枕営業するホステスは悪い女なの?
こんにちは。ホステス専門コンサルタントの秋好玲那です。→目次はこちら^^
真っ先に断っておきますが、私は枕営業は一切推進しておりません。大事なことなので、もう一度言います。
私は、枕営業は一切、推進しておりません。
と思っています。ですので、
・・・と、心の底どころか、地球のコアレベルでそう思っていますが、枕ホステスの存在は否定しません。また、枕営業そのものも一切否定しません。
私はやらないし、私と接点のあるホステスさんにはしないでいただきたいですが、ご本人様が望んで枕営業をなさる分には、どうぞご勝手にご自由に。
ただし、「こちらに迷惑がかからないのであれば」という条件付きですけど!!!
という考えの私から、めずらしく『実際の枕営業』について話そうと思います。
枕営業とは?
枕営業ってナニ?となるホステスさんのために、枕営業について解説しておきたいと思います。
枕営業とは、性的な関係を提供することで、売上や客単価を上げる営業手法です。
胸やお尻を触るとか、抱きつくとか、キスしてくるとか、そんなレベルの話ではなく、実際に体の関係を持ちます。
ホテル同伴という言葉がありますが、これは枕ホステス(または枕を望むお客様)がよく使う言葉ですね。
お食事行ってお店へ~とか、一緒にゴルフ行ってお店へ~とかが一般的ですが、枕ホステスは「ホテルで一戦交えてからお店へ~」です。
枕ホステスに出会ったことのあるお客様も、「一戦交えてから行こう」みたいな言い方をします。何でしょう、「一戦」って。何の戦いなんでしょうか。
恋愛感情などは一切なく、枕はただただ「身体とお金のみ」の関係です。
ひとりのお客様を固定に枕営業をしている人もいれば、何人ものお客様を相手に枕営業している人もいます。
お客様は、ただヤリたい。枕ホステスは、ただ数字(お金)がほしい。需要と供給が成り立っている者同士が、枕へ発展します。
言わずもがなですが、枕営業の「枕」は、あなたも寝るときに使っている「枕」のことです。同じ枕をともにする、的な。
枕営業するホステス=悪い女なのか
『枕営業をするホステス=悪い女』という論争について、結論から申し上げますと、そんなことないです。
逆手に取れば、『悪い女=枕営業』をするということにもなるわけですが、世の中の悪い女が全員枕営業をしているかというと、そうでもない。
たぶん、多くの人からすると、
と、驚かれるようなタイプだと思います。
あ、もちろん、全身から『私は枕ですオーラ』が放たれているホステスもいます。でも、大半は、おそらく『予想外』です。
- 枕なんかしなくても、十分かわいいのに!?
- 枕なんかしなくても、十分良い子なのに!?
- ものすっごく純粋そうに見えるのに!?
- あんなプライド高い(高そう)な人が!?
みたいな子が、枕営業してたりするものです。
私の知ってる枕ホステスさんたちも、ぱっと見はすごーく華やかで、枕なんか必要なさそうな美人さんだったり、清純そうな可愛らしい子だったりします。
実際に、腹割って話すと、すごく優しくて繊細ないい子。だから、もったいないな、と思うんですよねえ( ̄-  ̄ ) ンー
枕営業するホステスの特徴
ちなみに、プロ意識持って枕営業してる子たちって、気安く触られることを極度に嫌いますね。
ちゃんと『この人』と、相手を選んでやっているので、プライドが異様に高かったりもします。
まあ、そりゃそうですよね。お金を使わせるために体使ってるわけで、タダで触られたら彼女達からすると、立派な万引きに値するでしょうから。
枕営業を自ら好んでやるホステスの特徴は、
- 野心が異様に強い
- 承認欲求が異様に強い
- 男性が使ってくれる金額=私の存在価値
- 恋人または夫に浮気をされたりなどトラウマが強くある
- 父親がいない、或いは父親が浮気性で苦労している
- 母親が彼氏をとっかえひっかえするタイプ
- お金で結構苦労している
- 母親が男に依存しないと生きられないタイプ
などが多いですが、銀座だと1と2が多い印象です(これはこれでアリかな、と思います)。枕営業を渋々やっているホステスの特徴は、
- そうしないと稼げないと思い込んでいる
- 自分が枕営業をしているという自覚がまるでない
- 売上を失う=自分の存在価値がなくなると思い込んでいる
- 枕に限らず何事においてもNOと言えない
- 「お金は誰かがくれるもの」と思っている
- 男性に対する依存心が強い
- 離婚、失恋などで大きなトラウマを抱えている
- 母親と共依存関係が強い
- 自分に自信がなく生きている価値を見出せていない
などが多いですね。仕事に対する野心や承認欲求というよりも、メンヘラ感が強まります。いずれにしても、
という考えが根底にあることは、否めない事実かな、といった感じですね。
実際に枕営業していた私の知人ホステス2名の実話
私の知人ホステスで、実際に枕営業していた事例を2つご紹介します。
1人は、枕営業していることは、公言していませんでした。むしろ「枕営業してるよね」と言われたら、ブチキレたり傷ついて泣いたりする。
それも、演技ではなく、本気で怒る泣く。
見た目は可愛らしくて純粋系ですが、外見に対するコンプレックスが異常で、あらゆる整形を施していました。年齢は、30代前半。
最終的には、彼氏ができて行動を怪しまれ、スマホを取り上げられたことで枕がバレ、水商売を引退することになりました。
もう1人は、わざわざ公言しないまでも、否定もしないスーパー枕ホステスさん。
一般的には『枕するくらいなら風俗のほうが稼げる』というのがセオリーなのですが、このスーパー枕ホステスは違います。
まさに、『体1つ』で3億貯金できるくらい、稼ぎまくりました。見た目も派手系、そこまで美人ではない。でも、とても華のある明るい人です。
現在も、現役でホステス業をやっていますが、さすがに今は枕はやっていないそうです。「なぜやめたの?」と尋ねると、彼女の回答はこうでした。
事実、彼女は貯金額が目標到達した時点で、一度ホステス業を休業しています。その間、鬱状態を改善するために、心療内科にかかっていたそうです。
でも、2人とも『悪い女』ではないですよ。実際に、話すと本当に明るくて優しい子だし、人を想う心もしっかり持っています。
まとめ
- 枕営業するホステス=悪い女!ではない
- 枕営業するホステスは大体2通りの特徴がある
- 実際の枕ホステスはいい子が多い
正直、私の知人2名も、枕なんかしなくても稼げる子たちでした。
ただ、1人は、売上に自分の価値を結び付けてしまった。もう1人は、強い野心を持つだけの『強い何か』が心に刺さっていた。それだけです。
私は、枕も色恋も推進しませんが、色恋は人を騙してお金を引き出すので、そっちのほうが性質が悪いと思います。いずれにしても、
ホステスの心得