水商売は病気になりやすい?体調不良の種類や原因を徹底調査!
水商売は学歴やスキルがなくても、身一つで大金を稼げる仕事です。ただ残念なことに、その分ストレスやトラブルも多く、体を壊しやすい職業でもあります。
実際に水商売を始めた途端、体調を崩しがちになる人も少なくありません。そこで今回は、
- なぜ水商売関係者に体調不良が多いのか
- 実際どんな病気が多いのか
について深掘りしていきます!
この記事の目次
水商売で体調不良が多い原因とは?
水商売には体力的にも精神的にも、さまざまな病気のリスクが潜んでいます。ここではその中でも代表的な3つの原因をご紹介します!
1.昼夜逆転の生活
夜職と言うだけあって、夕方以降から深夜にかけて働くことが一般的です。そのためどうしても日中に睡眠を取る人が多くなってしまいます。
しかし本来ヒトは太陽と共に生活するように出来ているので、日光を浴びないだけでさまざまな健康リスクが高くなります。
またアフターや同伴、イベントによって、睡眠時間が前後してしまうこともめずらしくありません。
このように昼夜逆転に加え、定まった生活リズムで過ごせないことも体調不良の原因になってしまいます。
2.お酒の過剰摂取
お酒は百薬の長と言われている通り、適量であれば体調を壊すことはありません。
しかし水商売をやっていると、毎日お酒を飲むという異常な行動も当たり前になってしまいます。
また売上を求めたり、環境的な問題でついつい飲む量も多くなりがちです。
二日酔いに関しては職業病とも言えるほどで、薬でごまかして出勤することが当たり前になる人も少なくありません。
そんな無茶な生活を続けていれば、どれだけお酒の強い人でも、いつか体にガタが来るでしょう。
3.ストレスの多い環境
夜の仕事は人気商売であり、日常的に評価や売上に追われることになります。
お店によってはノルマという形で常に数字を求められることもあるでしょう。
なので出勤中はもちろん、プライベートでも頭が切り替えられず、上手くリラックスできなくなってしまうことがあります。また人間関係のストレスも多く、
- 同僚のホステスと対立してしまう
- 面倒なお客様に気に入られる
- 黒服とソリが合わない
ということもあるでしょう。
そもそも一般職であっても仕事のストレスが多い中、お酒を飲んだり、売上を競ったりと、何かとトラブルの起きやすい環境になっています。
水商売に多い4つの体調不良とは?
このように夜の仕事には体調を崩しやすい環境が揃っています。ここではこれによって起こる4つの代表的な体調不良をご紹介します!
肝臓疾患
水商売を長く続けていると肝炎や肝硬変になる人が多い印象です。
肝臓はアルコールの大半を分解している臓器なので、飲めば飲むほど負担が掛かります。
しかし肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、ある程度進行しないと目立った症状が出てきません。
なので気づいたには、かなり深刻な状況になっていることが多いので注意が必要です。
風邪(感染症)
1日に何人ものお客様と接するので、風邪などの感染症になるリスクは自然と高くなってしまいます。
職業柄マスクをして接客するわけにもいかないので、予防も難しいのが現状です。
またお店の作り自体も、外に音楽などが漏れないように窓がないような換気の悪い環境であることもめずらしくありません。
不眠症
仕事へのモチベーションや集中力が下がったり、日常的に心身がだるいと感じるようになったときは注意が必要です!
夜型の不規則な生活リズムは睡眠障害を引き起こしがちです。
また飲酒によって眠りが浅くなることや、日光に当たらないことで体がリセットされないことも大きな原因になり得るでしょう。
うつ
過度のストレスや不規則な生活で精神を病んでしまう人が、非常に多いです。
この場合にも睡眠障害になったり、食欲の減退や動悸、倦怠感など、その症状は人によってさまざまです。
ただ自律神経失調症よりも精神症状が強い傾向にあり、
- 消えてしまいたい
- もう働かずに遠くに行きたい
のように何事にもエネルギーが向かず塞ぎ込んだ状態に陥ってしまいます。
まとめ
- 水商売は体調不良が多い
- 不規則な生活リズムなど、何かとストレスの多い環境
- 肝臓疾患、感染症、不眠症、うつには特に注意!
このように水商売は大金を稼ぐチャンスがある反面、健康面でのリスクも含んでいます。
大変な環境ですが、日頃から健康管理を怠らずに何かおかしいと思ったはすぐに病院にいきましょう。
どれだけ努力していても、働けなくなっては意味がありません!
ホステスの心得