「私はこうだから」と決めつけない

一時期流行っていたビッグダディの名言、「俺はそういう人間だ」。あれ、何度聞いても彼のキャラと相まって、ウケます。

でも実はああいうのって、すごくもったいないんですよね。「本当の私」と「他人から見た私」は、違っていて当然です。

若いころは、周りから見る【私のイメージ】を無理やり演じていたことがありました。本当にしんどかったし、毎日が苦痛で仕方ありませんでした。

30代を超えて、ホステスを引退して、違う職種になったとき、また新たな【私のイメージ】が生まれました。

私はそんな人間ではない、と言うと、職業的に【イメージ通りではないあなたは最低だ】と罵られたことも数え切れないほどあります。

中には、思っていた人物像と違うからといって、精神的苦痛を訴えて慰謝料請求する、という人も・・・。

最近やっと『自分らしく』仕事ができるようになりました。

「本当の私」はどこにある?

では、「本当の私」って、一体何でしょうか。あなたは、本当の自分って、どういう人間だと思いますか?

他人と比べたり、周りから「あなたにはこういう面があるよね」と言われたことを総合して、作り上げたものではありませんか?

つまりそれは、育った環境によって作られた【偏見】かもしれないのです。人と接する最大のメリットは、新しい自分を発見できること、ですよね。

もしかしたら、周りの人と違う部分が自分の中にあると分かると、それが嫌悪感になってしまう人もいるかもしれません。

10代のころの私は、まさにそうでした。

【普通】が分からない、私の育った環境は異常なんだ、私の価値観っておかしいんだ、でもどうしたら【普通】になれるのか分からない。

迷宮入りする悩みに、毎日押しつぶされそうになっていました。

でも、ホステスという仕事を通じて、多くの人と出会ったことで、「私はこれでいいんだ、これが私の個性なんだ」と思うことができました。

何が嫌で、何をされたら傷付いて、何を言われたら腹が立って、何をされたら嬉しいのか。

人と接する中で、自分をひとつひとつ見つけていくことができたからです。

あなたは、接客業というカテゴリーの中で、「お客様なんだから」というたった一言で、自分の個性を殺してしまっているかもしれません。

もちろん、それは仕事で相手はお客様ですから、我慢しなければならないこともあります。

でもそれは、次のステップへ進むための我慢でなければならない。何かを諦めるための我慢ではいけないのです。

お客様に向き合うことで可能性が広がる「本当の私」

あなたがまだ気付いていない性格、才能が、人と接する中で引き出され、磨かれていくことがたくさんあります。

人から見たイメージは【レッテル】とも言いますが、そこに【本当の私】が隠れていることもあるのです。

その【本当の私】を見てくれる人、認めてくれる人、その【私】を応援して下さる方が、あなたのお客様です。

そのお客様に出会うためには、自分を【こういう人間だから】と決めつけないこと。

どうせ私はこうだからとか、私はこうなんだから嫌なら付き合わなければいいとか、そんなことを言っていたら、自分の可能性を自ら狭めることになってしまいます。

それは、本当に損です。ホステスの道に入って8年間、私はそれでずっと遠回りをしてきたんですから。

自分だけでなく、他人の意見に対しても、もっともっと柔軟な心を持ってみてください。そうすると、あなたの中にある可能性は、無限に広がっていきます。

その可能性を、あなた自身が楽しむこと。それだけで、日々の生活は楽しくなるし、人生観がガラリと変わります。

何よりもその柔軟な心は、お客様との会話に生きてきます。

このお客様はどんな価値観なんだろう、どんな中で育ってきたんだろう。どうしてそう思うようになったんだろう、なぜこんなに楽しそうなんだろう。

様々な関心が湧いてくれば、必然と会話は弾むようになり、お客様はあなたを好きになってくれるのです。

 

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ホステス専門アドバイザー秋好玲那(管理人)

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ホステス歴15年、年商1億の元No.1ホステス。ママ、オーナーママを経て、コンサル歴15年目に突入。家庭には恵まれませんでしたが、社会に出てたくさんの人に恵...

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