ネガティブな思考を何とかしたい!心折れない達成術

MTSコース

こんにちは。ホステス専門アドバイザー秋好玲那です。→目次はこちら^^

あなたはネガティブな思考にとらわれていませんか?

  • ネガティブな思考を何とかしたい
  • いつもネガティブな自分に嫌気がさしている
  • ポジティブに考えよう!と奮起するも、ポジティブになれず落ち込む

という状態を繰り返している人も多いですよね。なぜ人は「ポジティブ=善」だと多くの人は考えてしまうのでしょうか。それは、エセ心理学や自己啓発系でそう発信されるからですね。

心理学の知識がない人にとっては、そういう記述をたくさん見ると、ポジティブであることが良いことだと思うでしょう。特に自己肯定感が低いと情報精査ができないので、鵜呑みにしてしまいます。

さらにはネガティブな自分にコンプレックスを感じているので、余計にポジティブな人が良く見えますよね。でも、ポジティブ100%って、だいぶアブナイですよ(笑)でも、根性論もアブナイです。

そこで今回は、ネガティブな思考を何とかしたい方への心折れない脱却術をご紹介します。

ポジティブ100%の人は成功しない

ポジティブになりたくてたまらない人にとっては残念なお知らせですが・・・心理学の実験では「ポジティブな人は成功しない」と証明されてるということをご存じでしょうか。

ある大学で男女20名を2チームに分け、ダイエットに取り組むという実験が行われました。その実験では、Aチームには事前に「ダイエットをしたらどんなことが起きるか?」と想像をしてもらったんです。すると、

  • モテる
  • 体調が良くなる
  • オシャレができる

など、いろんな想像が膨らみ、全員がかなりポジティブな気持ちで実験スタート。一方Bチームには何も言わずに、淡々と取り組んでもらいました。さて、どちらが成功したと思いますか?

ズバリ、ダイエットに成功したのはBチームでした。Bチームは平均11kgのダイエットに成功したのに対し、Aチームは全員スタート前と大差なかったのです。

ネガティブ=悪ではない

ポジティブに考えたAチームがダイエットに成功しなかった理由は、ひとつです。「ポジティブな想像をした」から。

人はポジティブな想像をすればするほど、行動量が落ちます。達成したときのことを鮮明に想像することで、脳が勝手に「達成した」と誤認するからです。脳にとってはもう達成済みなので、行動しなくても良くなるわけですね。

一方でポジティブな想像をしなかったBチームには、ネガティブな感情を抱いた人も多かったはずです。

たとえば「運動は大変だ」とか「食欲をコントロールしないといけない」など、結果を出すための道のりを現実的に捉えられたでしょう。これを心理学では「悲観的思考」と言います。

悲観的思考(ネガティブ思考)とは

一見悪いことのように見えますが、ダイエットをするに当たって「運動は大変」も「食欲をコントロールしないといけない」も事実です。つまり、悲観的思考とは、目的を達成するまでの事実を捉えているのですね。

ここに「私にはできない」がくっつくと厄介なだけで、それはネガティブな思考ではなく、自己否定や無価値観です。つまり、悲観的思考とは現実のハードルを捉える能力なので、ネガティブ=悪ではないのです。

結果を出すためにはこの悲観的思考も欠かせない要因なのですね。

  • 運動は大変だ→でも私ならできる(まずは1分から始めてみよう)
  • 食欲をコントロールしないといけない→でも私ならできる(まずはジャンクフードをやめてみよう)
  • 毎日記録を取るのは面倒だ→でも私ならできる(体重計に乗ったら体脂肪率を写真で記録しよう)

というようにハードルを下げて、今の自分にできるところからスタートすれば良いのです。

無理にポジティブにならなくてもいい

私も運動や食事のコントロールは苦手で、とても苦痛です。ではこの「苦痛」を「モチベーションを上げる」という方法で取り除けるか?というと、答えはNOです。

確かに、モチベーションを上げれば一時的に高揚感が高まり、やる気が出て、やれるような気がします。これはあなたも経験があるはずです。

でも「苦痛」が取り除かれるわけではないので、実際には行動量が増えません。やり始めた途端、面倒になったりしんどくなったりして、やめたくなります。そうすると、理想と現実のギャップに心が病み、鬱々とします。

また「運動はいいことだ!」と無理やりポジティブに考えて、無理やり行動させようとすると、反動で燃え尽きてしまい頓挫します。良い面だけを見て困難を乗り越えるということは、人間にはできないからです。

つまり、ネガティブ思考をゼロにしようとすればするほど、あなたは病むということです。だから、無理にポジティブ思考にならなくていいのです。

まとめ

  • ポジティブ思考は結果を出せない
  • ネガティブ思考も必要
  • 無理にポジティブにならなくていい

 

結果を出すために理想的なのは、楽観的思考と悲観的思考のバランスが取れていること。たとえばダイエットだと、たとえばダイエットだと、

  • 私は痩せることができる(楽観的思考)
  • でもその道のりは険しい(悲観的思考)

こう考えられることが重要で、この思考こそが「心折れない目標達成術」なのです。でもそこであなたの自己肯定感が低いと、私は痩せることができる(楽観的思考)と考えることができませんよね。自己肯定感が低いと、

私は痩せることができる(楽観的思考)

こう考えることができませんよね。
自己肯定感が低いと、

  • 私が痩せることは不可能(自己否定)
  • 私に痩せる能力はない(矮小化)
  • 私は痩せても価値がない(無価値観)
  • その道のりも険しい(悲観的思考)

という思考になるため、結果を出せないわけです。ですので、ポジティブになろう!とするより自己肯定感を上げることが大事なのです。

 

 

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