ホステスが悩むセカンドキャリア~引退後は昼の仕事に就きたい!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
ホステスをしていると、誰でも「引退」の時期を考えるときがきます。
もちろんホステスは皆さんがご存知の通り、年齢が決まっているわけでもなく、若い人たちだけが就ける職業でもありません。
とはいえ20代後半に差し掛かってくるころになると、
「いつまでこの仕事が続けられるんだろう」
「昼の仕事に就くことができるんだろうか・・・」
と不安になる人が増えてきます。またホステスは向いていないと考えたり、体調を壊すことで、昼の仕事に就きたいと考える人も少なくありません。
「セカンドキャリア」はとても高い関心ごとであるといえます。ホステス引退後の生活について、どのように考えるべきかお伝えします。
この記事の目次
ホステスが悩むセカンドキャリア~引退後は昼の仕事に就きたい!
ホステスのなかには、 セカンドキャリアについて悩んでいる人が少なくありません。ホステスを長くしていると、
「他の仕事なんてできるのかな・・・」
「昼の仕事に転職できるのかな・・・」
「他に取り柄なんて何もないけど・・・」
そのように感じてしまうことは無理もありません。
結論から言うと、ホステスのキャリアは他の仕事に十分活かすことができますし、昼の仕事に転職することも可能です。
ホステスの経験やスキルを欲しがっている企業がある!?
「ホステスの経験やスキルを活かしたら、昼間のお仕事にも転職することができるよ!」と言うと、あまり信用してもらえません。
しかしホステスの仕事にしっかりと取り組んできた人であれば、昼間の職業に対しても十分に活かすことができるスキルを身につけています。
昼の仕事でも基本的なスタイルは、お客様相手に商品を販売したり、サービスを提供したり、お客様のニーズを掴んだりすることです。
それってホステスのみなさんが、常日ごろから行なっていることではないですか?特に今はどの業種においても人材不足といわれています。
そのためその業種の経験がないとしても、社会経験を積んだ、高いマナーを備えた人を獲得したいと考えている企業はとても多いのです。
またコミュニケーション能力が備わった人であればなおさらです。
ホステスはお客様への最低限度のテーブルマナーを備えているでしょうし、お客様との雑談や会話術を身につけています。プロ意識も高いでしょう。
どんな業種もそのような人材を欲しがっています。そのようなスキルを身につけた人材に育て上げるには、なかなか大変だからなのです。
大事なのは履歴書じゃない!マナーとコミュニケーション能力の高さ
よく昼間の仕事に就くための履歴書に、「ホステスとしてのキャリアを書くべきかどうか」ということを聞かれます。
もちろん夜の仕事に対して偏見を持っている人や会社は少なくありません。
そのような会社に履歴書を提出すると、前職がホステスと書いてあるのを見て、不採用にする可能性もあるかもしれません。
そのような会社は選ばないようにすることとして、基本的にはマナーとコミュニケーション能力が備わっているかどうかがとても大事になります。
- 社会人としての立ち振る舞いができているか
- 敬語が使えているか
- 自分自身の考えをしっかりと相手に伝えることができるか
- 仕事に対して責任感を持っているか
など、社会人として持っておくべき能力を見られることになるのです。そのため昼の仕事にとってホステスの経験は、決してマイナスではありません。
- なぜホステスを選んだのか
- ホステスとしてどのように働いてきたのか
- なぜホステスを辞めて昼の仕事を選ぼうとしたのか
面接の際に聞かれるこれらのことに対して面接官が納得せざるを得ない返答をすれば、採用の確率が上がるに違いありません。
「この人と働きたい」というのは「このお店にまた来たい」と一緒
ホステスとして働いていると、このお客様にもう一度来ていただくためにはどうすればいいのか考えるでしょう。
お客様に「このお店にまた来たい」と思ってもらうことが、リピーターになっていただく一番大事なポイントですよね。
この考え方は昼の仕事に就く場合においても言い換えることができます。
面接時に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうには、どのようにすればいいのかを考えることが大事なのです。
お店にまた来てもらうには、そのお客様がお店に対してどのようなニーズを持っているのか、つかまなければなりません。
昼の仕事に就く場合においても、この会社がどのような人材を求めているのか、掴まねばならないのです。
引退後の生活の考え方~昼には昼の大変さがある
ホステスを引退し昼の仕事に就けたとしても、大事なのはそこからです。
生活スタイルがガラッと変わりますから、昼の仕事に応じて自分自身を変えていかねばなりません。
実はなかなか多くの人がこれを実行できず、また夜の世界に再び戻ってくる人も少なくないのです。
たとえば収入面では、昼の仕事になると急激に下がることがありますので、それに合わせた生活水準にしなければなりません。
いったん自分に染み付いた生活水準は、なかなか変えることができないのが事実です。
欲しいものを我慢しなければならないこともありますし、外食中心の生活を自炊中心に変えなければならないでしょう。
また企業での仕事においても、実績を重ねていく中でその業種に必要なスキルを高めていかねばなりません。
その業界の勉強をして行かねばなりませんし、必要な資格も取得しなければならないかもしれません。
ホステスの世界も厳しいですが、昼の仕事にはまた違った厳しさがあります。
ただそこでも成功を目指すことは出来ますから、しっかりと計画立てて考えていくようにしましょう。
ホステスの心得