか無条件で心を開いてしまうお客様の真意
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
それほど親しいわけでもないのに、なぜかいろんな話をしてくださる。ときには、プライベートな話や深い悩みを打ち明けてくださったりもする。
「何だか、私の周りにはそういうお客様が多いな・・・」
そう思っているホステスさん、いませんか?はい、若いころの私です。
親子以上に年齢が離れているのに、なぜか「そんな話、聴いてもいいのかな」と思ってしまうような相談を、よく受けていました。
周りはそれを「あなたが頼りになるからじゃない?」なんて言ってくれていましたが、そうとは限らないんですね。
本音を聞き出すための自己開示
それほど親しくもないのに打ち明け話をしてくる人は、「相手の本音を知りたい」と思っている可能性があります。
心理学に『自己開示の返報性』という言葉があります。自己開示してもらった側は、
「そんなに信頼してくれてるなら、返したい(応えたい)」
という心理になるんですね。つまり、自分の話をすることで、相手の本心を探ろうとしていることもあるということです。
たとえば、片思いの人がいて、その人の本心を聞き出そうと、
という方法を取る人もいますよね。相手に彼女がいるのか、脈があるのか、どう告白すればいいか、等々、探りたいからです。
若いころの私がお客様にいろんな相談をされたことを、年数が経ってから尋ねてみたことがあります。
と尋ねると、
と言ってくださる方が多かったのも、事実です。実際、ホステスもこの方法を使って、お客様の気持ちを知ろうとすることがありますね。
自己開示の返報性が働くので、相談されたお客様も、
と、いろんな話をしてくださったりします。それが関係性をグッと深めてくれることもあるし、気にかけていただけるきっかけにもなるんですね。
と質問されることもありますが、いいんです。ただし、内容と相手次第。そこを間違えると、とんでもないことになるので注意しましょう。
ホステスの心得