銀座ホステスの私がお客様を怒らせた事件簿

銀座ホステスの私がお客様を怒らせた事件簿
ホステスの心得|OPEN

こんにちは。銀座ホステス水野です。

みなさんはお客様を怒らせてしまったことはありますか?私はあります。

実はそのお客様、ヘルプのころからお世話になり、担当のお姉さんが引退したタイミングで初めて担当をいただいたお客様Aさん。それ故になおさら思い入れもあり、振り返って考えてもこの一件が一番苦い思い出かもしれません。

その話を今回ご紹介いたします。私の経験がなにかほんの少しでも学びになったら幸いです。

 

私のミスに腹を立てて、売掛を払わないと言われる

あるときからAさんの様子がお店でもメールでもどこか冷たいように感じました。

心に引っかかるものがありましたが、前々から誘われたAさんのバンドのライブへ顔出したときはいつも通りだったので。あれはきっと気のせいだと自分に言い聞かせました。

ところがライブも終わってしばらく経ったとき、元の担当のお姉さんからAさんが私に対して怒っている、との連絡が。

Aさんはいつも売掛なのですが、私が請求書の封筒を確認しないで送っていたところ、(ちゃんと目を通しましょう!!!)請求書そのものが入っていなかったり他のお客様の伝票が入っていたとのこと。

事務所も事務所ですが、全ては確認を怠った担当の私の責任。Aさんは

[st-kaiwa3]請求書もなくどうやって払えばいいんだ?しかも他の人の伝票まで入れてくるとはふざけてる!もう払わん![/st-kaiwa3]

と、憤慨。当初そのお怒りをすぐには教えていただけず、ミスに気づかずに能天気な私を見て裏でなおさら腹を立てていたようです。

確かにミスをしてしまったことはとても申し訳ない気持ちでいっぱい。だからといって売掛を払わない、と言われると私もとても困るわけであり。

Aさんとの関係がこじれたこと、売掛を払っていただけないこと、ダブルで精神的にやられました。

 

ミスしたことと、売掛払わないことは別問題

即座に玲那さんに相談しました。そのときに言われたのが、

  • トラブルほど感情的にならずに冷静に対処
  • 本来は何をすべきか伝えた上で、今後はないようにする、と誠心誠意の謝罪
  • だけどこのミスと売掛を払わないのは別問題、切り離す
  • 売掛は泣き寝入りせず、きっちり回収

ということ。

元々Aさんは論理的というよりも感情的な人なので、こういうことを言い出しそうだな、という人ではありました。でも玲那さんに言われてハッとしたようにミスをしたことはさておき、売掛を払わないのは別問題。

Aさんをそんな気持ちにさせてしまったことは申し訳のなさと至らなさを感じるけど、自分が飲んだ飲み代を払わないと言い出す人間性に疑問を感じ始めたのです。

 

最終的には無事回収

あくまでも私の予測ですが「お金なんて関係ない、とにかくまずはあなたに許してほしい」というスタンスでいけば、Aさんはわりと早く怒りの牙を収めてくれたと思います。そして入金もしてくれたでしょう。

実際元担当のお姉さんからも、そのようにアドバイスされました。私自身未熟だったこともあり、玲那さんにアドバイスを求めておきながら謝り続けて仲直りする路線がいいのかな?とずいぶん心が揺らぎました。

なぜならトラブルと向き合えるメンタルがなく、なるべく平和的に早くその場をおさめてしまいたかったからです。謝って済むならそれでいいじゃないか、なるべく事を荒立てたくない、と。

でも最終的には玲那さんに言われたように、ミスに対しては本当に申し訳ないけど売掛はお支払いいただかないと困るというスタンスを貫きました。

それは玲那さんと話していくうちに自分の中で筋を通せる人間になりたい、許してもらうために折れなくてもいいところで折れて謝ってしまうことは違うのでは?と思ったからです。

お客様とは本来対等なはずですが、私は自分の立場を下に置いていたことに気付いたのです。毅然とした態度で臨まないと今後また同じことを繰り返してしまいます。

それにいくら今までお世話になったとはいえ、そんなことを言う人と今後付き合っていきたいか?と考えると答えはNO!です。

その結果、時間はかかったけど分割で全額回収することができました。

感情面としてはこうなってしまったことの悲しい気持ち、残念な気持ちはあるけど、こちらとしては、売掛でトラブルを起こすお客様はいらない。

向こうも向こうで「俺の想いが伝わらない女」と思っているでしょう。

 

まとめ

  • ミスが原因で売掛払わないと言われる
  • ミスと売掛払わないことは別問題
  • 最終的には無事回収

 

そうは言っても、Aさんもいいところはたくさんあったので、心がえぐられるような日々でもあり、様々なことを学んだ一件でした。

ミスをしたときはパニックになり、自分の中で整理がついていなかったけど、セッションで相談をさせていただいてようやく問題の本質が見えました。

もし相談をしていなかったら、早く丸くおさめるために相手に合わせてしまっていたでしょう。そしてそのような姿勢は、他でも必ずあらわれているはずなので、きっと自分の生きづらさにも繋がってくると思います。

冷静に考えられないときは、論理的に物事を考えられる人に相談してみてもいいかもしれません。トラブルほど冷静に対処!問題の本質に目を向けましょう。

 

 

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