【コロナ関連】水商売の再開はいつ?全国のクラブやラウンジはどういう状況?

【コロナ関連】水商売の再開はいつ?全国のクラブやラウンジはどういう状況?
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^

この記事を編集している現在は、2020年7月1日深夜。世間は日常に戻りつつありますが、繁華街はまだまだ異常事態が続いていますね。

すべてのお店を把握できているわけではないですが、入っている情報は追記していきますね。以前の記載はあえて残しておきます。

緊急事態宣言から約1ヶ月ですね。

安易に触れるのはよろしくないなと思い、普段通りに更新を続けてきましたが、セッションでの相談傾向分析も出たので、遅ればせながらの部分も多いですが触れていきたいと思います。

※まとめて書くと混乱するので項目毎に記事を分けて更新します。

【7/1追記】全国のクラブやラウンジはどういう状況?

▼ 2020年5月1日時点の状況

緊急事態宣言発令後も営業を続けているお店はあります。以下のようなお店です。

  • 小規模店(20名以下の小箱)
  • メイン繁華街から外れた地域にある
  • 有名店ではない
  • 日銭が入らないと潰れる
  • 世間なんか気にしない系

多くの場合はスナックやキャバクラ系、キャバクラに関しては昼キャバは営業中、などがあるようです。

といっても、大半は営業自粛中。まともな経営者は、閉めています。

正確な数値ではありませんが、今回のコロナ自粛で各メイン繁華街では数百件単位のお店が潰れています。

小規模の地方繁華街でも商業地区であれば、4~5,000件ほどのお店が営業しています。

低く見積もってもコロナ自粛を機に、『この1ヶ月で10~20%が閉店した』といった状況です。

▼ 2020年7月1日時点の状況

この記事を最初に書いてから2ヶ月が経ち、緊急事態宣言解除&自粛明けしたことから、一部を除く繁華街で営業再開しています。

※再開できていない・新たに自粛となっているのはコロナが発生した地域やお店です。

が、多くのお店は開店休業状態。箇条書きにしたほうが分かりやすいので現状を簡単に書くと以下になります。

  • 大半のクラブは出勤調整の嵐
  • 派遣ホステスはほぼお休み(キャバクラ系は多少仕事がある)
  • 来店予定のないホステス、売上のない売上契約ホステス、ヘルプ専門ホステスなどはほぼ休業状態(お店は営業しているが出勤できない)
  • シールドフェイスマスクまたはマスク着用での接客
  • 来店制限(密にならないようコントロール)
  • 会社経費利用だった顧客の会社倒産で売掛未回収(見込も立たず)
  • 接待・企業単位での利用がメインだったお店は来店ゼロ
  • ホステスたちとの勤務契約を一時的かつ一方的に変更するお店続出

なかなか厳しいですね。来店予定があって出勤しても「日当は8割しか出さないから」と当日になって言われるお店もある。

こういうの、私は分からないですね。こっちが勝手に契約変えることは絶対に許さないくせに、お店は一方的に勝手に契約変えるって理不尽すぎ。

状況が状況だけに理解はできますが、『事前周知または事前に断り入れろよ』と思います。

後だしジャンケンみたいなことをする、そういうお店はあまりよろしくないです。まあ残念なことにそういうお店がほとんどですけど(笑)

とにもかくにも今は「とにかく再開できてよかった!」と思ってがんばるしかない。そんな状況です。

水商売はいつになったら再開できるの?

ここを書くと不安を煽ることになるので、コロナ関連の記事を書きたくなかった、というのが本音ですが。

▼ 2020年5月1日時点の状況

いつ再開されるか?という点については正直、分かりません。各お店の状況による、としか言えません。

4月30日現在で1ヶ月の自粛延期が協議されているので、このままいけば一般的には6月に再開となります。

ただし、これ以前に自粛解除&営業再開するお店はかなり多いと思います。理由は以下です。

  • 5月末まで自粛すると資金ショートする(つまり潰れる)
  • 人員確保が困難(再開時に人手がなくなる)
  • オーナー自身が生活に困る
  • 自粛疲れで開き直る(笑)

ダントツの一番は1の資金面ですね。あのトヨタでさえ、3ヶ月しかキャッシュがもたないと言っていますから、

  • 銀行や国から融資を得難い
  • ジャンルでプール金に余裕がない
  • 資金調達困難

だと、お店を開けるか or 潰すかしか選択肢はないと思います。

感染者や死亡者数が少ないのになぜ営業できないのか

▼ 2020年5月1日時点の状況

地域によっては感染者も死亡者数もゼロ、というところがあります。都道府県や市単位で見ればゼロでなくても、町単位で見るとゼロ、といった具合に。

この場合、他地域からの流動がなければ開けてもいいんじゃないか?といった声もあります。

そこも経営者の判断に委ねるしかない、というのが結論ではありますが。水商売は通常でも偏見の強い業界なので、有事には確実に世論が批判に動きます。

3密だからということも当然にあるし、実際に繁華街で感染者が多数出ている点は、客観的事実として営業NG理由ですね。その他としては、

  • 色恋全開で世間の反感を買ってきた
  • 納税を怠る人が大勢いる
  • 怠けてラクして稼ぎたい人が多いという印象
  • 短時間&高給という印象
  • 常識がないという印象
  • まともな人がいないという印象
  • 保健所の調査に非協力な人も多い

といったことが世間を刺激し、ストレスのはけ口になりやすいのです。

開けられないのも批判されるのも、やむを得ないとは思います。自分で自分の首を絞めてきた業界ですし。

という点から見ても、自粛解除になったとしても世論的に風評被害や批判は続くと思います。

地域密着型のお店や信用で成り立つ高級クラブ系などは、こうした世論を意識して開けられないといったことも大きくあります。

【7/1時点】まとめ

  • 低く見積もっても10~20%のお店が潰れている
  • 一部を除き、ほとんどの繁華街が営業再開
  • 多くのホステスは出勤調整の嵐

全体像としてはこんな感じです。6月はもっと悪化すると思います。昨年書いたこの記事↓

2019年8月のものですが、オリンピック後にこうなるだろう、という読みでした。まさか1年も前倒しになるとは、本当に予想外のことでした。

こうした先を見越してコンサルを行うのですが、ほとんどのホステスさんが何とかリスク回避が間に合って良かったです。

 

ホステスの心得

 

Zoom心得座学

マンツーセッション

ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

1,090,032 views

ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴14年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

プロフィール

関連記事一覧