発達障害でトークが苦手ならばお客様に質問をしろ!
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
大人になっても幼少期からの生きづらさが抜けず、病院受診をしてみたら、実は「発達障害だった」というパターン、すごく多いですよね。
ホステスという職種は、意外にも発達障害の女性が多いです。水商売は間口が広いですからね。
高いコミュニケーション能力を求められる職業ですが、発達障害の方は人とのコミュニケーションが苦手という特性があり、接客に悩むことも多いと思います。
本日は「発達障害ホステスでもできる売上につながるトークテクニック」を伝授します。
発達障害ホステスは質問力を磨こう
まず、お客様に対して質問するときには、
- お客様のウォンツ(何が欲しいのか)
- お客様の要望(何を実現したいのか、何を期待しているのか)
を理解するために、基本的な情報を得るようにしましょう。そのためには、質問の仕方が大切です。質問は、具体的で明確なものにしましょう。たとえば、
ではなく、
(吹き出し)
など、具体的な質問をすることで、お客様の意見を正確に把握することができます。
発達障害のホステスさんは、どうしても感覚的に話をしがちで、抽象的な表現が多いです。
また、5W1Hで話すことが苦手なので、「だれが」が抜けたり、「何が」が抜けたりして、聴いている側が話がわからなくなっていきます。
そういったことを防ぐためにも、「具体的に話すこと」を徹底してください。
次に、質問したら、お客様のお話は真剣に聴きましょう。思考が飛んだり、途中で質問したくなったりするでしょうが、グッと我慢!!
最後まで聴いてください。なぜなら、あなたがお客様に質問をしたからです。
自分で質問をしておきながら、上の空だったり、遮ったりしないように気を付けてください。
最後に、質問することで、お客様の「価値観の定義」を引き出すことができます。たとえば、
など、お客様の経験や考え方の中にある「定義」を知ることで、お客様と深い会話ができるようになります。
発達障害ホステスは行動力を武器にしよう
発達障害の方は「その場の空気が読みとりにくい」というホステスが仕事をする上でのデメリットがあります。
一般社会は「皆と同じ」であることが好まれる傾向がありますが、水商売は違います。「人とは違う」人が輝く世界です。
「空気が読めない」
「空気の読めない言動」
も、セルフブランディングによっては最高の武器になるので、発達障害であることを卑屈に思うことはありませんよ!
空気が読めないことを武器にする方法
いわゆるKYは、自分からKYだとカミングアウトしてしまうことがオススメです。
「私って空気読めないんだよね」と堂々としていたらお客様は「ふざけるな」となりますが、
と、先に謝ってしまった後に懸命に接客をがんばれば、お客様はそんなあなたを応援してくれるでしょう。また、お金持ちは「変わった人」が大好き!
一般的には「変わった子だな」と思われるようなトリッキーな言動も、「飽きない女の子」として可愛がられる可能性大です。
自身の個性を大事にしながらも「お客様に自分ができることは何か」を常に考えていれば、必ず結果はついてきますよ!
発達障害ホステスは女の子との関係性を今すぐ見直そう
発達障害の方は、友達を作ることが少し苦手だったり、1人でいることを好む方が多いです。
キャバクラでは、一匹狼でもある程度までは売り上げを作れるでしょう。しかし、クラブではそうはいきませんよね。
「つらいな」と思うかもしれませんが、とにかく先輩をはじめ、全ての女の子との関係性をよくしましょう。
水商売は今までの人生に苦労してきた方も多いので、だれに対しても素直で正直でいれば、みんな味方になってくれるでしょう。
特に「報連相」は大切に。自分だけでお客様の管理やお仕事をすることは。今すぐ止めましょう。
「忘れっぽい」という特性が強い方は、日々のメモだけでなく、信頼できる先輩に忘れっぽい症状を伝えておくとよいと思います。
そして、とにかくメモ魔になりましょう。これを怠っては人気ホステスには絶対になれないので、細かい作業が苦手でもそこはがんばりましょうね。
まとめ
本日は『発達障害ホステスでもできる売り上げに繋がるトークテクニック』をご紹介しました。
発達障害でも人気者のホステスはたくさんいますし、発達障害だからこその強み、長所はたくさんあります。
ホステスである以前にあなたらしさを大切に、自分をたくさん愛してあげた上で、ホステスとして、水商売でがんばってくださいね。
人気ホステスを目指して、コツコツ努力を積み重ねていきましょう。
「発達障害でも売れっ子になれるの?」と不安なホステスさんは、『発達障害のホステスが売れることは不可能なのか』も合わせて読んでくださいね!
ホステスの心得