同伴で食べられないものが出てきた!どうやったら食べずに済む?

同伴で食べられないものが出てきた!どうやったら食べずに済む?
ホステスの心得

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

お姉さんのお客様お二人と、お姉さんと私という組み合わせで同伴に行った際、無理してでも食べられないほど嫌いな素材の料理が出てきたのですが好き嫌い言っていいものかわからず、丸呑みしました。

どうしたらスマートに食べずに済ませられるでしょうか。

ご質問ありがとうございます。

私は好き嫌いが多いし、アレルギーもあるので、食べられないものは食べません。会食の場では黙って手をつけないことが多いですよ。

後半で出るものなら「お腹がいっぱいだから」と断ることもあります。

日ごろから、食べられないものや好き嫌いが多いことは、会話の中で種まきしておくと一番スムーズですよ。

日ごろの会話でアナウンスしておく

まず、同伴に行く前段階として、日ごろから食べられないものを種まきしておくのが一番無難です。

私は好き嫌いも多いですが、そもそもアレルギー持ちなので、食べられないものもあるんです。今は格段に理解が進んでいるので、

 

私は〇〇のアレルギーがあるので、〇〇だけはどうしても食べられない

 

と、事前に正直に伝えましょう。

もしあなたがアレルギー持ちじゃなくても、嫌いな食べ物がアレルギージャンル内なら、アレルギーと言っておけばいいです。食わず嫌いの食材なら、

 

〇〇はどうしても苦手
苦手意識があって、〇〇は練習中
〇〇は体が受け付けない

 

など、苦手意識だけでも伝えておきましょう。土壇場で「やっぱり食べられない」となっても、相手も心構えができているので、断りやすくなります。

言えないまま同伴の場で嫌いなものが出てきた場合

質問者様のように、言えないまま同伴になってしまった場合。私なら確実にその場で「食べられない」と言います。

断り方は、その場その場で変わりますが、今回はざっくり3つ紹介します。

ちなみに私の嫌いなもの一例だと、椎茸・松茸。刻みに刻んでてくれれば食べられますが、塊で出てくるとオエ~っとなります。食感も大嫌い。

なので、椎茸を題材にします(笑)

「苦手」と伝える

お姉さんやお客様が椎茸に手をつけるまで、黙って触れずにおきます。

手をつけて反応を確認し、「好きそうだな」と思ったら少し置いてから、

 

〇〇さん、椎茸はお好きですか?
もし良かったら、召し上がりません?
実は私、ちょっと苦手なんです

 

と言いつつ、有無をも言わさぬ勢い&満面の笑みでお皿を差し出します

ただし、この方法はカジュアルなお店か、コースや会席以外の同伴時のみ有効です。

お客様の口に放り込むw

次に、お客様の口に無理やり放り込む方法(笑)単純に「はい、あーん!」とお客様に食べさせるだけですけどね。

これは、関係性と女性側のキャラに大きく左右されますが、結構使います。色を売らない主義だと、ノリが重要。

「どうやったらノリ良くお客様に食べさせられるか?」に重点を置いて会話を進めて、

 

〇〇さん、かわいい!
もう、かわいいから食べさせてあげる、はいアーン!
〇〇さん、おしゃべりばかりで全然お箸進んでないですよ、はい食べて食べて!

 

など(あくまで一例ですよ)。

ただ、カウンター席などだとやりやすいですが、対面のテーブル席だとちょっとむずかしいですね。

お店側にそっと伝える

コースや会席、接待などで、上記のような対応ができないときは、お店についたら一番にトイレへ行くフリをして、バレないように店員さんの元へ行き、

 

玲那
玲那
どうしても〇〇が食べられないので、もしお料理に入っているなら、私の分だけわからないようにこっそり外してほしい

 

と伝えていました。

あるとき、料亭で焼き松茸が出てくるという、私にとっては末恐ろしい機会があり・・・。

「これはごまかしようがないな」と覚悟して、焼き松茸をお箸で取ろうとした瞬間、あれっと思いました。

パッと見は松茸でしたが、里芋で代用してくれてたんです。

大将を見ると、ウィンクしてくれるというお茶目な面まで見せてくれました。技術の高さと心意気に感動しましたね~。

そういう意味では、自分が主導権を持ってお店を手配するという手もアリです。

無理やり食べさせるお客様はいた?

最後に、

嫌いなものや、お腹いっぱいでも無理やり食べさせる人がいるが、どうしたらいいか

という点について。これはちょっと余談ですが、コンサルでもよく訊かれることなので、書いておきます。

実は、私のお客様には、この類の人が1人もいないのです。

『無理やり食べさせるお客様』に悩まされているホステスと私、何が違うのか考えてみると、

  • 自己開示できるか
  • 同伴の目的は何か

この2つなんですよね。

私の場合、好き嫌いがはっきりしていて、日ごろからはっきりとそれを伝えているんです。

また、私のお客様は、『食事をすること』が目的ではなく、『私と話をすること』が目的であることが大半でした。

事実、「無理やり食べさせる」と言われる人と私が一緒に食事をしても、無理やり食べさせられた記憶がないんですよね。

これってやっぱり、「その子の接し方の問題じゃないかな?」と思うんです。食事そのものが目的(メリット)になってしまうと、食べさせられます

食事自体よりも会話が楽しかったり、居心地が良かったり、何かしら他の面でメリットが大きければ、そんなに気にしないです。

そこに目を向けてもらえるようにすると、お互いにプラスじゃないかなと思います。

問題は「食べられないこと」ではない

私としては、「食事以外のメリット」が一番重要だと感じてます。

ただ、質問する側としては、そんなことより「何したら食べずに済むか答えがほしい」でしょうね。

でも仮に「〇〇するといいよ」が成功しても、別の人が相手になったら、また問題が起きると思うんですよ。

そうしたら、最終的には「食べる以外に選択肢はない」となるわけで。それに、無理したって続かないじゃないですか。

人間関係で考えれば、お互いを知って、理解し合って、譲り合っていけることが一番でしょ?

全員が全員そうじゃないけど、こうやって無条件に我慢してしまう子は、お客様の嫌いなもの・アレルギーにもあまりアンテナが立たないのですよね。

お客様が自ら言わない限り、食べられないものを聞かない。自分のことも、お客様から聞かれない限り、言わない。

 

私は椎茸が苦手なんですけど、〇〇さんは食べられないものありますか?

 

とか、普段の会話の中で聞いてもいいわけじゃないですか。自己開示もできて、お客様のことも知れて、一石二鳥です。

こういう、些細なプロセスが重なり合った先に「無理しなくてもいい」という結果が出るのではないかなーと思います。

まとめ

  • 事前に食べられないものを開示する
  • その場で可能な「食べなくて済む方法」を最大限考えて動く
  • 食事以外のメリットを与える

ちなみに、『食べられないものを無理やり食べさせる』とか『お腹いっぱいで食べられないのに無理やり食べさせる』とかって、暴力の一種なんですよね。

相手を支配(コントロール)するために『無理やり食べさせる』という手段を使ってるだけなんです。

なので、そういうお客様とは早めに縁を切れるように、日々邁進していってくださいね。

『自分と話すことを目的にしてほしい』なら、知識量と会話スキルをアップしましょう!

 

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