ホステスとして致命的な私の資質
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
自分で言うのもナンですが、私は動物と男性に優しい人間です。友達からは「女に厳しすぎる!!」と大ブーイングをいただいておりますが、
と思っています( '∇')ウフフフフ
なんてゆーんですかね。その「私にも(無条件に)優しくしろ」っていう図々しさと言いますか、傲慢さと言いますか。
そーゆーのがイラッとするんですよね。単に『はっきり言い過ぎるので傷付く』ってことらしいんですが、
とも思っています(・∀・)エヘ
今日は、そんな私の現役時代の苦労話です。
以前、『発達障害のあるホステスが成功するための秘訣』という記事を書いたので、今回は自分のことについて語ってみたいと思います。
この記事の目次
『エゴグラムでぶっちぎりのA』を誇る私の脳のデフォルト
私はもともと、抽象的な言葉、抽象的な会話が分かりません。合わない・嫌いというレベルではなく、殺意を抱くほどのストレスを感じます。
たとえば、ご家庭でよく使われる「宿題はー?」という、学校から帰った子どもに対する質問。
その瞬間、私の頭の中では下記のようなことが一気に駆け巡ります。
などなど、膨大な考えがわずか2~3秒で頭の中を駆け巡り、ものすごいパワーを使うことになるのです。
これが『エゴグラムでぶっちぎりのA』という性質を持つ私の脳です。
お客様やママの言っていることが分からないホステス
社会に出て仕事をする上で、これは一番のネックでした。お客様の言ってること、ママやお姉さんの言ってることが抽象的だと、わからない。
- 「明日どうする?」ってなんですか?
- 「これ大丈夫?」ってなんですか?
- 「○○の件どうなりましたか?」ってなんですか?
発達障害ではないですが、思考スイッチをオフってしまうと、お客様との会話もこんな感じになります。
まったくもって難儀(。-`ω´-)ンー
会話にならないと叱られる日々
誰かから「久しぶり、元気?」とメールが来る。「元気だよ」だけ返すと「そっけない」「冷たい」「機嫌悪そう」と言われる。
「元気?」と聞かれたから答えただけなのに・・・( ̄◇ ̄;)エッ
「ホワーイ!ジャパニーズピーポー!」状態。
それじゃ会話が続かない、といろんな人に怒られるわけですよ。無駄話も苦手、女子トークも苦痛。
結論のない話は5分もたない、目的のない会話はすぐ「これナンか意味あります?」って聞いちゃう。会話がメインのホステスとして、致命的な問題。
ホステスとして売れるために、以前に働くために(汗)
幸いにも私は、「私ってなんてダメなヤツなんだ~」と落ち込むことはありませんでした。
何せ『意味のないこと』が嫌いなので、自分を責めてグズグズするという点に合理性を見出せなかった。
というわけで、能力が足りていないのであれば培おう、ということに。
言葉の意味や会話の仕組み、その他諸々死ぬほど学ぶ
私が売れるためにやったことを簡潔に書くと、以下のようになります。
- 言葉の本来の意味を理解する
- 実際に使われるときのメッセージ性をパターン化して覚える
- 人のタイプによってどういう言葉・表現を使う傾向にあるか分析
- 年代や性別、立場による思考パターンを分析
- 集団と単独の心理の違いを分析
- 組織と個人での違いを分析
- どういうときに多くの人は共感・調和を求めるかを学ぶ
詳細は追々記事にしていきますが、とりあえず、それはそれは必死に勉強しました。
それはそれは、それはそれは、大変でした!!!
そのためにあらゆる場所で人間ウォッチングし、分析し、予測を立て、またウォッチング。
会社訪問も、アフターフォロー兼ねて『組織での姿』を見たくて始めました。そのためにビジネスマナーも身につけなきゃならない。
「人間って死ぬ気でやれば何でもできるのね~」と思いましたwその結果、とても言葉に詳しくなったし、スキルは身につきました。
また、夜の街ではお客様も男性がほとんどで経営陣が多かったおかげで、論理的な会話が多く、大変分かりやすくて助かりました。
もちろん、意味のない話もたくさんしますよ、酒場なので。
それでも感情論が少なかったし、彼らが感情論を出してくるときって本当によっぽどだったので、やりやすかったです。
黒服さんたちがいたおかげで、女性達と深くかかわらずに済んだことも大きかった。
そんな私が今現在思うこと
・・・というように、私も努力して売れた側の人間です。
間違っても生まれ持った才能なんかではないし、抽象的な会話や感情論が理解不能という性質は今も変わっていません。
というか、論理思考を変えるつもりはまったくありません(/ω\)ゴメンナサイ
私の欠点は、感情論が嫌いで共感力も調和力もないところです。そこが「冷たい」「ひどい」「キツイ」と言われる所以。
でも、感情論が嫌いだったから好き嫌いでジャッジせずフラットでいられました。
共感力も調和力もなかったから、誰にも理解されないことを苦痛に感じることもなかった。
何より、ほんの数秒でざっと言葉や状況を分析できる力は、私の最大の長所です。
つまり、欠点も見方を変えれば長所、欠点をなくせば長所も失うということ。だから私は、多少の難があっても論理思考をを変える気はありません。
また、今の仕事もそのおかげで成り立っているので、変えてはいけないとも思っています。
・・・ってなわけで。単に「私はこうだったよー」という話なので、抽象的記事ってヤツです(笑)何かしら感じるものがありましたら幸いです。
ホステスの心得