話法とは~ホステスが学ぶべき話法と使い方のポイント~

こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
『話法』と一言でいっても、さまざまな手法があります。
ホステスは『雑談力・質問力・傾聴力』と言いますが、それ以外の話法を身に着けなくて良い、というわけではありません。
そして仕事上、話法をそのまま使えば良い、というわけにもいきません。
そこで本記事では、話法の種類と、ホステスが各話法を使う場合の注意点やポイントをご紹介します。
話法とは
そもそも話法とは何かという点ですが、辞書を引いてみると、以下のような説明があります。
- 話し方。
- 書き手または話し手が、自分の話の中に他人の言葉を引用するときの表現方法。直接話法と間接話法がある。
このように、話法とは大まかに『直接話法』と『間接話法』に分類されます。これらは通常の会話の中で使用される話法として有名ですね。
これ以外にも、営業で使われる話法や交渉で使われる話法など、ホステスに必要な話法はたくさんあります。
売れっ子ホステスたちは、こうした様々な話法を無意識に駆使して、お客様と会話をしているのです。
一気に多くの話法を理解するのは難しいので、ひとつずつ着実に身に着けていきましょう。
直接話法
直接話法とは、その人が言った言葉をそのまま伝える方法です。
小説や映画・ドラマであれば、登場人物のセリフそのもの。ブログなどで言えば引用部分に当たります。たとえば、こんなふうに↓
稲田弁護士は「心苦しいが、カード利用者を他の債権者より優遇できない」と説明。カードの未使用残高が客に返還されるかは不透明だ。
人が言ったり書いたりしたものを、直接使用または引用するのが『直接話法』と呼ばれる話法です。簡単に言えば「あの人が〇〇って言ってた」的な話し方のことですね。これは分かりやすいと思います。
ホステスが直接話法を使う場合のポイント
ホステスが直接話法を使う場合、注意しなければならないのは、悪口や陰口、噂話に繋がらないようにすることです。
これはすべての会話において言えることですが、直接話法では特に要注意です。なぜなら先述したように、誰かが言った言葉を直接伝えることになるからです。
「〇〇さんが××って言ってたよ」と伝えると、その話に信ぴょう性が増してしまいます。たとえば、

など。流されない人であれば良いですが、大半の人が不快な思いをするし、その人たちの間柄を壊すことになります。一方で、

などは、良い信ぴょう性が高まって相手を喜ばせることができます。
まとめ
- 話法とは「話し方」と「会話の技術」
- 直接話法とは誰かが言ったことをそのまま伝えるスキル
- 直接話法は信ぴょう性が高まるのでプラスの内容で使うこと
今回は、『話法とは?』と『直接話法』について解説しました。
もっとたくさんありますが、一気に書くと混乱するので、ひとつずつ追記していこうと思います。
次に追記するときまでに、直接話法を徹底的に理解し、無意識レベルで使いこなせるようにトレーニングしてください。誰かが何か言ったとして、
- その内容は誰か(本人)に伝えても良い内容か
- 伝えることで相手(本人)がどう感じるか
- 第三者がそれを聞いたときにどう感じるか?
など、考えながら話しましょう。最初は判断に迷うこともあると思いますが、だんだん慣れてきます。失敗することも大事です、恐れずに経験を積みましょう。
どうしても分からないことがあれば、いつでも気兼ねなく相談してくださいね。
ホステスの心得