邪推
MTSコース
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら＾＾
▼ ここまでの自動思考まとめ
今回は「0-100思考（白黒思考）」について。心当たりのある方も、ない方も、繰り返し読んでください。認知の歪みに気付いてないだけ、かもしれません。先日も書いたように、気付くことが大事ですから、自分のこれまでの言動に思い当たる点がないか......
「またママに怒られた。私はいつもママを怒らせる」「お客様に口説かれた。みんな色恋目当てで飲みに来てるんだ」「売上を上げるなんて絶対無理だ」そんなふうに考えたことがあるなら、ぜひこの記事を最後まで読んでください。嫌なことというのは目立ち......
以前「ポジティブ100％は結果を出せない」というお話をしましたが、覚えていますか？
重要なのは、楽観的思考（ポジティブ思考）と悲観的思考（ネガティブ思考）のバランスだという内容でしたね。
楽観的思考に傾きすぎてもいけないし、悲観的思考に傾きすぎてもいけません。
...
行動できない理由。...
私が無能だから？...
本記事では、自動思考のひとつ『邪推』について解説します。
邪推とは
邪推とは、誰かの考え方を邪推し、確認をしようとしない考え方を言います。「邪」とついているので、その考え方の方向性がよろしくないもの、というイメージはつかめると思います。どういう感情があるかというと、
- 妬み
- 僻み
- 被害妄想
この３つが大半で、大前提に「自分に悪意を持っている」という思考があります。簡単な例で言うと、
- 挨拶を無視するのは、私のことが嫌いだからに違いない
- 怒ったのは、私のことが嫌いだからに違いない
- 指摘されたのは、私のことが気に入らないからだ
といった感じの自動思考です。でも実際には、単に聞こえなかっただけかもしれないし、何かにとても悩んで考え事をしていて気付かなかったかもしれないし、虫の居所が悪かっただけかもしれないし、具合が悪いのかもしれません。
あなたのことを嫌ってはいないけれど、あなたが本当にやってはいけないことをしたから怒られたのかもしれません。好き嫌いなど一切関係なく、何かを成し遂げる上で問題点を告げられたに過ぎないかもしれません。
まだ何も分からないのに勝手に「嫌っているに違いない」と断定してしまうのが、この歪みの特徴。まだ何もしていないし、実際にどうなるか全然分からないのに「こんなことをしたら嫌われるのでは」と考えるのも、邪推です。
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